カテゴリ:木の物語( 75 )


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警告の赤花?

マルバノキ

マンサク科マルバノキ属の落葉低木。
木の高さは3m前後。
秋が深まると丸い葉っぱが真っ赤に紅葉し、葉が散り始める頃に小さな赤い花が咲く。

紅葉と落葉後の赤花が特徴的で、花がない季節にとっても嬉しい人気の雑木だ。

でも、今年の夏の暑さはこの木にもちょっと影響を及ぼしていて、まだ紅葉しきっていない内から花が咲きはじめた。
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軽井沢では、例年葉っぱの落ちてしまう10月末から11月末にかけて花が楽しめるのに、今年はもう咲いてしまった。

今年の夏の異常な暑さが植物たちの歩みを早めているのだろうか?
暑さの後の極端な気温低下が植物たちを勘違いさせて、焦らせているのだろうか?
平然と暮らしているようにみえても、やっぱり影響受けちゃっているんだなぁ。

いつもと違う草木の動きや変化。
物言わぬ植物たちから、地球規模で環境を変えてしまった僕たち人間への警告なのかもって考えるとちょっと怖い。

マルバの赤花は警告の赤なのかもしれない。

考えすぎならいいのだけれども...。
お気楽に楽しんでもいられないなぁって思う。








by eilakuyagarden | 2018-10-11 21:57 | 木の物語 | Comments(0)


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夏空、神社、百日紅。

真っ青な夏空と百日紅(サルスベリ)。
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サルスベリにはお寺と青空がよく似合う。

サルスベリって日本の木だと思っている人もいると思いますが、実は在来種ではなくて江戸時代以前に中国から渡来した外来種。
でも、もはや夏の日本を代表する木になっている。

和の組み合わせが美しいサルスベリ。綺麗だよねぇ。

by eilakuyagarden | 2018-08-26 00:13 | 木の物語 | Comments(0)


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夏の涼を誘う花「ナツツバキ」

今年は当り年のようだ。
ツバキ科ナツツバキ属の ナツツバキ(夏椿)。
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夏にツバキに似た白い花を咲かせることが名前の由来。
まんまだね。

別名の「シャラ(沙羅)」は誤解が生んだ名前。
仏陀(ブッダ)が入滅したと言われている木が「沙羅双樹(サラソウジュ)」なのだけど、日本ではナツツバキがそれだって勘違いされたのだそうだ。それがそのまま名前になるのが面白いね。

沢山花が咲く年と、全く花のない年があって、沢山咲くと「おっ、今年は当り年だね!」って嬉しくなる。
綺麗に咲いて、潔く花が落ちる姿も和の趣があって素敵だ。

真っ白な5枚の花びら。
花びらのへりが細かく波打ち、花の表面には細かい毛がある。
ツバキの花よりも印象は断然やわらかい。

夏でも汗をかかない京都の舞妓さんみたいにも見えたりしませんか。
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見ているだけで夏を感じ、そして涼しさも連れてくる 「 ナツツバキ 」。

夏の涼を誘う花です。








by eilakuyagarden | 2018-07-11 21:59 | 木の物語 | Comments(0)


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滝 ” 黄モッコウバラ "

しだれ桜の淡紅色の花が満開になり、樹上から流れ落ちる滝のように咲き乱れる姿は ” 滝桜 " などと言われます。

でも、滝 ” 黄モッコウバラ " とは呼ばれない。聞かない。
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ちょっと言いにくいし、何だかハマらない感じがする。



今年の岐阜の黄モッコウバラ。
ハクモクレンの木を自力で登り、淡黄色の花を無数に咲かせた姿はまさに流れ落ちる滝。
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毎年流れ落ちる場所は変わるけど、今年も樹上から見事に降り注ぐ黄モッコウバラ。
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近くで見ても、
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遠くから眺めても、下から見上げても、
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敢えてこう呼ばしてください、滝 ” 黄モッコウバラ ” 。
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どこから見ても壮観です。






by eilakuyagarden | 2018-04-30 21:53 | 木の物語 | Comments(0)


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木五倍子

「木五倍子」は「キブシ」と読む。
読めないよねぇ。読めない、読めない!

春の始まりを教えてくれる雑木。
僕の好きな木の一本。

ごく普通に山の中に生えている、ごく当たり前な雑木。
株立ちで、よく枝分かれして、少し樹形が暴れる。
でも、思い切って幹を株元から切って、自分好みの姿に整えることも容易で、木の動きを大胆に表現できる木でもある。
そんな幹の、枝の動きが大好き。

落葉低木なので樹高も5m前後。
高木の下に入れやすくて、自然な植栽を作りやすい。

そして、何よりブドウにようにたわわについた淡い黄色の小花が可愛くて好き。
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多分、これから作るお庭でも、また、きっと、植えることになる大好きな木。

ごく当たり前の、普通の雑木。
そんな普通の木が僕は大好き。

お客さん達にも気に入ってもらえるといいなぁ。







by eilakuyagarden | 2018-04-28 23:12 | 木の物語 | Comments(0)


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花と新緑の春

今年の春はとっても美しい。
ここ数年で一番の美しさだ。
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例年ならコブシが終わり、カラマツが芽吹き、枝垂桜が満開になる。
でも、今年は一度に全てがやってくる。
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コブシの輝きもまだまだ衰えない。
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花と新緑の季節。

毎日の庭仕事がとっても楽しい!
最高の春です!






by eilakuyagarden | 2018-04-27 00:20 | 木の物語 | Comments(0)


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コブシ の告げる春

軽井沢の町の木といえば ” コブシ "。
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アブラチャンやダンコウバイと同じで春を告げる木。
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軽井沢の森に入ればどこにでもあって、どこからでも立派な大木を見ることができる。
成木ともなれば樹高は15m以上にもなる。
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高木のコブシの花はどこから見てもよく目立つ。
満開になったコブシの花。
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大きな木が、白く、美しく輝いている。



コブシの名前の由来は、秋につける果実の形が、手を握った ” 拳 ” に形が似ているからと言われている。春一番に咲くコブシの木は農作業を始める目安となっていたために、東北では「タウチザクラ」、「タネマキザクラ」などとも呼ばれている。
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僕たちもコブシが咲くとそろそろお庭のメンテナンスを始めないとって焦ります。ちょっと急かされている気がします。



しかし、今年のコブシは花数が多くて、とても綺麗。
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例年よりも白さが際立っている気がします。
冬の寒さが厳しくて、一気に暖かくなったからかもしれません。



コブシの花がたくさん咲くと、その年は豊作になるって言い伝えがあります。
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野菜だけでなく、野草も沢山花を咲かせて、庭が賑やかになるといいなぁ。

コブシにまつわる豊作の言い伝え。

どうか、当たりますように!












by eilakuyagarden | 2018-04-16 21:36 | 木の物語 | Comments(0)


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春の灯火 アブラチャン

早春のまだ明るい軽井沢の森。
その中をみると、モヤーっと黄色く燃えているように見える。

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「アブラチャン」の小さな花だ。

淡い黄色の小花が細い枝先に沢山咲いて満開になる。
木々の枝をくぐり抜けた太陽の光がその花に明かりを灯し、森が一層明るく照らされる。

「さぁ、皆、そろそろ起きようよ!」って催促しているのかもしれない。


アブラチャン。
まるで人の名前のようだよね。

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漢字で書くと「油瀝青」。油(アブラ)+瀝青(レキセイ)。

瀝青は天然アスファルト、コールタール、石油アスファルト、ピッチなどの天然に産する固体、半固体の炭化水素類の一般的総称。黒くてネバネバした油ってことだね。これはチャン (chian turpentine) とも呼ばれます。

アブラチャンは種子や幹に油分が多くて、とっても燃えやすい木として知られている。雨の日でもアブラチャンがあれば火がおこせる。そう、だから油が沢山とれる木なので 油+瀝青=アブラチャンと呼ばれているという説がある。まあ、確かに幹も種子もよく燃える木なのです。

そんなアブラチャンの炎が花の色となって、早春の森を明るく、暖かく照らす。その明かりに誘われて沢山の植物たちが起きてくるのかもしれない。アブラチャンの明かりが春を連れてくるのかもしれない。

あっ!サンカヨウが起きてきた。

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きっとそうだ!
そうゆう事にしておこう(笑)。


アブラチャンの灯火に照らされた軽井沢の森。
季節は春。

さあ、みんな目を覚ませ!








by eilakuyagarden | 2018-04-14 22:08 | 木の物語 | Comments(0)


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重なる春 満開ジューンベリー

散り始めたソメイヨシノ。
風が吹くたびに雪のように舞う桜の花びら。

岐阜のサクラはこの週末で見納めになりそうです。

でも、重なる春に休みなし。
例年なら桜のあとに咲き始めるジューンベリー。
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数日前にほころび始めたと思っていたジューンベリーの蕾は、この異常な暖かさに昨日今日で一気に満開になってしまった。


綺麗だなぁと思う反面、この異常な開花スピードが怖くもある。
この先の異常な天候が襲ってこないか不安になる。
大丈夫かなぁ?
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まあ、でも、咲いてしまった花に罪はない。


満開ジューンベリー。
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しっかり愛でて、春の美しい景色を楽しませてもらいます。


さあ、次は何が満開になるのでしょうか?
例年通りならば、次は黄モッコウバラなのですが...。

重なる春。

今年の春はちょっと忙しい感じです。





by eilakuyagarden | 2018-03-30 22:23 | 木の物語 | Comments(0)


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サクラ サクラ

山を下って、里に来た。

まだまだ雪の残る軽井沢と違って、岐阜はもう春本番。
暖かいというより、暑い!
寒い気候に慣れた体に、+20℃の温度変化はとても応える。

それでも、やっぱり春は春。
足も軽く、歩みも早く、外が恋しくなる。

気持ちいい青空。
散歩日和。


サクラ、サクラ!
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ピンクの蕾が混じる5分咲きぐらいが僕は好き。



でも、この暖かさであっという間に梢は満開になる。
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岐阜大学農学部の跡地にできた学びの森。

その一角。子供の頃からあるソメイヨシノの桜並木。
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歩道は綺麗になったけど木の並びは変わらない。
昔はこの近くに牛がいた。
多分、その頃のこの桜はもっと若く、細かったんだろうなぁ。

ソメイヨシノの寿命は短い。
だけど、このサクラ達はまだまだ綺麗に花開いてくれそうだ。
なんだか嬉しくなる。

ここは、このままで、いつまでも残っていて欲しいな。

サクラ、サクラ。

春だなぁ。








by eilakuyagarden | 2018-03-25 22:13 | 木の物語 | Comments(0)


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