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カテゴリ:木の物語( 84 )


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母が救った “ シャリンバイ ”

岐阜の庭にある木漏れ日の一角。
ハナミズキとムクゲ “ ブルーバード ” を主木に、低潅木と草花が重なった庭の景色。
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ヤクシマシャクナゲ、ミツバシモツケ、ホタルブクロ、初雪カズラ etc...

その個性的な植物たちの真ん中で、白く輝く花を咲かせているのが “ シャリンバイ ” だ。
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“ シャリンバイ ” って木を知っていますか。
バラ科シャリンバイ属の常緑樹。樹高が1〜6mの低木〜中木。葉っぱが “ 車輪状 ” に群がってつき、花が梅に似ているから 「シャリンバイ」 って名前。樹皮や葉にタンニンを多く含むので、大島紬を褐色に染める時にこの樹皮を用いたりする。こんな所がこの木の一般的な説明になります。

ただ、僕の印象はあまり良い木ではなかった。
“ シャリンバイ ” は環境汚染にとても強い木で、潮風や風害にも強い。簡単に育つし、ローメンテナンス。雑に切っても枯れない。常緑で、見た目にも強い。とにかく強いのである。

だから、環境汚染の激しい工場や通行量の多い道路脇、集合住宅の目隠しの生垣、潮風に耐えるので海岸近くの家の生垣。とにかく、生垣に大量に列植されて、雑に植えられて、雑に扱われて、それでも耐えて、根付いて大きくなって暴れて、だから、また雑に切られての繰り返し。僕の中では、軽井沢の敷地境界に大量に列植されるドウダンツツジやイチイの木と同じで、残念な木の一つだった。


永楽屋ガーデンを立ち上げる前に、東京でガーデナーをしていた時にそんな木の幼木を譲り受けた。手伝っていた会社の人が余って捨てるっていうから貰ってきた。でも、僕の中では前述の通りで、残念な木の一つでしかなかったから、正直どうしようか困って、苗のまま岐阜の苗畑の一角にずっと置いてあった。枯れたら枯れたで良い、そんな扱いだった(ほんとひどいよねぇ、ゴメンなさいです)。

そんな木を救ったのは母。

いつまでも残念な苗のままでいたシャリンバイを、ハナミズキと屋久島シャクナゲの下、株元を覆い隠すハツユキカズラに埋もれるように僕に内緒でコッソリ植えた。僕がその苗を毛嫌いしているのを知ってかしらずか、気がつかないように植えられていたから、気がついたのはすっかり根付いた頃だった。なんだよ!って最初は思ったけど、まあ根付いちゃったし、どんな景色になるのかこのまま育ててみようと思って、特に剪定とかもせずに(大きく暴れたら切ってしまおうって思っていた)そのままにしておいた。

あれから4年。大きく育ったハナミズキの下の木陰は結構暗く、混み合った株元は根を張る場所の取り合い。後から入った木が大きく根を張れる余裕はない。だから、後から入ったシャリンバイは4年経ってもそんなに大きくなることもできず、その場所で育てる大きさに落ち着いて、今年、ようやく花を咲かせた。
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僕にとって “ シャリンバイ ” は残念な木だった。

でも、今年、この木漏れ日の下の風景をみて、すっかりその印象も変わった。いい感じでこの木陰に溶け込んでいる。
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木陰だからこそ、この花の美しさが際立っている。あぁ、こういう形で重なったのなら シャリンバイ ってこんなに綺麗な景色をつくるんだって見直した。母がこの場所にコッソリ植えたことが、この木を救い、僕の印象を変え、改めて植物の住処、使い方を考える目を育ててくれた。まあ、これから大きくなっていったら、個性を活かせるように整えてあげよう。今はそう思いなおした。

母が救った “ シャリンバイ ” に色々教えられた、木漏れ日の庭での一日でした。




by eilakuyagarden | 2019-05-12 19:47 | 木の物語 | Comments(0)


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雪 と マンサク

昨日、季節外れの雪で、真っ白に覆われた雑木林の庭。
そこにあった一期一会のコラボの話し。
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昨年の秋にこの庭に連れてきた “ マンサク ” の木。
一月前。3月初旬のこの庭のマンサク。
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植えたばかりの木には花芽がつかないことが多い。
だから、今年の花は無理かなぁって思っていたのだけど、この時に、いくつかの花芽がついていることを確認。
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期待が高まり、まだかまだかと開花を楽しみにしていた。

あれから一ヶ月。
そろそろ花が咲いているかなぁと気になっていた矢先の季節外れの雪。
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そう、今、この時にしか見られない特別なコラボ。

出会えました。

「 雪とマンサク 」
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白と黄色。一期一会のコラボレーション。

線のような花びらが、吹き戻し(ピロピロ笛)を吹いた時の様に四方向にのびた花。
中央の真っ赤な萼片の赤も鮮やかな マンサクの花。

「先ず咲く」が東北で訛って「まんず咲く」となったのがマンサクの名の由来。
ダジャレのような由来だけど、覚えやすくていいよね。
本当に早く咲く。

上の写真の3月初旬の軽井沢の庭のマンサクの蕾がまだ硬い頃、御代田町の図書館の前にあるマンサクは 満開だった。
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標高差が約100mで、軽井沢の方が開花が約一ヶ月遅かった。

でも、やっぱり周りの木々に比べればマンサクの開花は早い。
だからこそ見られた、雪とマンサクのコラボ。

雪の結晶のアクセサリーをまとったマンサクの花。
綺麗だなぁ。
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こんなコラボを見られるのは今、この時だけ。
一期一会。

季節外れの雪もいいものです。
外にでないなんて勿体ない!

次は “ オオヤマザクラ ” が満開の頃に...。





by eilakuyagarden | 2019-04-11 08:00 | 木の物語 | Comments(0)


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花冷えの桜

3月25日に開花した岐阜の桜。

開花後、花冷えの冬と初夏のような春を繰り返してやっと満開の一歩手前。

キラキラした春の日差しに輝くソメイヨシノ。
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でもね、日が陰るとまだまだ寒いのです。

花冷えの桜。

パッと咲いて、パッと咲く。
その儚さが桜の魅力なんですけどね。

まあ、長く春を楽しめるのもいいものです。




by eilakuyagarden | 2019-04-05 21:15 | 木の物語 | Comments(0)


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キブシ(木五倍子)

早春に咲く木の花にも黄色が多い。

” キブシ " の花もその一つ。
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僕の好きな雑木の一つ。
葉が開く前に、黄色い小花が並んで咲く面白い花序(花軸につく花の並び方)。
ブドウのように垂れ下がる様子は、山の中でとても目立って、明るい林をもっと明るく照らしてくれる。
樹高も低くて、株立ちで、枝を放置するとちょっと暴れるけど、うまく仕立てると綺麗な樹形が空間を埋めてくれる。自然な庭づくりでの使い勝手の良さも好きなところだ。

キブシは漢字で「木五倍子」。
「五倍子(ぶし)」とはヌルデの葉に寄生するヌルデミミフシアブラムシがつくる虫こぶのこと。この虫こぶにはタンニンが多く含まれていて、薬用や皮革なめし用、そして最も有名な用途が " お羽黒 ” だった。でも、ヌルデの五倍子は質が良く高価で、使えるのは上流階級の婦人に限られ、庶民のおかみさんたちは安価なキブシを用いてお歯黒を染めた。五倍子の代わりになるからキブシ。

高価な五倍子も、安価な木五倍子も、名前の由来は別として、まあ、よくもお歯黒に使えるって見つけたものだ。最初に使った人の興味と勇気に感心してしまう。人間の探究心というのは侮れません(自然とともに生き、暮らしてきた日本人だからでしょうか)。

早春の雑木 " キブシ ”。
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若葉が芽吹く前の林で、この見事な黄色い花の列を見つけてください。





by eilakuyagarden | 2019-03-24 21:12 | 木の物語 | Comments(0)


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あの頃のままに、満開 “ 白梅 ”

弥生(やよい)、三月。
ポカポカ陽気。

子供の頃、遠く感じた懐かしい小道。
遠い記憶を頼りにぶらり歩くと、そこにある変わら景色に笑みが溢れる。

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田畑(でんぱた)の草はら。
黒壁の蔵。
錆びたトタン屋根と無愛想な電信柱。
ありきたりな里の風景を飾る、雪のように美しい満開の " 白梅 " 。

きっと、あの時のままじゃないのだろう。
でも、記憶の中のあの頃のままな景色に心が和む。
ちょっとタイムスリップした気分。

多分、あの頃に感じた、心の中の記憶が僕の庭づくりの原点なんだ。

岐阜の春。
里の春。

もっと、もっと、いい庭を、記憶に残る景色をつくっていこう!




by eilakuyagarden | 2019-03-01 23:37 | 木の物語 | Comments(0)


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雪を溶かす 命のあたたかさ

雪の庭はやっぱり美しい。

常緑の ” ヒメアオキ ”。
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雪の白と木の緑。そしてポッカリ空いた株元の土のクロ。
シンプルな構成で美しく輝く姿。
雪の中で見る緑は冬の楽しみの一つ。

緑を纏ったままで、厳しい寒さに耐える植物の周りは雪解けが早い。
植物の幹を中心に丸く雪が溶ける。
命のあたたかさを感じる。

雪が早く溶けるってことは、やっぱりその周りだけ温度が高いってことだ。
白い雪は太陽の光を反射してしまうからなかなか溶けない。
だけど、色の濃い植物の幹は降り注ぐ太陽光と雪の反射光の両方で暖められて、測ったことはないけれど、多分、幹の表面も中も、ほんわか暖かくなっているんだと思う。スキーに行くと雪上の日差しは厳しくて、立っているだけでも暑くって気温が低くても半袖で平気だったりする。日焼けも半端なくて顔なんて真っ黒になる。人間だってそう感じるんだもの、雪の中に生え、より雪面に近いところいる植物の幹の温度上昇なんて想像に難くない。

それに、葉がついているから陽が出れば光合成もするだろう。ということは雪の下では、根が地中からの水を吸い上げている。吸い上げた水の通り道(導管)は幹の表皮のすぐ下にあるから、吸い上げた水も結構暖かくなるはず。そんな暖かい水が植物の中を巡れば、植物のほのかな温かさで周りの空気も暖かくなるはず。だから、植物の周りだけ雪解けが早いって現象も理解できる。

外から暖められ、内からも暖められ。
雪を溶かし、この景色ができる。
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雪の中に立つ緑がみせる命のあたたかさ。

植物の力強さを感じる景色です。








by eilakuyagarden | 2019-02-06 22:16 | 木の物語 | Comments(2)


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「木草張り付く」二月

今日は「立春」。
例年のこの時期なら『立春ですが、外はまだまだ寒いですね』なんて書きたくなるほどの寒さなのですが、今日は言葉通りに春の陽気。

散歩道から望む浅間山。
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一昨日真っ白だった冬山が、あれよと言う間に春山の様相になってしまった。


もう二月。
「如月(キサラギ)」です。
” 如月 " の語源には諸説あるらしいのですが、この陽気だと " 草木の芽が張り出すと言う意味の「木草張月(きくさはりつき)」が変化した " って由来が確信をついているように思えてくる。四季の変化を敏感に捉える日本人の感性が感じられる美しい言葉です。

そうなんだよねぇ、本当に今日は歩いていて春を感じた。
もう木々が芽吹いて、野草が勘違いしてなんて思っていると、いつも普通に見ているこの景色が木々の芽吹きに見えてくる。
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遠くからみると、早春に黄色い花を咲かせるクスノキ科クロモジ属の木々の誰かかな?なんて見えたりする。そうだね、この鮮やかさなら " ダンコウバイ ” に見えてもおかしくない。

いやいや、でもちょっと早すぎです。
いくら暖かいといっても標高800m。高地の山里の2月は春の芽吹きにはまだまだ早すぎです。

じゃあ、この鮮やかな黄色の花はなに?
いえいえ、これは花じゃなくて、果実。
鮮やかな黄色の実。
近ずけば、その正体は明らかだ。
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モミジの樹に寄生した ” ヤドリギ ” の果実。そう、冬の鮮やかな果実といえばこれしか無い。

ヤドリギを知らなければその木に熟した果実にしか見えません。それほど枝いっぱいに実がついていて見応え十分。

野鳥に早く食べてと鮮やかな色でアプローチ。
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寄生木 " ヤドリギ " 。
さて、次はどの樹に宿るのだろう。

二月 ” 如月 " の由来は 「木草張月(きくさはりつき)」じゃなくて、「木草張り付く」二月なのかもしれない。

春の訪れが待ち遠しいなぁ。







by eilakuyagarden | 2019-02-04 21:34 | 木の物語 | Comments(0)


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枯れ花の輝き(ノリウツギ)

アジサイより遅くて夏頃に白い綺麗な花が楽しめる " ノリウツギ ”。


冬晴れの空の青に映える茶枯れた花が、冷たく澄んだ空気の中で美しく輝く。
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凛とした静寂の中で、枯れてもなお輝きを増す花。

冬の庭は神秘的だ。





by eilakuyagarden | 2019-01-04 22:35 | 木の物語 | Comments(3)


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メギ( 目木 )の庭

メギ と セイヨウイワナンテン で彩られた庭。
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庭の境界に抜けた部分があって、泥棒よけにとシュラブローズとメギを植えた一角で、年中緑が絶えることのない場所でもある。といっても、年中絶えないのはセイヨウイワナンテンだけで、落葉低木のメギは例年だと今時期には葉が落ちてトゲトゲの茎だけになる。

でも今年はやっぱり暖かいようで、まだ紅葉したメギの葉が残っていて冬の日差しにキラキラ輝いている。

春に黄色い花をつけ、夏は緑葉を楽しんで、秋になると真っ赤に熟した果実や紅葉が楽しめる「メギ」。幹に生える鋭いトゲだけがたまにきずではあるが、地味だけど結構好きな低木なのです。

漢字で書くと「目木」。
字からもわかるように目に係わりのある低木で、アルカロイドを含んだ幹や枝を煎じた液体には抗菌作用があって、それを結膜炎などの眼病患者の洗眼に用いるこから目木となったそうだ。結構役にも立つ木なのである。

耐寒性もあって強健。きつい刈り込みにも絶えるから生垣などにも使える。
でも、できれば株元から立ち上がった茎を自然に伸ばし、これくらいに間のあいた株立ちにするとスッキリと優しい樹形になってイイ。
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株立ちで、一本の茎の根元から次々に勢いの良い若い茎を立ち上げるから、太く高く育った古い茎を株元で切り戻し、若くて柔らかい株元から生えてきた若い茎だけで株を作ると優しくて涼やかな雰囲気の樹形を楽しめる。

秋の終わりの葉が落ちた時にチョットだけ痛い思いするけど、バラよりも断然手間いらずで失敗もない。自然派ガーデナーとしては花だけ楽しんだら終わりのバラよりも庭を飾る低木として優秀だって思うのです。最近は品種改良されて葉っぱの色が鮮やかな品種も出ていますから、是非庭で使って欲しいなぁ。

素敵ですよ。





by eilakuyagarden | 2019-01-03 22:05 | 木の物語 | Comments(0)


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警告の赤花?

マルバノキ

マンサク科マルバノキ属の落葉低木。
木の高さは3m前後。
秋が深まると丸い葉っぱが真っ赤に紅葉し、葉が散り始める頃に小さな赤い花が咲く。

紅葉と落葉後の赤花が特徴的で、花がない季節にとっても嬉しい人気の雑木だ。

でも、今年の夏の暑さはこの木にもちょっと影響を及ぼしていて、まだ紅葉しきっていない内から花が咲きはじめた。
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軽井沢では、例年葉っぱの落ちてしまう10月末から11月末にかけて花が楽しめるのに、今年はもう咲いてしまった。

今年の夏の異常な暑さが植物たちの歩みを早めているのだろうか?
暑さの後の極端な気温低下が植物たちを勘違いさせて、焦らせているのだろうか?
平然と暮らしているようにみえても、やっぱり影響受けちゃっているんだなぁ。

いつもと違う草木の動きや変化。
物言わぬ植物たちから、地球規模で環境を変えてしまった僕たち人間への警告なのかもって考えるとちょっと怖い。

マルバの赤花は警告の赤なのかもしれない。

考えすぎならいいのだけれども...。
お気楽に楽しんでもいられないなぁって思う。








by eilakuyagarden | 2018-10-11 21:57 | 木の物語 | Comments(0)


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  長野,軽井沢,岐阜 風景に溶け込む雑木の庭自然な庭造りと里山園芸
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