カテゴリ:野草の暮らし( 118 )


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袋果はじけて


綺麗にはじけた " 紅花ヤマシャクヤク " の袋果(タイカ)。

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大きな五つ星の袋果がキレイに開いて、沢山のタネをこぼしている。

赤いトウモロコシみたいなのは偽のタネ。
ダークブルーの丸い種が本物。

はじけた袋果の見た目は、花の美しさに比べると...ちょっとね、ちょっとだけグロテスク。でもタネの輝きは黒真珠のようなテリがあって、まるで宝石。

紅花ヤマシャクヤクって、山野草の中では本当に宝石のような価値がある。
とっても貴重な存在。そして美しい。

だから、この一粒一粒を、また大切に、大切に育てていくんだ。

タネを蒔いて、発芽するまで2〜3年。
そこから花が咲くまでまた同じ年月を要して、この花と同じくらい見事な袋果が弾けるまで更に数年。

僕たちは花の生きる庭と共に生きているんだ。
いい花咲かせなきゃ。



by eilakuyagarden | 2018-10-02 20:41 | 野草の暮らし | Comments(0)


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アサマフウロ と ハクサンフウロ

フウロソウは夏から秋に綺麗な花を咲かせる山野草のひとつ。
漢字で「風露草」と書く。

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朝、フウロソウの花びらにまん丸い露がおりて、か細くてなよなよしたフウロソウの花茎が優しい風に揺れると、花びらの上で露の玉がユラユラ動いているという美しい情景が 「風露草(フウロソウ)」の名の由来だ。

その仲間は例えばゲンノショウコとかが代表的だけど、山谷に当たり前に生えていて、気にしていなくても目にしていることが多い。

秋の空気感に包まれた軽井沢の庭。
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この庭の中に暮らすふたつのフウロソウ。

一つがロックガーデンに暮らす「ハクサンフウロ」。
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石川県の白山からの採取品をもとに図解されたから ” ハクサンフウロ "。
どこの山にもみられて、その美しさは他の種に間違うことなくそれだとわかる。

切れ込みの多い葉っぱ。
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ピンク色の5弁花に雄しべが綺麗に放射線状に並んでいる。
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その鮮やかで優しい花色が秋の庭に彩りを加える。
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もう一つがハルニレの株元に暮らす「アサマフウロ」。
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名前は浅間山にちなんでいる。

切れ込みの多い葉っぱはハクサンフウロに似ている。
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その切れ込みはフウロソウの中で最も細かいと言われているのだけれど、ぱっと見はハクサンフウロと変わらなく見える。

アサマフウロの花色はハクサンフウロよりも濃いピンクだという。
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でも、この庭の二つのフウロソウの花色は全く同じ色に見える。
ハクサンフウロを植えた時は確かに花色がもっと薄かったように感じたけれども、ここに植えて2年経ち、同じ環境で育つ2種類のよく似たフウロソウの今年の花色はとうとう同じになってしまったのかもしれない。
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草丈も、株の広がりもよく似た感じ。
さて、どう違うのだろう?

それぞれの株をよく観察して、代表するような葉っぱと花びらをとって並べて比較してみた。

まずは葉っぱ。
左がハクサンフウロ、右がアサマフウロ。
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う〜ん、アサマフウロの方が細かく深く切れ込んでいるようには見える。
細かいっちゃぁ細かい。違うっちゃぁ違う。
けど、似てるっちゃぁ似てる。難しい。


次は花。
よく見ると少し花びらの形が違っている。
ハクサンフウロの花びらはコロンと丸くて、
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アサマフウロの方は先がちょっと尖って、少しシワ?が入っている感じで、少し細長い。
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それぞれの株の中の沢山の花をこの観点で見比べて見ると、たしかにハクサンフウロの方が花がコロンと丸く、可愛い感じがする。
それでも、これも、もしかするとこの庭の中での個体差だけなのかもしれない。

でもね、こうやって一つの花をじっくり観察すると気がつかなかった花の特徴が見えてきて面白い。それぞれの個性を見つけてあげるのもまたガーデナーの仕事です。

さて、ともあれ、白山、浅間、どちらの山にちなむフウロソウもやっぱり綺麗。
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秋の庭の情景に欠かせない美しい野草なのです。










by eilakuyagarden | 2018-09-11 19:02 | 野草の暮らし | Comments(0)


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名が体を表さない "イボクサ "

イグサの穂が赤茶けて秋の色が濃くなってきた湿地に純白の花が咲いていた。

見たことあるような花だけど、こんなに真っ白な湿原の花は知らない。
でもよく見れば、白いけど、これはどうやら ” イボクサ " だ。
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本来の花色は真っ白でなく淡い紅色をした三弁花なのだけど、これはどうも白花変種した個体のようだ。
白花変種とは、本来は色がついた花なのに、花びらで色素が作られないで真っ白に見える花のこと。花びらの細胞の葉緑体が発達しなかったから実際は透明に近いのだけど、雪と同じで光が乱反射しているから白く輝いて見える。だからとっても白く見えるし、雨露に濡れると花びらが透明になる。

イボクサは湿地や水辺に生えていて、多肉質の茎の節々から根を出して地面にへばりつき広く広がっていく。抜こうとすると節々でプチプチ切れるから一度生い茂ると抜くのも大変だ。かなり広範囲に繁茂するので、田んぼで繁殖するとその重さで稲を倒伏させてしまう。コメ農家さんからしたら傍若無人な厄介者っていう存在。ちょっとかわいそうな気もする。

イボクサの名の由来もちょっとかわいそう。
昔の民間療法が名前の由来で、この植物の葉や茎をちぎると透明な粘り気のある液が出てくるのだけど、それを疣(イボ)に擦り付けるとイボが取れると信じられていた。だからこの名前がついたのだけれども、なんか可愛くないし、疣のイメージが悪すぎてちょっと可哀想な名前だ。しかも、それなりにイボ取りの効果があるならいいのだが、イボ取りのイメージは名前の由来だけでその効能はないという、なんとも踏んだり蹴ったりな名前なのだ。

イボクサはツユクサ科の植物なので、仲間にはムラサキツユクサって素敵な名前の植物もいるのに、コメが主食の日本人にとって米づくりの厄介者の名前は可愛くなくてもいいのかもしれない。

ちょっとかわいそうなイボクサの花。
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でもね、純白のイボクサは花も姿も綺麗なのです。
みかけたら愛でてあげてください。





by eilakuyagarden | 2018-08-24 19:07 | 野草の暮らし | Comments(0)


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涼しき響き ” エゾスズラン ”

蒸し暑い。軽井沢なのに熱帯のような蒸し暑さ。
日中はエアコンがないとたまらない、夜の蒸し暑さも里の暑さと遜色ない。

軽井沢の別荘はエアコンの無い家が多いけど、この暑さが続くと避暑に来てるのに避暑にならない。そんな暑さだ。

赤道付近のジェット気流が、今、ヨーロッパと日本付近で北の方まで蛇行していて、熱帯の熱い空気が運ばれて来ているというが、これが毎年のことになったのなら、もう軽井沢も避暑地でなくなってしまう。多分、植生も大きく変わってきてしまうかもしれない。バナナが育ったりして(笑)。でも、笑い事でなくなりそうで怖い。
そんな想像が湧いてきてしまうくらい暑い、そんな今年の夏なのです。

そんな暑い中だから、可憐な植物でも眺めてちょっと涼んでもらいましょう。

花を見なくても、名前を聞くだけでチョット涼しくなる植物に先日初めて出会った。

つぼみの時に見た花姿で、なんか見たことがあるぞって思った。
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多分、ランの仲間だよなぁ。
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花が咲いて、ん? 見たことある顔だけど、緑の花? なんだ?
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調べてはじめてその名前を知った。
この花の名は ” エゾスズラン ” 。
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スズランて名前にあるけどスズランの仲間では無いし、似てもいない。

これは近縁の ” カキラン ”。
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花の色が柿に似ているからカキラン。

エゾスズランは緑のカキランというぐらい花姿がそっくり。
名前の響きも涼しげだけど、緑の花色が視覚的に涼しくて爽やかだ。

それぞれ好きな生存環境も違う。カキランは水辺が好き。 ” エゾスズラン ” は比較的明るい林の縁にひっそりと咲いている。

林の中にいるとひっそりと佇んでいるから、周りの緑に同化して気がつきにくい。
ランの花っていうと艶やかで派手な印象があるけれど、こんなにひっそり咲く地味なランもいいでしょ!

涼しい響きの夏向けな ” エゾスズラン ”。

多分ちょっと恥ずかしがり屋さんだから、みつけてもそっとしておいてあげてください。







by eilakuyagarden | 2018-08-12 18:58 | 野草の暮らし | Comments(0)


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ソバナ の " 菜 " は食通の証

見た目だけで涼やかな気分になれる野草がある。

木漏れ日が気持ちいい深山の林の中。
漏斗型の青い小花をたくさん吊り下げた ” ソバナ ”。
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可愛い小花が林を抜ける風にゆらゆら揺れている。

名前の由来には「蕎麦菜、岨菜、杣菜(そまな)」などの三つの説がある。
茹でる時に蕎麦の香りがするから " 蕎麦菜 " 。
険しい岨道(そばみち)に生えているから " 岨菜 " 。
山で仕事をする樵(きこり)を ” 杣人(そまびと)”と言い、彼らが好んで食べたから " 杣菜(そまな) " がなまって " ソバナ " 。

名前の由来は様々で面白い。

食べたことはないけれど ” ソバナ ” の ナ は、食用になるから菜であって、杣人が好んで食べるのだからさぞ美味しいのだろうけれど、こんなに綺麗ではどんなに美味しくても食べられないよねぇ。
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和名の由来は本当に面白い。
こんなに綺麗なら、その美しさが名の由来になっていてもいいものなのだが...。

ソバナ の " 菜 " は食通の証。
日本人は食いしん坊だ!








by eilakuyagarden | 2018-07-30 20:43 | 野草の暮らし | Comments(0)


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夏のさし色 フシグロセンノウ

手入れを終えた夏色の庭。
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眩しい緑をより美しく引き立てる夏の花達。
個性的なホスタ、淡いピンクのチダケサシに濃いピンクのキョウガノコ、青紫のシオン、キキョウの青花は夏の定番。
それぞれがあまり主張しないくらいのボリュームで、庭にちょっと彩(いろ)を添えるくらいの方が涼しげでイイ!

でも、この花色を視覚的にグッと一つにまとめて、さらに全体を美しく魅せてくれている花がいる。わかりますか?



それがこの " フシグロセンノウ "。
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蛍光オレンジの少し鮮やかなフシグロセンノウの花。
優しい草姿なのだけれども、緑の草原や、少し薄暗い林の中に自生している姿は、たった一輪でもココに居るよってわかるくらい個性が強い。


この夏の庭には、まだたった3輪しか咲いていないけれども、この夏のさし色が入るだけで庭がグッと引き締まって、全体の彩をまとめてくれる。
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写真を見ながらこの花がいない場合の庭色をちょっと頭で想像してみてください。
ねっ、少し間が抜けて、色が広がって、寂しい感じがしないですか?

色のバランス、形の組み合わせ、その大きさや個性、もちろん植物の好きな住環境。
それらを考え、成長した数年後の庭の姿を想像して植栽をデザインし、その季節ごとのさし色を考えたり。これがガーデナーの腕の見せ所。腕が鳴ります。


夏のさし色はやっぱり ” フシグロセンノウ " がいいな。
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さし色だから増えすぎたら減らして、ポイントで咲くようにすることも大事です。

皆さんの夏色の庭にもフシグロセンノウのさし色を一輪、いかがですか?










by eilakuyagarden | 2018-07-27 11:55 | 野草の暮らし | Comments(0)


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夏色ピンクの ” ヤナギラン "

梅雨が明け、やってきた夏日。厳しい暑さに辟易していた。
雨でも降って少しは涼しくなってくれないか!なんて言ったからなのか、連日の記録的な大雨。各地で発表される大雨特別警報。心配だ。

しかし、ここまでの雨は想定外。
今週で終われそうだったT邸の建屋南側の庭工事もこの雨で足止め状態だ。
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あと一歩でゴールがラインがくぐれない。ヤキモキします。

梅雨明けはなんだったのだろう?
本当に早くやんでくれないものか。
雨の庭を見ながらため息が出ます。

でも、お天道様には逆らえない。焦らずじっくり待つしかない。

そんな時は、建屋北側の夏色の庭でも見てリラックス。
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2016年に作庭した北側の庭。
2度、冬を越した植物たちはやっと本来の個性的な姿を現してきた。

昨年は小さかった ” ヤナギラン "。
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今年は十分な高さに伸びて、夏色ピンクの花を咲かせている。

優しい花姿が炎天下には涼を運び、雨の日には煌めく光を連れてくる。
優しい風にユラユラする姿がなんとも可愛い。
暴力的に増えるのだけがちょっと困りものだけど、明るく広いスペースに群生させることができるなら、それは見事な景色をつくってくれる。

ヤキモキした気分をスッと浄化してくれる、夏色ピンクのヤナギラン。
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使い方次第なのだけれど、高原の夏にはオススメです。





by eilakuyagarden | 2018-07-06 21:04 | 野草の暮らし | Comments(2)


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妖精の舞 ” ミツバシモツケ ”

小さな白い妖精がふわふわと舞い踊っているような花姿。
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可愛いですよね。

春と初夏の間。
ちょっと花が少なくなるこの季節。
緑の葉が重なるボーダー花壇の中で満開になった ” ミツバシモツケ "。
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日本の野草ではなくて、北アメリカが自生地。
でも、ミツバシモツケは、日本のナチュラルな庭にもよく似合う。
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花も葉もとっても優しい。

梅雨の雨もよく似合う。
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白い妖精達の美しい舞は、今が見頃です。









by eilakuyagarden | 2018-06-16 20:00 | 野草の暮らし | Comments(0)


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矢車 に込めた思いのように

去年(2017年)の六月初旬。
2012年に植えてから、5年かかってようやく一輪の花を咲かせた ” ヤグルマソウ ” 。
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やっとみられたこの花に昨年は感動をもらった。


そして、今年のヤグルマソウ。
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葉の形が鯉のぼりの柱の頂につけられた「矢車」に似ているからと、名前の由来にもなった巨大な葉っぱ。5枚の小葉が手のひらを大きく開いたように広がった葉は大きいものだと外接円の直径が50㎝にもなった。昨年よりも一回り大きくなり、数も増えて、ここの群落もさらに大きくなった。う〜ん、見事だ!


そして、1m近く伸びた花の茎の先に咲いた花。
昨年一本だけだった花は、今年、6本になった。
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昨年よりも大きな花序には、小さな白花がたくさん咲いて、見事な花姿をつくる。
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先端がクルンって丸まった姿が愛らしいでしょ。
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適度な湿り気と強い日差しを避けられる環境でないとここまで株が大きくなることも、巨大な葉も、ましてや沢山の花なんて見ることはできない。でも、植物自体はとっても強いので、都会の暑い花壇でも、厳しい日光が避けられるのなら、綺麗な葉っぱを毎年楽しむことはできる。

花でなく葉を楽しむ植物として使うことが可能だから、実際、厳しい都会の環境の中でも良く使われていますけど...。

だけど、やっぱりこういう植物は、植物が心地よく暮らせて、大きく、元気に育って、仲間を増やせて、綺麗な花をイキイキとつけられる環境でこそその個性が生きると思うんですよ。
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大きなものは大きく、小さなものは小さく、無理なく自然に育てることができるような場所。そんな場所を選んで育てて欲しい、植えて欲しい。そう思うんですよ。

さて、来年はいくつの花がつくだろう。
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その名前の由来にある矢車に込められた、健やかな成長への願いのように、また一回り大きく元気に育って欲しいな。







by eilakuyagarden | 2018-05-26 23:59 | 野草の暮らし | Comments(2)


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大っきくなちゃった!

3月末。とある庭の一角。
雪どけをまって、純白の仏炎苞をたてる姿が印象的な " 水芭蕉(ミズバショウ)" 。
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早春の水辺の妖精という感じをもっている人がほとんどだと思います。

しかぁ〜し!
花も終わるとビックリ。

大きくなっちゃった!
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周りのスゲやショウブも大きくなってきているけれど、水芭蕉の姿の変貌ぶりには知っていても驚かされる。その名前の由来どおりに、芭蕉のような巨大な葉である。スタッフに横に立ってもらえばその大きさが良くわかる。身長156㎝ぐらいのスタッフの腰ぐらいまで大きくなった巨大な葉っぱ。う〜ん、凄い!

巨大化した葉を見ると、これがミズバショウなの?って驚く人は多い。
もはや早春の可憐さは皆無。
群生地では花も終われば、美しい景色というよりは恐竜の時代を思わせるようなちょっとオドロオドロしさすら感じる。

特に今年は抜群に綺麗な形のまま大きくなったから、その迫力は見事としか言いようがない。

まあ、この姿を知っているから、余計に早春の姿が可憐にも見えるのだけど。

大っきくなっちゃった姿も水芭蕉の個性。
覚えておいてあげてください。








by eilakuyagarden | 2018-05-24 21:01 | 野草の暮らし | Comments(0)


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