丘の上のシンボルツリー。 サクランボ ” 佐藤錦 ”。 樹高3-4mで植えてから3年が過ぎ、しっかり根を張って、樹高も5-6mぐらいに育っていた。この三年間、何度かの台風や大雪にも耐え、全く倒れることもなかった木だったが、先月7/28の台風12号の激しい風雨で倒れてしまった。ちょっと想定外だった。台風12号が異例のコースで東から西に進んだこともあって倒れてしまったのだと思う。木にとっても、このコースはこれまで伸ばした風雨に耐える根とは逆だったのかもしれない。ちょっと不運だった。 完全に折れて倒れたのでなく、根張りの弱かった方向の根が持ち上がり枝の重さを支えきれなくなって倒れていた。 このまま立て直し、支柱をして元通りにすることもできたのだけど、今年の台風本番はまだまだこれから。立てなおして台風が来るまでに根を張り直せるわけも無いし、また想定外のコースや強さだったりするかもしれない。木自体は元気だし、株周りには沢山のひこばえが出てきている。まあ、ここは思い切って切り戻して一からやり直すのも手である。 倒れた木の枝葉を落とし、 地上部から高さ50㎝ぐらいまでを残して主幹を切って、幹と根を立てなおして、ここから株を作り直していくことにした。 数年、サクランボの果実を収穫できなくなるけれど、この方がもっとしっかり根を張って、シンボルツリーとしてこの丘を守っていってくれるようになるだろう。 幹を起こして、持ち上がった根を埋めるため、株元の草を綺麗に抜いてから土を掘って根を整理する。 ポーズとってカッコつけてるんじゃないよ。今日の軽井沢も暑すぎて外仕事には辛いのです。サクランボの木にもたれ掛かってひと休みってところです。 持ち上がった根を掘り出してみる。 ほら、真っ白な若々しい根があるじゃない!うん、いい根だ。 きっとこの根が幹を育て、沢山の枝葉を出して、倒れる前よりも立派なサクランボの木に育ててくれるはず。 根が乾かないうちに、さっさと幹を立て直して、根を埋め戻す。 また、真っ赤に熟れた美味しそうな果実を早く実らせてくれるといいなぁ。 この高さならヒヨドリに全部とられる前にサクランボを食べられるだろうし、楽しみ、楽しみ。 さあ、立て!立つんだ ” 佐藤錦 "。 今度は台風に負けない立派な木に育ってくれ。頼むよ!
by eilakuyagarden
| 2018-08-27 22:55
| 里山林の庭
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