梅雨を迎えた庭の植物は葉っぱの緑に包まれ、花は夏の開花に向けて一休み。 その代わり、虫達の活動がにわかに賑やかになってくる。 わずかに咲いた花を求め、蝶や蜂がせわしなく飛び回る。 なかなか一処にじっとしていてくれないので、撮影する側は大変。 ピントのあった一枚の写真を得るのに、その数倍のピンぼけ写真がボツになる。 デジカメのありがたみが身にしみます。 これは、堆肥の近くに飛び出していた “ カブトムシの幼虫 ” 。 寝ぼけて堆肥の布団の中から飛び出してきてしまったのかなぁ? この後、しっかり堆肥の布団の中に戻してあげました。 冬を堆肥の中で無事に越冬した幼虫(3齢幼虫)は、そろそろサナギになる頃。 体が全体的に茶色っぽくなってきているのがその証拠。 多分、多くの幼虫が堆肥の中でサナギになるための部屋を作り始めているのでしょう。 堆肥の山の中から元気なカブトムシが出てきてくれると嬉しいな。 水の流れを取り戻すために蔓延る藻や水生植物を取り除き、 奇麗な流れを取り戻した小川の中にいたのは、子育て中の “ コオイムシ ”。 メスがオスの背中に卵を産みつけ、オスが羽化まで卵を背負う姿から “ 子負虫 ” と言われるらしい。初めて見ました。この卵、全く関係ないメスが産みつけることもあるらしく、オスは数匹のメスの卵を抱えることもあるそうで、なんだか可哀想な気もします。 でも、羽化まで苦労して背負っていたのに、羽化した幼虫をオスは育てることがないばかりか、捕食対象として食べてしまうのだから、あぁ怖い。 多くの卵を背負わされるのは、その報いかもしれません。 自然と共生する庭。 沢山の植物が多くの虫や小動物を育み、鳥や動物を呼んで、人を癒してくれる。 僕もその力に癒されたのか、二週間ぶりに体がスッと軽くなりました。 昨日までの体調不良はどこへやら。 今日は体調も眼の具合もとても良い。 このまま、また元気に庭仕事に戻れるといいなぁ 。
by eilakuyagarden
| 2013-06-29 21:50
| 里山林の庭
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