ほんの数日で季節がひと月以上進んだように暖かくなった。
3月上旬の気温。 なんだか空気がモヤ〜っとしている。 週の始めには遠くに美しい姿を見せていた北アルプスの山並も春霞?にかすみ、浅間山もなんだかモヤ〜ッとしている。 「春なのか?」 「いや、まだでしょう!」 「でも、立春だから、いいんじゃない。」 「じゃあ、そろそろ起きますか。」 こんな会話が暖かくなった土の中で交わされたのだろうか。 スノードロップが頭を出し、花首を伸ばしはじめました。 草花の開花の時期は気温によって変わりますが、地温によっても変わってくる。 地面の浅い所に根を張り、地面に近い所で葉を広げ、花を咲かせる草花にとっては、むしろ地温の影響の方が大きいかもしれない。 さらに地温は土の湿った場所よりも乾いた所の方が高くなる。 日当りのいい小川や田んぼの畦よりも、畑の畦の方が地温が高くなりやすく、今日みたいな春の陽気が続くと畑の畦では、フクジュソウやオオイヌノフグリが花を咲かせてしまいます。 次は、視線を下から上に動かしてみる。 暖かい木漏れ日の下で、木々の梢に目をやれば、 なんだか冬芽がもそもそと動いているような、いないような...。 ふさふさで滑らかな毛皮のコートをまとったような銀白色に輝く “コブシ” の冬芽。 真っ青な空にキラキラと輝いていました。 昨年の夏〜秋の気温が非常に高かったから、地中から沢山の水を吸い上げ、勢い盛んに光合成をして沢山の糖を蓄えることができた樹木達の冬芽は、とてもまるまるとして良い体格だ。 今年の花は例年になく奇麗に咲くかも...。 期待しちゃうなぁ〜。 春にいち早く花を咲かせる “アブラチャン”も、昨年より沢山の花芽をつけている。 春の開花が楽しみですが、まだ2月初旬です。 このまま、春が来るとはとても思えない。 5月に桜が咲くまでは、気を抜けないのが軽井沢。 暖かな土の中から顔を出した草花の新芽。 突然の暖かさに硬い殻を破りそうな樹木の冬芽。 勘違いして開いてしまったところに突然の冷え込みで花芽が全滅!! な〜んて悲惨なことにならないことを祈るばかりです。
by eilakuyagarden
| 2011-02-04 18:18
| 里山林の庭
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