K邸の庭造りの続き。
枕木のステージ完成後、枕木の小径は入り口に向かってすすむ。 小径を敷きながら、 浅間石と枕木と土を組み合わせ、 最初に建てた枕木の壁を支えにして小さな小山をつくる。 土が崩れない様に工夫して、 浅間石と枕木等で盛り土の圧力を支えつつ、 時には逃がしながら慎重に作業を進める。 お隣との境界。枕木の壁に沿って約16mの小山。 高い所では1.4m程の盛り土になる。 スペースに余裕があるなら、小山を完成させてから樹木を植え 最後に枕木の小径を敷いてといった具合に作業を進めるのだが 重機の移動するスペースも無いため、 ステージ側からブロック毎に完成させながら 入り口側に向かって作業を進める。手間のかかる作業となった。 風合いのある枕木と表情豊かな浅間石の組み合わせは 小山を風景に自然に溶け込ませてくれる。 浅間石は空積み、乱積みとし、石の顔を見て表情豊かに積みあげる。 自画自賛だがとてもいい感じに仕上がった。 そして、作業はいよいよ入り口に到達。 最後の石積みをして、家屋の玄関へと繋がる枕木の小径へと繋がる。 文章にすれば短い作業だが、約一ヶ月半に渡る作業。 昨年の暮れに訪れたK邸の庭造りの第一章が完結。 〈作業前の庭〉 庭のメインとなるフォーカルポイントにあったお隣の設備も 完全に隠さなくても視界に入ってこない程に変わった庭。 なんだかお隣の壁も活き活きしてきました。 すっかり庭の一部だな〜。 木漏れ日が気持ち良い、自然な庭に向かって一歩を踏み出しました。 どんどん変わる庭にワクワクします。 雑木と野草が活き活きと育つ自然な庭。 周りの林の景色を活かし、庭で過ごすことが楽しくなる“住まう庭”。 次は庭造りの第二章。 沢山の野草達で庭を彩る本格的な植栽作業は9月から。 この庭にどんな野草達を迎えるか考えないとね。 僕の夏の宿題です。
by eilakuyagarden
| 2009-07-26 00:48
| 里山林の庭
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