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棚庭造り その2
斜面の庭造りの連載8回目。

前回お話しした、棚庭中段の庭造りのつづき。

建家のコンクリート基礎の延長に立てた枕木の土留め。
その先端からくの字に曲げて土留めを延長。

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基本的には土留め部分も植物の緑で覆われるのが理想だ。
そして、いつも言うことですが、庭には心躍るようなリズムが欲しい。
だから、この延長部分には上段と同じで『丸太組の土留め』を組む。

横に置いた長い丸太の上に短い丸太(とっても1.5mありますが)を載せ井桁に組んで鉄筋で固定。

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横に置いた丸太の間隔を変えれば斜面の斜度も変わる。
庭の斜面にあわせて現場合わせで間隔を調整しながら土留めを組む。
しっかり組んだら、山土と軽石をしっかり混ぜて埋め戻す。

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これはエクステリアでなくて土留めだから土に埋まっていなくては意味がない。ほとんど隠れてしまうぐらい土を盛ってしまう。

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これで、中段部分が完成。

では、この勢いで下段の工事に移りましょう。

下段部分はこのまま駐車場の高さぐらいまで斜面を自然に流すという手もあったのだけど、折角ならお庭として軽井沢の山野草を楽しんで欲しい。だから、高山のお花畑のように、平で開けた部分を敢えてつくることにした。

枕木の土留めを立て駐車場から庭を約80㌢高くする。
こうすることで、背が低くて花が下向きに咲く小さな野草でも、腰を低く屈めることなく楽しめる。四季折々の花がこの別荘を訪れる人々の眼を楽しませてくれる。人と植物の距離が近くなる。
きっと、そんな素敵な庭になる。

下段は枕木の土留。
基礎の高い部分からまっすぐ伸ばしたラインから斜面側に斜めに開くよう土留めを設置する。

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まずは基礎から一番遠い部分の枕木を立てる。
長さ2mの枕木を1.2m埋めて立てるので埋め穴もこんなに深くなる。
この部分は表土、軽石、山土の下に非常に硬い粘土層があって、その下がまた山土。

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掘るのもなかなか大変である。
穴に埋めるようにして一本目の枕木を立てる。

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これを基準に枕木をこんな風に並べて立てていった。

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そこに沿わせるように枕木を横向きに並べ、積み重ねていく。
そして、枕木の壁のでき上がり。

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土砂を戻す前に枕木の倒れを支えるアンカーを打ち、土を埋め戻したら棚庭の下段を支える土留めが完成。

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最後は枕木の土留めと庭を巡る回廊までの間の土留め。

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下段の枕木の土留めとはリズムを変えるため、ロックガーデン風に浅間石と枕木で土留めを造った。

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このお庭の土留めに枕木と丸太組が多用されているのは、建物や周りの自然とのバランスもあるが、浅間石を使った土留めを施主の奥様が余り好きでないたということが一番の理由。でも、この下段の浅間石の土留め部分はとても気に入っていただけた。
本当に良かった。

これで、斜面のお庭の『棚庭造り』は全て完成。


では、作業前後の写真をどうぞ。

【作業前】
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【作業後】
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これで、安心してお庭中を歩き回ることができるようになりました。
この段階では下段の枕木の存在感が大きいですが、枕木が自然に色あせ、野草を沢山植栽して、庭が緑に覆われ、四季折々の花が楽しめるようになれば、また庭の雰囲気は全然変わってくるはずです。

さあ、次ぎはこの庭に樹木を植えていきますよ。
では、また次回をお楽しみに。
by eilakuyagarden | 2011-02-27 23:37 | 里山林の庭 | Comments(0)


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かすかな足音
軽井沢の庭はまだまだ雪と氷の下。

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でも、森の木々には春のかすかな足音が届きはじめている。



“ホオノキ”
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“ユキヤナギ”
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“クロマメノキ(アサマブドウ)”
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“カマツカ”
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“ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)”
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どの木の冬芽もプックリ膨らんで、春の訪れを今か今かと待っている。



鈴なりのマツカサをつけた “カラマツ”。

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このカラマツが芽吹けば山には春本番がやってくる。

でも、まだまだかすかな春の足音。

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もうしばらくは、落果したマツカサを楽しみましょう。
by eilakuyagarden | 2011-02-26 23:14 | 永楽屋ガーデン | Comments(0)


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棚庭造り その1
斜面の庭造りの続き。

2010年6月初旬。そろそろ梅雨入り。
斜面の庭造りの話も、いよいよ、庭正面の『棚庭造り』に入ります。

では、今回もまず作業前のお庭の様子から...。

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なぜ 『棚庭』なんて呼ぶかと言えば、最初に見たこの別荘の庭正面の様子が棚田のように段々だったから。ただそれだけ。

堅牢なコンクリー基礎の高さは2.5m程もあり、圧巻の存在感。駐車場に立って庭を見れば、庭よりも基礎がバァ〜ンと目に入ってくる。とても無骨な印象を受ける。

その横にある庭部分。
もともとの山の斜面よりも幾分急傾斜に盛られた新しい斜面。
前も書いたように軽石ばかりのこの土地の土は、単純に盛っただけでは斜面を登ることもままならない。斜面を登るたびに土砂が崩れてくるから、何をするにも大変。

それでも「庭を歩きたい」ということで、お客様ご自身で試行錯誤の結果、カラマツの丸太で簡易的な土留めを造り四段構えの『棚庭』を完成させた。

『棚庭』はそうやってできた。
でも、丸太だけでは斜面の崩れを止めることはできない。
雨や雪で土砂は自然に崩れて、流れ出す。このままでは、いつか斜面が崩れるだろうし、安心して植物と触れ合うことも出来ない。

だったら、楽しく植物と触れ合える 、自然な庭としての『棚庭』に変えましょう。

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お客様が造った棚庭の段々は、建物、斜面とのバランスもよく、動きもあってなかなか素敵だったので、ほぼこの流れに沿って棚段を造っていくことにした。

では、どうやって土を留めるか。
コンクリーとなどを使わずにしっかりと土を留め、かつ歩道との統一感、H邸の庭全体のイメージも考慮して、最初から枕木の土留めにするつもりでいた。
でも、全部枕木の土留めにするとまるで要塞みたいになってしまう。
印象がとても重い、重すぎるのだ。しかも、費用も工期も重くなる。

僕の考える自然な庭の主役は野草と樹木達。だから、枕木の土留めは必要最小限の場所だけにして、それ以外の場所は、植物と土留めが一緒になって斜面を守ってくれるように『丸太組の土留め』にすることにした。

丸太組の土留めとは、山から木を切り出す際に、間伐材などを井桁に組んで作る作業道作りの土留め工法。自然に優しく、強固で長持ち。なによりも、丸太組の間に植物が植栽できるのがいい。数年して丸太が土に還っても、そこに植えた樹木や野草達の根が斜面の土をがっちり掴んで守ってくれるはず。この庭に一番あった方法である。

枕木と丸太組、建物と基礎、庭を歩く回廊と棚段がつくる庭のリズム。
植物が植わり、生長した姿を想像しながらデザインしました。


では、そろそろ作業に取りかかりましょう。


作業は上段から開始。上段は留める土も少ないので、段数の少ない丸太組で対応。

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一段、二段と丸太を井桁に組んで、ハイ完成。

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簡単にできたように見えますが、丸太が崩れないように、留めるための土砂自身が丸太組をしっかり掴んで離さないようにしてあります。


続いては堅牢なコンクリート基礎に繋がる中段部分。基礎の無骨な印象を和らげるため、枕木を縦に使い、基礎の延長線上に並べていきます。

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土を人の背丈程の深さまで掘って、枕木を深く埋めます。

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しっかり立てたら半分くらいまで埋め戻し、枕木の裏側にアンカーを引っ張ります。

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これをやるとやらないとでは大違い。このおかげで土留めが前倒れせず、しっかり土の圧力を支えることができます。

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アンカーを引っ張ったら、あとはユンボで土を埋め戻し、奇麗に整地して終了。

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この際、埋め戻す土は必ず軽石と山土をよく混ぜてから使ってください。
山土が混ざれば、軽石の層は驚く程崩れにくくなりますからとても大事な作業です。

この後、雨が降ってきたので、作業は中止。明日に持ち越しとしました。
軽石の多い斜面の土は雨が降るととても崩れ易く、危険です。
少しでも作業を進めようと無理に続けるのでなく、安全に作業する為に無理せずに中断する勇気も大事。

山の斜面の庭造り。相手は偉大なる自然だということをお忘れなく。

ということで、ここまでの作業のまとめをどうぞ。

【作業前】

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【上段1:丸太組一段】

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【上段2:丸太組完成】

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【中段1:枕木土留め完成】

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写真だと良く伝わらないかもしれませんが、コンクリート基礎の延長に枕木の土留めができたことで、庭に与える基礎の存在感がかなり和らぎました。
なかなか、良い感じ。


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話は梅雨の晴れ間となった翌日に続きますが....。

でも今日はここまで。
また次回『棚庭の中段のつづき』をお楽しみに。
by eilakuyagarden | 2011-02-25 23:12 | 里山林の庭 | Comments(0)


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臨戦態勢
神社に生えたなんだか赤茶けた木。

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山の中に生える木も同じで真っ茶っ茶。

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近づいてみた。
下から上まで真っ茶色。

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でも枯れているんではありませんよ。
もっと恐〜いんです。

パンパンに膨らんだ雄花。

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そう、飛散開始を今か今かと待っている“スギ”の木です。

緑の木が赤茶けて見える程に沢山の雄花が花粉を溜め込み、飛散開始の合図を待っています。

飛散開始の合図が「積算最高気温」。1月以降の最高気温を積算していって、一定の温度に達した時に花粉が飛び始めます。
花粉の飛散が始まる積算最高気温は、関東以西の暖かい地方では400〜450℃、北陸や東北南部では300〜350℃、東北北部では150〜200℃が一つの目安だそうです。

ここの所の異常な暖かさで、既に関東地方などでは花粉が飛び始めたらしいですが、厳しい寒さの続いた軽井沢では積算最高気温もまだまだ低いだろうから、飛散開始はもう少し先のようです。

こんなに近づいてスギの様子を見ていましたが、強い風が吹いても膨らんだスギの雄花から花粉の飛散はみられません。

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しかし、この赤茶けたスギを見ていると、今年の花粉飛散量の多さが実感できます。
いやぁ〜恐ろしい。

でも、学生の頃に花粉症なんて誰も気にしていなかったし、
こんな話題もほとんど聞きませんでしたよね〜。
これも、長年にわたって落葉広葉樹の山をどんどん伐採し、スギの木をどんどん植林して、自然破壊のような林業でもともとの生態系を壊していった人間様のご都合主義による人災のようなものでしょうね。

それにやっと気づいたのか、気づいていたのにとぼけていたのか。
先月末の新聞に
『林野庁が新年度、国有林をスギの人工林からブナなど広葉樹の本来の植生に戻す事業を始める。 花粉症対策やクマの人里出没対策につなげる狙いがある。 群馬県みなかみ町赤谷(あかや)地域の国有林1万ヘクタールのうち、約2000ヘクタールの人工林をモデル地域に指定する。スギを根元から伐採し、植林はせずに自然の力に任せ、ブナやミズナラなど広葉樹の林に回復するのを待つ。スギ花粉を減らし、クマの餌になるドングリを増やす一石二鳥の効果が期待できる。 』
という記事がでました。

どこかの大学との共同事業だと書いてあった気がしましたが、今更ご高名な大学の教授先生などにご登場いただいて、試験的に実施することか?正直「なにを今更」って思います。
結局、お役人と政治家の愚策(とういか無策)の結果を、獣害や花粉症を隠れ蓑にして「皆さまの為にいいことしてまっせ〜」て言ってるだけって感じがします。
今起こってる結果の原因の所在が何処にあったのかを追求も、反省もしないで、問題の根本から目を逸らさせるように次に進むのは、もと研究者だった僕の視点から言えば論外です。お話しになりません。

とわいえ、やると言ったからには、最後まで責任もってやって欲しい。とにかく迅速に、日本全国の国有林でもとの自然の姿を復元し、国民が納得する結果を出して欲しい。なんたって、これらの事業費用は我々の税金からでているんだから。

脱線しました。止まらないので、この話はここまで。


僕は花粉症ではないですが、今年はヤバいかも。
臨戦態勢で待ち構えた方が良さそうですね。

これ以上話していると本当に花粉症になりそうなんで、今日はこの辺で...。
by eilakuyagarden | 2011-02-23 19:12 | 永楽屋ガーデン | Comments(0)


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自然が守る自然な庭
「斜面の庭造り」のお話の連載6回目。

正面の「棚庭造り」の話の前に
2010年5月12日の「斜面の道づくり」で少しだけ触れた、枕木の歩道造りの際に垂直に切り崩した崩れ易い法面の再生についてお話しします。

まず、復習。
枕木の道づくりの際に、重機がガンガン切り崩していった斜面の様子がこちら。

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軽石の地層があらわになった法面。
高い所では1mくらいの高さがあります。
でも、法面の手前に階段の土留めのようなごつい土留めを造ったのでは工費も工期もかさむし、なにより折角の自然の風情が台無しになります。


だから、自然な庭は、この場の自然に守ってもらいましょう。


まず、そのために、山の斜面から素材を切り取ります。

この斜面を切り崩す前。職人さん達に「切り崩す斜面に野草がしっかり根を張っている部分があったら、作業する前に、表土の土が落ちないように気おつけて、表土をできるだけ大きな四角いマット状(約30〜40㌢角)に切り取って、工事の邪魔にならない場所に除けておいてください」とお願いしました。

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そして僕は、工事しない山の中から、なにやら良さげな野草(写真のマットはイチヤクソウが群生しているマット)の入っていそうな場所を探して、その部分をこうしてマット状に切り取ります。

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こんなマットを沢山集めます。
準備はこれだけ。


次ぎは法面をちょっと手直し。

軽石の層はスコップで簡単に崩れますが、野草がしっかりと根を張った表土は簡単には崩れません。だから、表土の下にスコップを入れて軽石の層だけを崩し、垂直に切り立った法面のこう配を緩やかにしていきます。

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そうすると表土がシート上に浮きますから、適当に切れ目を入れてスコップで上からたたき、こう配のついた法面にしっかり押し付けます。

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こうして作業した法面がこちら。

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最初に比べこう配がついて緩やかになりました。
でも、このままだと軽石の層が丸見えで、ちょっとしたショックで崩れます。

そこで登場するのが、最初に準備したこの場所の自然を切り取った 「野草マット」。

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これを少しだけ湿らせて(あまり濡らすと土が流れてしまうのでご注意を)、軽石があらわになっている斜面に貼っていきます。軽石の間に土が ムニュって入り込むように全体をよぉ〜く押さえつけたら、最後に防草シート用のストッパー金具で固定します。壁に画鋲でポスターを貼る要領です。簡単でしょ!

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これはメギが生えたマットを法面に貼った様子。

この要領で、マットとマットの間に隙間ができないようにどんどん貼っていきます。
上から下まで一列できたら横に移動というのがやり易かったです。

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中には貼っている際に崩れてしまうマットもありましたが、崩れたものはマットとマットの間の隙間を埋めるのに使いましょう。
野草も一緒に隙間に埋めて上げてください。

この作業は丁寧にやるよりも、手早くやることが大事。土が乾かないうちにどんどん貼付けないと、ボロボロ崩れてきて折角の「野草マット」が台無しになります。


では、作業の移り変わりを見てください。

【作業前】垂直に切り崩した法面を手直し中。
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【作業後】「野草マット」を貼付けた法面。
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崩れ易かった軽石の法面が、もともとこの場所にあった山の表土と、そこに暮らす野草達によって保護されました。


そして、その一ヶ月後(6月後半)の様子。


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「野草マット」からエンレイソウ、ギボウシ、シダ類などのここに自生していた植物達が顔を出し、法面はこの山の緑に覆われてしまいました。

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たった一月で、枕木の歩道も緑に埋もれ、
この場所の自然にすっかり溶け込んでいます。

僕の考える自然な庭造りって、なくした自然を庭という形で取り戻しながら、人と自然が触れ合い易い姿に変えていくこと。
そうすれば、自然な庭はこの場の自然がきっと守ってくれる。
そして、人はこの場の自然を守っていける。

自然が庭と人を優しく包み込んでくれる自然な庭造り。
この場の自然による法面の再生が、僕にそれを確信させてくれました。
by eilakuyagarden | 2011-02-21 20:09 | 里山林の庭 | Comments(2)


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苔玉を丸ごと植えてみる
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2年前につくった “ナワシログミ”と野草の苔玉。
屋外において元気に育ていたのですが...。

1年程前に幹の株元に虫が入った穴を発見。

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その頃から緑の葉がどんどん色あせていきひん死の状態に。
「これは枯れてしまうなぁ」と諦め気味で、そのまま屋外に放置しておきました。

その半年後、苔玉のその後が気になり取り出してみてビックリ。
穴のあいた幹から、白くて太い元気な根を沢山出して命をつなぎ止めようとしていました。

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木の生命力ってなんて強いんだろう。
ちょっと感動してしまいました。

虫に食われた穴が塞がっている訳じゃないので、
幹はグラグラで、かろうじて繋がっている状態。

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その上と下から沢山の根を出し、水と栄養を枝葉に運ぶ道を新しく作ってしまったのです。本当に凄いです。

でも、この幹では大きく育った枝葉を支えられません。

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だったら、新しく根が生えてきた幹の部分を基部にして再生させましょうか。
苔玉部分からも元気な良い根が生えているし、これならしっかり再生するでしょう。



これまで、苗市などで樹木の苔玉を購入していただいた方に
「大きく育ったらどうしたらいいんでしょう?」と良く聞かれました。
その回答が「苔玉を丸ごと植えちゃいましょう!」です。
『苔玉ごと鉢や庭に植えれば、苔玉から根が生えて、普通の植木と同じように大きく育っていきますよ』

苔玉の樹木はしっかり育てれば年々大きくなります。
盆栽のように枝をハサミで剪定して、毎年樹形を小さく整えて、維持管理していけるならいいのですが、なんだか難しそうで手を出せない人もいるはず。
そんな人にはこの方法がお薦めです。
苔玉って、ケト土などを混ぜた土で小さな苗木の根を包み苔で覆っただけですから、植木屋で売っている、苗圃(畑)から掘り出した“麻布で根巻きした苗木”と同じ。
苗木が大きいか小さいかだけの違いです。

だから、そのまま鉢に植えても、庭に植えても大丈夫。



ということで今回の実施例をご紹介。

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苗木の大きさと苔玉(根の大きさ)を考えて植える鉢を選び、市販の培養土(できれば化成肥料の入っていない土)もしくは赤玉小粒土、腐葉土、有機質肥料(完熟牛糞や菜種油かすなど)を混ぜた植え付け用土で植えるだけです。

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今回はグミの大きさと今後の成長、苔玉に植えてあるタツナミソウなどの野草も増えてくれることを期待して、こんな大きさの鉢に植えました。

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新しく根の生えた幹の部分をしっかり土の中に入れ、タツナミソウの芽は土の上に出るように植えます。

このままだといつ幹が折れるか心配なので、竹の支柱で幹を優しく支え、腐葉土をたっぷりマルチングしたら出来上がり。

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幹から生えた根が伸び、しっかりと土を掴めばもう大丈夫。
鉢の大きさに合わせてどんどん大きくなっていくでしょう。

庭に植える場合も同じ、植えたい場所の土を良くほぐし(できれば、上記の植え付け用土を庭土に混ぜ)、そこに苔玉を植えて上げてください。庭植えの場合、根の生長が優先され、かなりしっかり根を張るまで木はあまり大きくなりませんから、その生長を長い目で見てあげてください。

植物達はどんな過酷な状況でも、常に命をつなぐ方法を考え、行動しています。
もしもあなたが樹木の苔玉の管理に困ってきたら、
こんな方法も検討して、末永く苗木の生長を見届けてあげてくださいね。

ブログ園芸講座でした。
by eilakuyagarden | 2011-02-19 19:55 | 園芸教室 | Comments(2)


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安心して歩ける階段
斜面の庭の回廊造りも 「階段造り」を残すだけ。
もう一度作業前の階段の様子を見てみましょう。

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家を建てる際に出た斜面の軽石を積み上げた場所に、
丸太で簡易的なステップをつくっただけの階段。

軽石を大量に含む土というのは本当に脆く、一度崩れ始めたら止まらない。
春から秋は雨で、冬場は霜柱で土が持上げられたり溶けたりして斜面はどんどん脆くなる。簡易的な階段では土の崩落を止めることができなくなってきていました。

これでは安心して斜面を登れませんよね。
だって、歩く度に崩れていくんだから。

そこで、昨日のブログでお話ししたように、まずは枕木の壁を土留めとして斜面の土の流れを止めました。

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これだけでも、随分斜面が落ちつきました。
だけどこのままでは、雨などで斜面が削られてしまいます。

だからこの斜面にがっちりとした階段をつくります。
土留めを立てる時に掘り出した山土と軽石を良く混ぜた土は、作業前に比べれば各段に崩れにくくなっているのですが、やはり丸太を横において手前を杭で止めたようなステップでは心配です。

そこで、少しゴツい印象を与えるのですが、焼き杭でつくったお隣の階段とのデザイン的な差別化と土留めとの統一感をもたせるため、「コ」の字に組んだ枕木を互いが重なるように積み上げ、異形鉄骨を使ってしっかりと締結したステップを組んで階段としました。

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歩き易い段差とステップの長さを考慮し、下段程緩やかに下るように設計してあります。各段には軽石と山土をよく混ぜた土をしっかりと固めながら入れてあります。
将来的にはこぼれ種で自然に生えた草達がステップを緑に染めてくれると同時に、その根で土をしっかり掴んで固めてくれるはずです。

枕木だけでなく、植物でも斜面の土の崩れを止めてもらうようにするのは大事なことです。だって植物の根はどんな細い隙間にも入り込んで土の空隙を埋めてくれるのですから。それに、見た目にも枕木のゴツい印象を植物がやわらかくしてくれますから一石二鳥です。

ということで完成した枕木の階段がこれ。

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土の上に載っているだけのように見えますが、実は上段まで全ての枕木が繋がっていて、階段全体で斜面の土の流れをしっかりと受け止めています。

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土留めの壁は階下に行くにつれて外に広がり、階段はその逆方向に緩やかにカーブを描くように設置しました。階段をまっすぐにおろすよりも、このリズム変化がゴツい枕木の階段に少し柔らかな印象を与えてくれます。

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建家のコンクリート基礎と枕木の階段との間の空間は水の流れ道。
階段の階下がカーブしていることで流れも少し緩やかになって土の流れ出しも抑制できないかなぁなんて期待もあります。また、ここに草が生えれば、水の流れを緩やかにしてくれる自然の水路ができるはず。ちょっと楽しみなんですよね〜。

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回廊の北の端にでき上がったばかりの階段。
堅牢で安心して登れるなかなかいい階段でしょ。

でも、このままでは終わりませんよ。
この階段が自然の中に溶け込んでくれるように、崩して再度盛り土した斜面に、この庭に自生しているスゲの仲間やいろんな野草達を植えました。

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僕が植え方を伝授して、植栽は施主様の手で行ってもらいました。
後日、植え付けの甘い部分や植物の間隔などを修正して完成。

こうして野草を斜面に植え付けたのが6月末のこと。
それから約三ヶ月後の10月中旬の様子がこちら。

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何もなかった斜面は、施主様が植栽したスゲや野草の他にも、土の中に残っていた株やこぼれ種で増えた野草の緑に覆われ、もう何年もここにあるかのように、自然の中に溶け込んでいました。階段のステップにも少しですが野草の芽が出始めています。

これで斜面のお庭を歩き回れる回廊造りは、ほぼ完成です。

次ぎは斜面の庭のメインとなる、庭正面の棚田ならぬ「斜面の棚庭」部分の手直し。
ここも階段と同じで、建家の基礎工事の際に崩した斜面の軽石をどっと盛った崩れ易い斜面。どうやって触れ合えるお庭に変えていったかは、また次回のお話しです。
by eilakuyagarden | 2011-02-17 22:12 | 里山林の庭 | Comments(0)


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土の流れを止める
今日も軽井沢H邸の 「斜面の庭造り」のお話。
庭をぐるっと一周するための回廊もあと1/3。

でもこれが一番大変な作業になった。

ステージから枕木の歩道を建家に向かって歩いていくと、
北東の角を曲がって建家に沿って下り階段がある。


この北東部分は家を建てるために切り崩した斜面があらわになっている場所。

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土が崩れてきていて、お客様が非常用につくった土留めが、かろうじて土の流れを止めている。

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この辺りの斜面の土壌というのは、落ち葉が堆積し腐植してできた肥沃な表土の厚みが浅く20〜30cmくらいしかない。その下は厚い(約50〜70cm)軽石の層があり、その下にまた黒い肥沃な山土の層がある。
そう、軽石の層と山土の層が交互に重なった地層なのである。
だから、斜面を写真のように切り崩して崩れ易い軽石の層になんの手当もしないと、チョッとしたきっかけ(最近多い、予想を超える大雨など)で軽石の層がどっと崩れてしまい、斜面全体が崩落してしまう。

本来は、木の根がその崩落を止めてくれているのだけど、この辺りの山の斜面に生える樹木の根は地上部の浅い所で横に広く張って土を掴んでいるだけで、軽石の層が厚い壁となり地中深くに根を張っていない。だから、軽石の層が崩落すれば斜面は樹木と一緒に崩れ落ちる。

基礎工事の際、切り崩した斜面から出た大量の軽石を建家の基礎に沿って盛っただけの崩れ易い斜面にお客さんが丸太で簡易的につくった階段。

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軽石の斜面は雨の度にどんどん土が流れ、階段も崩れてきている。
今や斜面を歩くたびに土が崩れ流れ落ちる。

山の土の流れを止めないと!

これが北東の斜面の一番の課題。


ということで早速作業開始。
まず、かろうじてコブシの根が表土をしっかり掴んでいる所まで、崩れてきている土砂を取除き、斜面を垂直に切り崩します。

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軽石の層が崩れないように慎重に、慎重に作業する。
重機が入れない場所だから、作業は全て人力。大変である。

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ほら、この斜面の地層の様子が良くわかるでしょ。
表土の厚みが本当に薄いんですよ。
こんな土壌で植物達は本当によく頑張っていると思います。

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でも、この軽石の層と黒い山土の層を良く混ぜて使えば、崩れにくい土になるし、なによりも木の根が深く潜っていける土壌になるはずなんです。
だから切り崩した斜面の土は軽石と山土をよく混ぜて、後で盛り土などに使います。

切り崩した部分をさらに1m程掘って、そこに土留め用の枕木を立て、山土と軽石を良くまぜた土を埋め戻します。

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ここで、怪我の功名というか、埋め戻した土に軽石が混ざっていたおかげで、石同志ががっちりと噛み合い、クサビのような効果となって埋め戻した土を締め、枕木をしっかりと固定してくれました。まるでコンクリートを使ったかのようにガッチリと。これは本当にありがたかった。

そんな訳で、枕木を立てる作業は予定通りにどんどん進んでいきます。

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北東の角の土留めを立て終えたら、土留めは斜面を降りていきます。

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階段を登ること、回廊を歩くことが楽しくなるように、
斜面を登る階段にもリズムをつけるため、登り口が広くなるように土留めを緩やかにカーブさせながら立てます。

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全て立て終えたら、切り崩した土、掘り起こした土を使い、軽石と山土をよぉ〜く混ぜ、掘った部分を埋め戻し、階段をつくる部分の斜面に土を盛って仕上げます。

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ほら、斜面を歩く足も少し軽やかになったと思いませんか?



あとは、ここに階段をつくるだけ。
でも、今回の話はここまで。

作業が終わった後、でき上がった土留めの上に、最初に斜面を切り崩した時に避難させた “シロバナエンレイソウ”などを植栽しました。

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エンレイソウも土の流れが止まって、なんだか「ホッ」としているようです。
by eilakuyagarden | 2011-02-16 22:56 | 里山林の庭 | Comments(2)


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歩道の “リズム ”
未明まで降り続いた雪。積雪は20㌢。
連休中に積もった雪が溶けていなかった場所では、足が膝くらいまで埋まります。

これは、昨年作庭した軽井沢H邸のお庭の先週末(連休中)の様子。
遊びに来ていたお客様が雪が積もったお庭の写真を送ってくれました。

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なかなかの積雪です。冬の庭はこうでないと。
やっぱり冬の庭には草木より雪がよく似合います。



そんな雪の庭から、昨年の春まで季節をちょっと遡り、
タイムスリップして 「斜面の庭造り」 の続きを見てみましょう。

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斜面の庭造りの最後の更新は2010年6月16日の「斜面に伸びる枕木の道」
お庭に触れ合って欲しくてデザインした、斜面の庭を見渡せる枕木のステージとそこから建家に向かって伸びる枕木の歩道の施工過程までをお話ししました。

今日はその反対側に伸びる歩道づくりのお話。

斜面の庭を楽しむためには、やっぱり庭をグルリと歩ける道が欲しい。歩道ができればその周りの植物に目を向けることができるし、触れ合うこともできる。
でも、全て枕木で造るとなんだか重たい印象になる。
自然な傾斜をそのまま活かし尾根のような部分を歩けるなら、土を掘り、しっかりと道を切ってあげるだけで充分だし、その方が自然に溶け込んで、この庭にあっている気がした。

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だから、ステージから駐車場に下る道は土を掘り、型枠用ベニアで枠をつくって道を切った。

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そこに、仕上げの段階でウッドチップを厚め(最低5㌢)に敷いてフカフカの道にする。(これは全ての庭造り工程の一番最後の話)
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優しく曲がりくねった道にするだけで、なんだか、とても歩きたい道になる。
不思議だ。

少し曲げることで歩道に、そして庭に “リズム”が生まれるからなんだと思う。

斜面の変化、陽の光、樹木の生え方 etc...。
自然と調和する 歩道の“リズム”。

その場所に立った時に自然から感じる感性が頼り。
多分、計算や数値で求めることができないものなんだろうな。


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木々の間を抜けながら、道の周りに咲く草花とゆっくり触れ合うこともできる。
曲げて導線が長くなった分だけいろんな植物に触れ合って欲しい。
コーナー毎に足を止めて、楽しめる植物を植えるのもいいなぁ。

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安心して歩ける道を造るだけ。
ただ、それだけで今まで苦だった斜面の昇りがとても楽しい時間になる。

歩く、止まる、見る、触る。
庭と触れ合う 歩道の“リズム”。



さあ、これで斜面の回廊は全体の2/3が完成です。

残すは北側の斜面を登る階段だけ。
そのお話は、また次回のお楽しみ。
by eilakuyagarden | 2011-02-15 18:19 | 里山林の庭 | Comments(0)


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モノクロの空気
夕方から降り始めた雪。

どんどん世界が白くなっていく。

街灯に照らされた世界から色を抜き、現れたモノクロの世界。


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色にかくれて伝わらない空気感が現れます。
ちょっと新鮮。

静かに積もる雪。

明日も雪掻きが必要になりそうです。
by eilakuyagarden | 2011-02-14 23:10 | 息抜き | Comments(0)


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