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“ウドの大木”と呼ばないで
森で花咲かせる野生の“ウド”。

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背丈が大きいものだと1.5m以上にもなるから、まるで木のようだけど、ウコギ科タラノキ属のれっきとした野草。

土から芽が持ち上がるように出てくる様子をあらわした「生土」が名の由来だとか。

春に少し開きかけた若芽が、少しアクがあって美味しい。
やっぱり天ぷらが一番美味しいかな?

こんなおいしい山菜も、花が咲く程に大きくなると食用にもならず、見向きもされない。しかもかなりの大きさになるので、ジャマ者扱い。

こんな大きく育ったのに食べることもできず「図体が大きいばかりで役に立たない」ことから“ウドの大木”なんて諺(ことわざ)もあります。

でも、ちょっと待ってください。図体ばかり大きいなんてことないんです。
丸いポンポンのように弾ける白い花は、こんなに奇麗。

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まるで、暗い夜空を彩る花火のようです。

“ウドの大木”だなんて呼ばないで、その花をちょっとじっくり観察してみませんか。

森を彩る、小さな花火が見られますよ。
by eilakuyagarden | 2010-08-31 21:55 | Comments(0)


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命の環(=和)
庭の最強ハンター “カマキリ”。

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鋭い鎌がアブラゼミを捕らえて放しません。
狩りの腕は超一流。

弱肉強食の世界。
多様な庭の生態系の中の、あたりまえの生命の営み。

弱い者は強い者の糧となり、強い者の骸は小さき者の糧となります。
小さき者が土壌を豊かにし、木や草を育み、
そうして出来た自然の草原や森が、豊かな生態系を育てていきます。

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じゃあ、人間はこの環の中のどこに居るの?
そんな疑問が沸いてきます。

綺麗に整った生命の循環の環(わ)に入れない存在?
その環(=和)を乱す存在?
自然界の環から外れたイレギュラーな存在?
そんな風に考えると哀しすぎますね。

僕の庭造りは、そんな自然の環(=和)の一部であり、
人の手によって乱された和をとりもどす、そんなきっかけになる庭造りでありたいなぁ。

自然の営みの中にあって、人も活かし、活かされる存在でありますように。
by eilakuyagarden | 2010-08-29 11:06 | 永楽屋ガーデン | Comments(0)


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蜂刺されにご注意を
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満開のツリフネソウ。
秋の気配漂うお庭。

でも、この時期の野外活動は十分ご注意ください。

先日のお庭のメンテナンスで、今年二度目の蜂刺され。
犯人はアシナガバチ。

メンテナンス作業中。立ち上がって少し一息ついていたら、左小指にチクッとした痛みがはしり、指先を抱え込むように捕まっていた一匹の蜂に、三箇所も刺されてしまいました。
ガッツリ毒を注入されてしまい、刺された直後には激痛と、若干の動悸に息切れ。
さすがに病院に向かい治療してもらいました。
幸いにアレルギー反応は出なかったので一安心。
アナフィラキシーショックにならなくて良かったです。

とわいえ、その毒の威力はやっぱり強かった。
これは刺されて約8時間後。

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左小指はパンパンに腫れ、曲げられません。
左手の甲まで腫れてきました。


刺されてから36時間後。

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左手全体が針刺したら破裂する程パンパンに腫れ、肘と手首の真ん中辺りまで腫れてきました。こうなると皮膚がツッパって、指、手首の間接がまったく曲げられません。しかも、ジンマシンは出なかったけど痛みの後の痒みは激しく、動いたり、お湯がかかると我慢できない程の痒みが発生します。結局、お医者さんに言われたように、腫れた部分を冷やし、横になってじっとして、腫れが引くまでじっと我慢の日々。

結局、腫れのピークは約48時間で、その後ゆっくりと腫れと痒みが引き始めました。
やれやれです。

蜂刺されは甘く見ていると、大変なことにもなります。
とくに、これからの時期の蜂は繁殖のため防衛本能が高まっていて、とても凶暴になります(蛇なども同じように繁殖時期を迎え凶暴になります)。
アレルギー症状の出方は人それぞれですが、蜂の息が体内に注入されれば、痛み、組織の浮腫(むくみ)や破壊、血圧の低下、平滑筋の収縮などを引き起こし、これらが総合的に働いた結果、激しい諸症状が現れます。
刺されてから数時間後に現れる場合もあります。甘く見ないで、少しでも体調に違和感があったら、僕のように一人でなく(一人で行くと、病院に着く途中で全身症状が現れ事故になる場合もあります)、誰かに病院に連れて行ってもらいお医者さんに診てもらってください。

もし、蜂に刺されたら、

1)慌てないで、速やかに現場を離れてください。
(ミツバチなどは、一匹に刺されると毒液が空中に噴出されます。その液は仲間の蜂にとっては興奮物質。多数の蜂が集まって来て攻撃されます。ミツバチだからと侮らないことです)

2)刺傷部位を素早く流水で洗い流してください。

3)幹部を冷やして、すぐに最寄りの医療機関を受信してください。
(僕のように自分で車を運転して行ってはいけません。同伴者に寄り至急医療機関へ向かってください)

秋になる前に、僕の蜂刺されは今年2回目。

次に刺さされたら大丈夫だろうか?とチョッと心配です。

皆さんはこれを教訓にして、野外活動に出かける時には十分注意してくださいね。
by eilakuyagarden | 2010-08-27 19:14 | 永楽屋ガーデン | Comments(0)


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水と緑とハグロトンボ
今日は二十四節気の一つ「処暑(しょしょ)」。
〔夏の厳しい暑さがやんで涼風が感じられる頃である〕と、
どのニュースを見てもやっている。

同時に 『処暑にも関わらず、厳しい暑さが続いています』、さらに 『今後もこの暑さはしばらく続くようですから、熱中症などには十分注意してください!』と付け加えられている。

もう8月も終わろうというのに、本当に暑いですね。

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2週間程前に、少しばかり真夏の東京六本木に入り込んでみました。

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コンクリートとアスファルトジャングルの都心では、足元から上がってくる暑さが尋常でなく、この酷暑の中、国立新美術館を二重に囲むようにできた二時間待ちの大行列に加わるなんて、まさに自殺行為。
目的を放棄して、逃げるようにそそくさと帰って来てしまいました。
水と緑がない場所というのは、なんて暑いんだろうと実感できました。

これに比べると岐阜の暑さはかわいいものです。
日本一の暑さを記録する岐阜県多治見市の隣の隣にある各務原市も、夏の暑さはひけを取らない程なのですが、それでも東京のようにフライパンの上にいるような暑さではありません。

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田んぼの緑、市内を流れる自然豊かな河川、水田に水を供給する用水路や水量をコントロールする放水路。

これらの上をすり抜けてきた風は、ひんやりとして、とても気持ちがいい。
日射しは厳しく、頭のてっぺんは暑いけど、足元を吹き抜ける風は涼しく、ほてった身体を優しく冷やしてくれます。

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まだまだ、水と緑が豊かな我が故郷。
いつまでも、このままの風景を残して欲しいものです。

お日様が一番高く昇ったお昼過ぎ。
厳しい暑さに、木陰に入ると、用水路のコンクリーとの壁の上に、黒い鳥の羽のようなものが生えているのを発見しました。なんだろう?


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ん?!黒いものは生えているんではなく、止まっているようです。

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そうなんです。黒い羽の正体は “ハグロトンボ”でした。

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この用水の横には「境川」が流れていて、
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エビモだかバイカモだか(これ以上近寄れず、特定できませんでした)が繁茂する緩やかな流れがあります。ハグロトンボの幼虫は、そんな沈水植物の茂みの中で植物につかまって生活しています。

だから、この場所には沢山のハグロトンボが棲んでいて、日射しが和らぐまで、サクラの木陰でお昼寝を決め込んでいたようです。

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写真では一部だけしかフレームに捉えられなかったのですが、
実際にはこの何倍もの数のハグロトンボがいたんですよ。本当にビックリしました。

なんだかとても懐かしい夏の景色を見ているようで、
その場所をしばらく離れられず、少し見入ってしまった僕なのでした。
by eilakuyagarden | 2010-08-23 20:36 | 岐阜の庭 | Comments(0)


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伊吹山の自然観察3(下山道)
お花畑の自然観察を楽しんでいたら、あっという間に時間が過ぎてお昼になった。

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山頂にある飲食が可能なお店に入り、伊吹うどんでお腹を満たし一休み。
以前、あるTV番組でうどんの汁のダシが関東の鰹だしから関西の昆布だしに変わるのは何処か?ということで調査したところ、岐阜の関ヶ原がその切り替わりの場所だと結論づけていた。では、その関ヶ原と滋賀の県境にある伊吹山の山頂のうどんのだし汁は? やっぱり関西の昆布だしでした。あの調査結果は正しかったようです。

さて、お腹も満たされたので、そろそろ下るとしましょう。

全長1500m、山頂から約1時間の“東遊歩道コース”で下山します。
遊歩道だからといって、甘く見てはいけません。
昨晩降った雨のせいで道の所々がぬかるんでいて、とても滑りやすく、大小の石灰岩が露出していて非常に歩きにくい。

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山頂駐車場まで車で楽に来れて、西遊歩道を使えば比較的簡単に山頂にこれますから、Tシャツ短パンにサンダル履きなんて登山者もいますが、この道を下るとかなり痛い目を見るはずです。簡単に山頂に来れるというのも考えものですね。

もう一つ考えものなのが、心ない人達の環境破壊。
奇麗な花の写真を撮りたいのはわかるが「柵の中には入らないでください」と書かれた立て札も無視して、柵を乗り越え、野草達を踏み倒して目的の写真を撮る人達が結構いる。

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たいていが軽装の心得のなさそうな人達。しかも、若くて分別の付かないような人ではなく、いい大人達がだ。かなりの年長者の方々なんだから善悪の判断ができて良いものだが、大勢集まるとなぜだか、大人として当たり前の理性的な判断ができない「分別のない大人」に変わってしまう。困ったものだ。

注意すれば仏頂面でこちらを見返し「私たちだけじゃないでしょ」って目でこちらを見る(僕はひげ面のがっちり体系なんで、初見では怖がられるので、すぐに目を背けられますからいいですけどね)。何が悪いのといった感じで柵から出て来る。こんな若輩者に注意されたのが気に入らないなら、良い大人なんだしルールは守りましょうよ。あなた達が踏みつけている野草達が、今写真を撮った植物と同じ植物だなんて、多分きずいてないんだろうなぁ〜。悲しいことです。

愚痴りが長くなったので、本筋に戻します。

下山道の出発地点は、ピンクのシモツケソウが一面に広がる見事な山頂の草原。

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足元に注意しながら進んでいくと、8月11日のブログで紹介した “トモエソウ”が咲いていました。

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この前のブログで紹介したトモエソウの花の写真では判りにくかったけど、この写真なら5つある花びらが巴型(勾玉のように)にねじれて、特徴ある姿をしているのが良くわかります。

その先には秋らしい花が咲いていました。 “アキノキリンソウ”です。
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これは “ミツモトソウ”。バラ科の多年草。
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他にも、メタカラソウ、キオン、キンミズヒキにオトギリソウなど、黄色い花々が秋の草原を彩っていました。

足元で淡いピンクの小花をつけているのは “イワアカバナ”。

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葉が秋に赤くなることがその名の由来。雨や曇った日には花が閉じてしまいます。

道の路肩を固めている植物。オオバコのようですが、よく見ると違います。
なんだか判りますか?

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これは “タテヤマウツボグサ”。
花はもう終わり、種をつけていますが少しだけ咲いている花がありました。
足元を見ながら歩いていないと気づきませんが、無下に踏まれてしまうこんな場所でも山野草が健気に頑張っていました。

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下るに従い道は細くなり、少しずつ草丈の高い植物が多くなっていきます。
少しずつ木も生えてきました。
山頂から続いていたシモツケソウの草原も終わり、変わって一面に “サラシナショウマ”が群生する場所が現れました。

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残念ながら花はまだ咲き始めたばかりでまばら。
満開になれば白い穂状の花が草原を白一色に染めるはず。
群生した真っ白なサラシナショウマの花が風に踊る風景はおそらく壮観だろうなぁ。
9月になったらもう一度登ってみたいです。

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ちょっと、後ろを振り返ってみると、山頂はもうあんなに上。
随分と降りてきました。

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道を覆う植物はどんどん背が高くなり、道を覆い隠しています。
植物を掻き分け進むと、いきなり視界が開け、終点の山頂駐車場がみえてきました。

その手前には“マルバダケブキ”の群落。

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旅の途中に寄ったのか?アサギマダラが花から花へ飛び廻っていました。

最後の最後に下山の疲れを癒すように迎えてくれたのは “ミツバフウロ”.

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奇麗な小花がお疲れさまと言ってくれているようです。

沢山の山野草とその暮らしぶりに触れることができた、伊吹山の自然観察登山。

別の季節に、今度は頑張って麓から山頂まで登り、違う伊吹山の風景を見てみたいと思います。
by eilakuyagarden | 2010-08-22 23:15 | 息抜き | Comments(0)


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伊吹山の自然観察2(山頂お花畑)
伊吹山の自然観察の続き。

ガスが晴れ、頂上から山頂駐車場がよく見えます。

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上から見ると大したことなく見えますが、以外にきつい登りなんですよ。

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山頂に広がるお花畑は、高茎高原と呼ばれる草原。大きな岩礫がごろごろ転がり思った以上に歩きにくい。そんな瓦礫の間に暮らしている沢山の野草達。天上の楽園。

そんな楽園では、今、夏と秋が混在しています。

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緑の草原に鮮やかな橙色の花がよく目立つ “コオニユリ”。
足下にはクルマバナを従えています。


シモツケソウとギボウシの間から、四角い茎に濃い緑色の葉を付けた紫の小花をつけた “ヤマハッカ” が咲いていました。

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なんとも綺麗に折り重なって、みごとなコラボレーションを見せています。
自生するヤマハッカを見るのも初めてです。植栽の参考になります。

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ヤマハッカはシソ科の多年草。ハッカと名前がついているけど、ハッカのような香りはまったくしません。見た目がハッカに似ているけど、花色はハッカよりも濃い紫色をしています。


少し遠くの斜面に青紫の花が群れています。

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これは “イブキトリカブト”。猛毒をもった綺麗な野草。

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青紫の部分は花じゃなくて萼(がく)。花はこの袋の中にあります。


これは夏の花 “イブキトラノオ”。
タデ科の多年草で、伊吹山に多く自生しているからこの名がつきました。

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今回の自然観察で一番出会いたかった野草です。
庭造りで、この植物を使ったのですが、一株だけだとほとんど目立たない。
群れて植えてもなんだかちょっと違う感じがしていた。
じゃあ、山ではどんな所に、どんな姿で生えているのか、前からずっと見てみたかった。そして、やっと出会えました。

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スゲやシモツケソウなど他の野草達に埋もれるように一株だけ生えているんだけど、高く茎を伸ばし、他の野草の上に出て小さな花を咲かせています。沢山まとまって生えてはいないけど、しっかりその存在感をアピールしている。自然な姿はやっぱり美しいです。


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イブキトラノオとは違い、鮮やかな花色で存在を主張しているのは “タムラソウ”。
ピンクの花には沢山の虫達がやって来て、お腹いっぱいに蜜を吸っていきます。

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軽井沢にも自生していますが、山の上の草原に自生するタムラソウは、背丈も軽井沢より低く、茎も太くてしっかりしています。場所が変わると、その個体もずいぶんと姿を変えるものです。

桃色、橙色、黄色、青紫色などの花が多いお花畑。
その中に、とても地味な色の花がありました。黒紫というか小豆色と言った方が良いのか。

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長い茎の先に渋い色の花を沢山付けているのはユリ科の多年草 “シュロソウ”。

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草丈は50〜100cm。根元の茎周りにシュロ状の毛があることがこの名の由来です。
こんな花があるなんて、初めて知りました。

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ワレモコウも濃い赤紫の地味な花ですが、シュロソウもかなり渋い。
大人な感じの花です。

さて、そろそろお花畑の自然観察は終わりです。

次回は、下山道で見た野草達のお話。お楽しみに。
by eilakuyagarden | 2010-08-21 23:48 | 息抜き | Comments(0)


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伊吹山の自然観察1(登り道)
岐阜県と滋賀県の県境に位置する標高1,377mの伊吹山。
遠くにそびえるその姿を幼少の頃からずっと見続けてきた。
もっとも慣れ親しんだ自然豊かな故郷の山である。

日本武尊が東征の帰路に伊吹山の山の神に負けて痛手をおい、それが彼の死を早めたとして古事記や日本書紀などにも登場するなど、古来から知られる日本百名山の一つです。

昨日、この山に二十数年ぶりくらいに登ってきました。

麓から登る登山ルートもあるけれど、今回はお手軽に伊吹山の自然観察をするため、伊吹山ドライブウェーを使って一気に標高1200mの山頂駐車場まで行き、そこから3本の遊歩道を使って、標高差177mの軽登山を楽しんできました。

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伊吹山ドライブウェーの入り口で利用料金を払い、車を走らせて山をどんどん登る。関ヶ原の町並みがみるみる小さくなっていきます。

こんな風に1000m級の山を一気に登っていくと、今暮らしている軽井沢や御代田町が、いかに高いところであるのかが実感できます。標高1000m付近まで登ったら、外の気温は25℃、登山口の気温が33℃だったから一気に8℃も涼しくなったわけで、標高1000mの軽井沢が涼しいのも当たり前ですね。

さらに登り、約20分程で標高1200mの頂上駐車場に到着。
山頂付近ではススキの穂が綺麗にあがり、もう秋の気配が漂っていました。

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ここから山頂までは、3本ある遊歩道を使って徒歩で登ります。
沢山の山野草達の観察は、山頂のお花畑と帰りの遊歩道をゆっくり下りながらすることにして、行きはサクサク登るために、所要時間20分、距離約500m、急勾配でほぼ階段ルートの『中央遊歩道』コースを選択。この道は急勾配だけあって登る人も少ないので、お薦め。

ということで、軽登山様の荷物をリュックに詰め込み、カメラを持って登頂開始。

目の前に急勾配の登り階段。

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シソのような葉をした “アカソ”が遊歩道の両脇を飾り、僕を山頂へ誘ってくれます。

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少し登ると、先端が裂けた桃色の花びらが特徴的な “カワラナデシコ” の花達が僕を迎えてくれました。

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順調に登っていたけど、山の天気はやはり気まぐれ。
突然ガスが辺りを覆い始め、みるみる内に白い世界に飲み込まれてしまいました。

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それでもガンガン登って行く。
道の両側を覆うアカソの中に 、薄紫の小花をつけた“クサボタン”を発見。

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自生するクサボタンを見るのは初めて。
クサボタンはキンポウゲ科の多年草。皆さん大好きなクレマチスの仲間で木立になる種類。この薄紫色の花のように見える部分は「がく片」で先が反り返っているのが特徴。和名は葉がボタンに似ていることに由来する。自然の中ではこんな風に生きているんだと感動。


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アカソの群れが終わり、変わって現れたのは “テンニンソウ”の群落。
花はまだ咲き始めたばかりでまばらです。


点々と生えていた “コイブキアザミ”にはモンシロチョウ?が吸蜜中。

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コイブキアザミの葉には尋常じゃないほどに沢山のトゲが生えていて、不用意に近づくと痛い目に遭わされることになるので要注意です。


後ろを振り返ると、山はますます濃いガスに覆われてきて不安になったけど、頂上方面を見上げてみるとガスが切れていました。勾配も少し緩くなってきたから、山頂まではあと少し。


そんなこんなで登り初めて30分。
無事に標高1,377mの伊吹山山頂に到着。

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山頂の標高を記す標識の横には「ヤマトタケル像」が建っています。

山頂に着いたとたんにガスは切れ、山頂の綺麗な展望が開けてきました。

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伊吹山山頂は、岩礫の崩壊によって砕かれた細かい岩石の破片を基盤に、雪渓から供給される豊かな水分によって形成された高茎草原と呼ばれる草原が広がっています。

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ススキ、ツリガネニンジン、ノダケ、シモツケソウ、などなど。

長い茎に対生する葉をつけ、
その先に穂状に青紫の小花を沢山つけたのは “ルリトラノオ”。

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山頂のお花畑。
そこには短い夏に美しさを競うように咲き乱れる、沢山の高山植物達が棲んでいる。
なんて綺麗な光景だろう。

ガスの切れ間から覗いた下界が、まるで幻のように見える。

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ここはまるで天上の楽園。

無事、天上の楽園に到着ということで、今日はここまで。

楽園の様子はまた次のブログで...。
by eilakuyagarden | 2010-08-20 15:58 | 息抜き | Comments(0)


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とても心配な木
お盆を過ぎての遅いお墓参り。
少しは涼しくなって欲しいけど、岐阜の猛暑は相変わらずで、
軽井沢の気候に慣れた身体にこの暑さは応えます。

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それでも、少しずつ、少しずつ、季節は確実に進んでいます。
庭のススキが穂をあげ、オミナエシやマキエハギが花をつけ始めました。
植物達の動きが、季節の変化を感じさせてくれます。

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今年沢山の実をつけた林檎の木。
無農薬の庭だから、葉っぱはコガネムシや毛虫に食害されてちょっと悲惨な状況ですが、その実は確実に大きく膨らんできて、秋に赤く熟れるのが楽しみです。

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でも、楽しみだけでなく、心配事もある。

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一見、元気そうに見える林檎の木ですけど、実はその株元に沢山の木の削りかすがあって、なにやら虫が幹に入った痕跡がみられます。手で触ると、ほぼ幹の周り全周にわたって穴が空いていている。ん〜、これは厳しそうですね。来年の春には新芽が膨らむことはないかもしれません。

木もそれを分かっているから、例年になく沢山の実をつけたんでしょう。

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それに、株元からは新しく若い芽が沢山上がってきています。
もう、次の世代に、この木の将来を託す決意をしたようです。


これは、2年前に枯れてしまったリンゴの株元から出てきた、次の世代を担う若いリンゴの木。

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まだまだ高さ40〜50cmだから、花を咲かせ、実を付けるにはまた3年以上かかるのでしょう。でも、枯れても根が生きて、次の世代を育んでくれた。
それが、とっても嬉しいし、自然の、植物の力強さや偉大さを感じます。

古い株から、新しい世代へ。
親から、子へ。

とても心配なリンゴの木。
枯れるかもしれないけど、死んだわけでは無い。
次に未来を託し、新しく生まれ変わるんだ。

とても心配なリンゴの木。
生まれ変わったら、また、綺麗な花を、美味しい実を、
沢山、沢山つけてください。
by eilakuyagarden | 2010-08-18 23:43 | 岐阜の庭 | Comments(0)


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自生地の野草達〔フシグロセンノウ〕
園芸店や山野草のお店に売られている野草達。
お庭で見せるように植えられ、大切に育てられていたり、
育苗家の方々が、鉢で大切に育てていたり。
みなさん、いろんな形でその愛らしい姿を身近で楽しんでいます。

でも、野草達が普通に暮らす様子って、以外に知りませんよね。

野草達が快適に暮らす場所って、一見単なる草むらだったり、こんな場所に生えているの?っていうような暗い林の中だったり。本に書かれている場所とは少しかけ離れていたりもします。
そんな自然の中でイキイキと暮らす姿は、そんな野草達を育てたり、庭で活かす上でも凄く参考になります。でも、なかなか見つけられなかったりもします。

だから、僕がふと出会った自然に暮らす野草達の様子を、時々このブログで紹介していきたいと思います。

今日は、ちょうど今、野山で綺麗な朱赤色の花をつける “フシグロセンノウ”の暮らしぶりを覗いてみましょう。

フシグロセンノウはナデシコ科センノウ属の多年草。
野草の本などには「山地の林下などに生える」とあります。でも、本当の林の中の木陰というよりも、林が少し開けた草地との境目の明るく開けた場所に多いようです。逆に、完全に開けた明るい草原は苦手。大きく育つ植物があったり、陽の差し具合によって陰が出来る、林の近くのこんな場所がいいようです。

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草丈は40〜90cmとありますが、周りの草丈の高い植物があれば、負けまいと高くなり、競争相手が背の低い植物なら、無理して大きくなろうとはしません。それがこの草丈の幅になります。
草丈の高い低いは周りの植物次第で、それがこの草丈の幅になります(これは、どの植物にも言えますね)。

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この草丈を越えるほど大きな植物が沢山生い茂る場所では、陽の恵みが得られず、フシグロセンノウは暮らしていけないということです。だから、うっそうと木々が生える林下には生えていないんですね。

最適な環境で育ったフシグロセンノウ。

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花の色も、茎の緑も、その名の由来になった黒々とした節もどれも本当に活き活きしてます。売られている苗ではこんな元気な姿はみられません(土に混ぜられた肥料のお陰で花つきはいいですが、茎はヒョロヒョロで、葉の瑞々しさも比べものにはなりません)。

豊かな自然の中で、元気に慎ましやかに暮らす野草達。
その姿を知れば、その最適な見せ方、育て方がわかります。

どこかで、野草の自生地に出会ったら、花だけに注目するのではなく、その周りの環境にも目を向け、記憶と写真に留めておいてください。

きっと、もっと、野草達と仲良くなれますよ。
by eilakuyagarden | 2010-08-16 21:52 | 野草の暮らし | Comments(0)


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ありきたりの野草
ツユクサ と ドクダミ。

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ヒメジョオン と タガネソウ。

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砂利から生えた ハキダメギク。

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ビーズのような朝露に飾られた スギナ。

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普段は見向きもされない、ありきたりの野草達。
でも、彼らが居るから、主役の草花が引き立つ。

彼らがつくる緑の舞台で、主役級の草花がそれぞれの季節を演じていく。
なくてはならない名脇役なのである。

「なんか草だよね〜」って一言で終わらないで、よぉ〜く見てあげてください。

その姿、形、色、名前。覚えてあげてください。

よく見れば、何処にでもいる “コアゼカヤツリ”だってこんなに奇麗。

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家の周り、道端、畦など、いつものあの場所に、ありきたりにある野草達の魅力。
再発見してみませんか!
by eilakuyagarden | 2010-08-12 23:20 | 永楽屋ガーデン | Comments(0)


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