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冬の足音
10月も今日で終わり。
昼過ぎから雲がかかり、今にも降り出しそうな天気。
風も急に冷たくなってきた。

あたたかい日が続いていたから、今年は冬が来ないかも?
な〜んて思ってました。

やっぱりそんなに甘くないですね。
明日から一気に冷え込む模様。
冬の足音が聞こえてきそうです。
週末軽井沢にお見えになる方々、温かい服装をお忘れなく。

そんな、寒い日でしたが、午前中はいい天気でした。

お客様の庭に向かっていると、
林の中の荒れ地に、ひときわ目立つ鮮やかなピンクの花が咲いていました。

なんだろう? 車を止めて近づいて見ると、
草丈1.5m程の茎の先に、長さ5cm程の鮮やかなピンクの花。

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これはおそらく “オオイヌタデ”。

タデ科イヌタデ科の一年草。
中国、東南アジア原産で、日本には江戸時代にやってきて日本各地で野生化。
今や山野の嫌われもの。
非耐寒性なんで、軽井沢では見たことなかったんですが、
種がなにかに運ばれて、やっとの思いで咲いたんでしょう。

花なんてほとんど無くなった荒れ地の中にポツンと一輪。
とても目立っていました。

この時期、花が無くても全然いいですけど、
花が無い時期だからこそ、
咲いている花をみつけると、なんだかとても嬉しくなりますね。

さあ、明日から11月。
一気に冬の気温に下がるようです。

でも、まだ庭仕事は終わらない!
身体が資本、風邪などひかない様にしっかり予防。
寒さに負けず、11月も頑張りますよ〜。
by eilakuyagarden | 2009-10-31 19:29 | 息抜き | Comments(0)


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狂い咲き
秋はどうしても、紅葉と奇麗な実に眼がいってしまう。

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僕のブログに良く登場するお馴染みの樹 “オトコヨウゾメ”。
紅葉した葉と奇麗に膨らみ赤く色づいた実。
毎日見ていても飽きることがない。

奇麗だな〜って眺めていたら、おや?

花が咲いているじゃないですか!

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開花時期は5〜6月なのに!
軽井沢プリンススキー場なんて今日オープンしちゃったというのに!

秋ですよ。しかも、冬間近の晩秋。

小さな白い花が数個、しっかり開花していました。
よく見るとピンクに色づいた蕾もあります。

こんな時期にお目にかかれるとは、本当に嬉しいなぁ。

“オトコヨウゾメ”はガマズミの仲間。
ガマズミの花は、小さな花が沢山集まって上向きに咲くきます。
アジサイの花を小さくした感じと言ったらわかりやすいかな?

でもオトコヨウゾメの花は、小花がまばらにポツポツといった感じに咲く。
梅の花をすっごく小さくしたような可愛い花。

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秋につける赤い実も、ガマズミが上向きなの対して、
オトコヨウゾメは下向きに垂れ下がる。

やっぱり素敵な樹です。

きっと 冬の眠りにつく前に、
“もうちょっとだよ。頑張れ〜”って僕にエールを送ってくれたんだよね。
(ん〜、都合のいい解釈だ)

それとも、なにか良いことが起こる暗示なのかも。
(それこそ、もっと都合がいい)
期待しちゃおっかなぁ。
by eilakuyagarden | 2009-10-30 21:31 | 里山林の庭 | Comments(0)


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赤と黒
冬が近づき陽が低くなってきた。
ヤマザクラ、栗、唐松等の高木の葉がほとんど落葉したから
これまで陽が入りにくかった場所にも明るい日差しが戻ってきた。

おかげで、最近の冷え込みもあり、
なかなか紅葉の始まらなかった “イロハモミジ”がやっと紅く染まり始めた。

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7裂する葉を「イ・ロ・ハ・ニ・ホ・ヘ・ト」と数えたことがその名の由来。
京都に行けば真っ赤に染まる沢山のイロハカエデを見ることができる。

葉っぱによっては5裂の葉もある。
葉には不揃いの鋸歯があり、葉の先はスッと尖っている。

ん〜やっぱり奇麗な葉っぱですね。

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ひらひらと漂う葉の様子がいい感じ。
撒いたばかりの腐葉土の上に着地。

赤と黒。
素敵なコントラスト。

あ〜日本の秋だなぁ。
by eilakuyagarden | 2009-10-29 20:52 | 里山林の庭 | Comments(0)


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貴重な出会い
唐松の紅葉が始まり、浅間山の裾野も褐色に染まっている。

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いよいよ秋も終わりが近づいている。

お庭の測量に出かけた先で、立派に育った“カマツカ”に出会った。

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こんなに立派な “カマツカ”をみるのは初めて。
とても素敵な姿だ。

本来真っ赤に紅葉する木なのだが、このカマツカは褐葉していて、
そこがまたいい感じだった。

少し楕円形をした真っ赤な実。

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ほとんど落ちていたが、少しだけまだ枝にしがみついていた。

自然樹形の樹に出会うというのは本当に貴重。

たいていは人の都合で頂部を切り詰められたり、
枝を無惨に剪定されたりする。
自然な姿のままで育てられる程に広い空間がある訳じゃないからしょうがない。

でも、やっぱり庭に雑木を植えるにあたって、
その樹がどれくらい大きくなるのか、
枝がどれほど伸びるのか、樹形は暴れるのか、
どんな風に実がつくのか、葉の込み合い方はどうなんだろう?
ちゃんと把握してから使いたい。

本には樹高や広がりが数値で載っているけど、あくまで目安。

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植えて何年も経ったらこの樹がどう育つのかを、しっかり見て、記憶に残したいけど中々巡り会えない。こんな環境なら、こうなりますよっていう実例を経験値として持っていたい。
だから自然樹形の樹に出会うということは、本当に貴重なんです。

そんな貴重な出会のあった嬉しい一日でした。
by eilakuyagarden | 2009-10-28 19:29 | 里山林の庭 | Comments(0)


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雨の休日に思う
終日冷たい雨が降っています。

久々にお休みとしました。
部屋でゆっくり過ごすのは久しぶり。
なんだか身体が休みたがっていたので、
この雨はちょうど良いきっかけになりました。

本を読んだり、気になっていたことを調べたり。
のんびり過ごしています。

でも、やっぱり庭造りのことはどこかで考えちゃいますね。
いま管理させていただいているお庭のこと。
作庭中の庭のこと。
これから設計、デザインするお客様のお庭のこと。

どんな庭にしていこう、どんな庭になるだろう。
どんな植物が好きかな〜、どの植物ならあの場所を気に入ってくれるだろう。

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一人でいろいろこなしているので、一度に沢山の庭造りはできません。
苗つくり、仕入れ、デザイン、植栽、工事管理。
一つ一つ丁寧にやっているからなおのこと時間がかかります。

業者任せにしたりすれば、ササッと沢山こなすことは可能だと思いますが、
それでは自分の眼が行き届かなくなります。
やっぱり一つ一つこだわりを持ってやるには、
時間がかかっても自分でいちいち確認しながら進める必要があります。
だから、一度に沢山はこなすことができません。

庭はでき上がった時点がスタート。
木、草花がその場所を気に入り、自分らしい姿に成長し、
思い描いた姿になるには3〜5年はかかります。
成長したらまた、いろんな問題も起きてきます。
その度、またいろいろ見直す必要もあります。
建物のように造ってしまったら終わりじゃない。
庭は自然の一部。
生きている物だから、一生の付き合いになると思っています。

だから、庭造りをするにあたって、
僕はその庭とお客様への思い入れを大切にしていきたいと思っています。

その場所に、失った自然を蘇らせるのが庭造り。
そして、お客様と一緒にその自然を守っていく。
それが『永楽屋ガーデン』の庭造り。

どんなことがあっても、このこだわりを曲げないようにして
頑固に、柔軟に、強い思い入れをもって、
3年目も “自然を愛する庭造り”を続けていこう。

3年目を迎え、改めて自分の庭造りについて考える、よい休日になりました。
どうぞこれからも『永楽屋ガーデン』の庭造りを宜しくお願いします。
by eilakuyagarden | 2009-10-26 18:03 | 息抜き | Comments(2)


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ドングリ達の戦い
雨まじりの天気。
肌寒い一日。

秋もそろそろ終わりが近づいているようだ。

庭造りのために掘り返したフカフカの土の上。
無事着地できたドングリ達が最高の居場所を得たとみて、
硬い殻をこじ開けて土中に根だけを伸ばしていました。
生き残りをかけたドングリ達の戦いがもう始まっています。

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後一ヶ月もすれば土はカチカチに凍ってしまう。
その前に、なんとかしっかりした根を土に深く伸ばしておこうと大忙しです。

ここに落ちているのは “コナラ”のドングリ。

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落葉樹の コナラ、ミズナラ、クヌギ、カシワなどは、冬になる前に根だけを出して越冬し、春温かくなったのを確認してから芽を出します。
一方、同じドングリをつける木でも常緑樹の アラカシ、シラカシ、ウラジロガシなどは、ドングリのままで越冬し、春になったら一斉に根を伸ばし、芽を出します。

最初の写真の上のドングリを見てください。
割れた殻の中に見える赤いピーナッツの皮のようなものは子葉です。

子葉はドングリの栄養分。
デンプンや脂肪でできた子葉に、発芽のためのパワーが一杯詰まっています。春になると、硬い殻がぱっくり割れて子葉があらわになり、これが二つに割れて、割れた根元から茎が伸びて数枚の若葉をつけます。

葉っぱがでればもう大丈夫。
いつのまにか子葉はしぼみ、あとは自分自身で光合成をして栄養を作り生きていきます。木の生命力ってすごいと感心しちゃいます。

ほら、土の中にはもうこんなに根っこが伸びていました。
根っこはドングリの尖った方からニョキッと出るんですよ。知ってましたか?

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無数に落ちているドングリ達のほとんどが根を出していました。
水と陽の光を得たドングリは本当にラッキーです。
でも、このまま成長したら一面コナラの畑になってしまいそう。大丈夫か?

大丈夫!
大きくなるにはさらに多くの困難に打ち勝たなければいけません。

成長の早い草花や他の樹木との間で、水と光の過酷な争奪戦が待っています。
若い芽を出しても、虫がやって来て、折角出した葉を食べられちゃいます。
更に悪いことに、庭造りを生業にする人間(僕?)が庭を維持するために、この庭には不必要だなと思う芽を若いうちに摘んでしまいます。

そんな、いろんな困難に打ち勝って、
大きな木に成長できるのは極わずかのドングリ達だけなんです。
一本の木が何十年、何百年と生き続けているってことは本当に凄いこと。
大切にしたいですね。

近くに落ちているいろんなドングリを拾って、ぜひ育ててみてください。
きっと、小さな命の大切さと力強さを実感できると思いますよ。
by eilakuyagarden | 2009-10-25 19:07 | 木の物語 | Comments(0)


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ありがとう
ボタン雪の様にゆっくり、ひらひらと舞い落ちる“落ち葉”。
一瞬で、褐色の絨毯ができ上がる。

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なぜか赤く紅葉しはじめた“シロモジ”が出迎えてくれた。
僕のお気に入りの一本。

シロモジはクスノキ科シロモジ属の落葉小高木。
早春、葉に先立って、枝一面に散形花序を出し、淡黄色の小花を沢山つけます。
芽吹きの季節のまだ明るい林の中を、さらに明るい黄色に染めあげます。
そして、紅葉も黄色。
しかし、燃え上がるような紅に染まった今年の“シロモジ”、
この後、明るい黄色に変わるのだろうか?
(普通、紅葉は黄色から赤なんだけど)

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花と紅葉どちらも良いけど、僕の一番のお気に入りは この特徴のある葉っぱの形。
3裂した葉の切れ込みは深く、切れ込んだ部分が丸くなっています。
少し丸みを帯びながら、先がスッと尖った葉の形。
奇麗に入った葉脈もいい。
とても奇麗な葉っぱです。

黄葉した葉っぱの間には、もう冬芽ができていました。

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先端の尖った芽が葉芽。
その下からヒョコンと4方向に飛び出た丸い芽が花芽。
春には花芽が開花してから、葉っぱが開きます。

樹々はしっかりと来年の準備を始めているんですね。
季節が黄色で始まり、黄色で終わる。
また一年が過ぎていきます。

そして『永楽屋ガーデン』は、この地で庭造りをはじめて今日で2年が過ぎました。
この一年も、本当に様々なことがありました。

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いろんな出会い、温かい声に励まされました。
素敵な出会いに心弾み、自然と笑顔があふれました。
心がくじけそうになり、投げ出したくなった時もありました。
じっと耐え、過ごす日々もありました。
懐かしい空気、優しい気持ちにいっぱい助けられました。
そして、いつも僕の気持ちを癒してくれた 自然、庭、樹々や野草達。

その一つ一つがまた次に繋がっていきます。

園芸教室に参加してくださった方々。
いろんなイベントで知り合えた素敵な人達。
僕の庭造りの表現の場所を与えてくださったお客様。
いつもお世話になっている多くの方々。
遠くから見守ってくれる、友人、知人。
そして、どんな時でも優しく、厳しく支えてくれる家族達。

いろんな人達に支えられ今の僕が、『永楽屋ガーデン』あります。
いつも、本当にありがとうございます。
皆さんに出会えて本当によかった。

『永楽屋ガーデン』は明日からいよいよ3年目。

庭造りは自然造り。
3年目も自然を大切に、自然を愛する庭造りを提唱していきます。
人との出会いを大切に、一歩一歩自分らしく、真直ぐにがんばっていきます。

3年目も 笑顔で始まり、笑顔で締めくくれるように。
これからも、どうぞ『永楽屋ガーデン』と 僕 を宜しくお願いいたします。
by eilakuyagarden | 2009-10-24 18:42 | 永楽屋ガーデン | Comments(2)


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笑顔咲く庭
まだまだ冬の足音は聞こえてこないが、
確実に季節は進んでいる。

結局、膝をかばいつつ連日植栽作業を続けている。

設計の段階で、植栽のデザインを考え、植物の成長と開花のスケジュールを考える。
でも、結局、樹木が植えられ、季節毎の日差しなりを実際に見てみて、現場で植栽はどんどん変わっていく。
植栽作業は、試行錯誤の繰り返し。
頭の中のデザインを、現地あわせで組み替え、植物を選び、置いてみる。

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あくまでもナチュラルに。
庭の雰囲気は残しつつ、周りの自然と溶け込むように配置する。

全体とのバランスが大事だから、手の届く範囲を置いたら離れてみる。
すると、自然な感じで置いたはずなのに、
なんだか奇麗に並べた様になっていることがある。

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結局狭い範囲だけ見ていてはダメ。
「木を見て森を見ず」にならないように、目の前の狭い範囲だけでなく、庭全体、庭の在る周りの林までを見通して植栽することが大事。さらに、植栽した植物が、この庭、この林の中で、どう成長していくのか。数年後の植物の様子までもを見通す必要がある。これがガーデナーとしての仕事だと思う。

だから、狭い範囲の植栽でも時間がかかる。
ススキ一本の植えるにも、ススキの顔をみて、置いては下がり、いろんな方向から見て、成長した姿を想像し、また置き直す。

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この繰り返しから、どうにも動かせない場所が見つかります。
「良し、ここだ!」と決めた場所って、植物がその空間にしっくりとハマります。

つねに真剣勝負。
大げさじゃないんです。
だって、植物の命を扱っているんです。
自分が大事に育てたり、見立ててきた植物達。
この場で元気に成長して欲しい。
居心地の良い場所をみつけるため、植物と語らう(本当にお話しするわけじゃないですよ)。そうすれば、半分くらいは植物が居場所を教えてくれます。

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そうやってできた庭には、きっとお客様の笑顔の花が咲くはずです。
K邸の庭では、どんな笑顔の花が咲くのだろう。
素敵な庭になって欲しいなぁ。
by eilakuyagarden | 2009-10-23 22:52 | 里山林の庭 | Comments(0)


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秋の和の色彩
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庭を落ち葉が覆い隠す。
庭がどんどん明るくなってきた。

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枕木のステージから見上げる空も、樹々の彩りが華やかだ。

いつ見ても奇麗な紅葉した “アサマフウロ” の葉。

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このまま、着物の文様になりそうだ。

朱(しゅ)、茜(あかね)、緋(ひ)に紅(くれない)。
単純な赤じゃなく、なんとも素敵な赤。
和の色彩。

紅葉の色には和の色がいっぱい。日本の伝統色そのもの。
とても魅力的だ。

また、その色の表現がいい。

日本の伝統色の表現は何かを比喩してつけられている。
植物、動物、自然の変化。
その色彩表現の言葉の豊かさが、
それが織り成す色の世界を美しく想像させてくれる。

日本の伝統色ってほんとうに素敵だ。

多彩な植物達が自生し、四季折々の姿をみせてくれる日本だからこそ、
その変化を敏感に感じ取り、生活習慣・文化の中から生まれてきた和の色彩表現。

日本人らしい、そんな繊細な感覚を僕も持ってたい。

夕焼け間近の日差しに輝く“ジューンベリー”の紅葉。

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その紅葉を和の色彩で表現するならば
“茜色(あかねいろ)”、“鳶色(とびいろ)”、“丹色(にいろ)”。

ん〜粋だなぁ。
by eilakuyagarden | 2009-10-22 22:48 | 里山林の庭 | Comments(0)


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光と風を感じる果樹の庭(千歳の間、アンズ)
痛み止めが良く効いているのか、昨日じっとしていたのが良かったのか?
今朝は、膝の痛みも軽く、腫れも引いて気分も良好。
これならば...。ってことで、
先週お庭を造り直した「亀清旅館」の庭の水やりにでかけた。

植物達も落ち着いたみたいで、葉が活き活きとしていた。
コバノガマズミの紅葉がとても奇麗。

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10月17日の「あきらめない庭」でご紹介したのは客室 “末広” の「リンゴの庭」。
それと一緒に、背中合わせの双子の客室の庭も手直ししていた。

それが、客室 “千歳” の「アンズの庭」。

若旦那タイラーさんのたっての希望で、信州を代表する果物「リンゴ(紅玉)」と、千曲市の春に無くてはならない「アンズ(大実)」で双子の庭を飾ることにした。
どちらの部屋も庭のコンセプトは『信州の光と風を感じる果樹の庭』。

今日は「アンズの庭」の庭造りの様子をご紹介します。
ちょっと長くなるけど、おつきあいください。

作業前の客室 “千歳” の庭。

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この庭も他の部屋の庭と同じで常緑の植物が9割。ネズミモチ、大きなアオキ、オモト、ジャノヒゲ。ヤツデが無かっただけまだましである。

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そして唯一の落葉花木であるボタンが一株。
手直ししていない亀清旅館の庭は、ほぼこういった植物の組み合わせ。
四季を感じる植物はほとんど植えられていないから、
どの庭も同じ雰囲気で、四季の変化も無くてつまらない。

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光も風も入らないから、とても寂しいし、暗い。
だから、空気が重く、庭に面した窓を空けたくならない。
おかげで部屋の中は昼間でもうす暗い。

そんな庭を、光と風を感じる明るい庭に生まれ変わらせて、お客様に窓を開けて楽しんでもらえるようにする。それが双子の庭の共通のゴール。

まず、庭に光と風を入れるため、高いコンクリートの壁と既存の植物の見直し。

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壁は、末広の客室の庭と同じで、若旦那が手作りの木の壁に改修した。

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これだけでも、庭の雰囲気は一変した。
ここから僕の作業となる。

まず、庭の頭の上を明るくするため、ネズミモチを剪定し、放任されて軒を超える高さにまで成長したアオキを抜く。可哀想だけど、大きく庭を作り替えるには、土砂崩れにでもあったつもりで、思いきって要らない物を捨て、まっさらにすることは大事です。ボタンは強引に掘り起こし、植え場所を少し移動しました。

そして、やっぱり基本は植物が元気に成長できるベースとなる、土の改良である。

でも、これが今回一番の難関だった。
なんせ、亀清旅館の庭はちょっとした発掘現場。

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やっかいなことに、使われているのかいないのかわからない配管が、土の中に幾重にも重なって埋まっている。ガス管や、水道管だったりすれば、穴をあけたら大変である。ツルハシやクワは使えないから、スコップだけで慎重に土を掘り返すしかない。

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昔の壁の基礎が出てきたり、古瓦や大きな川石などが大量に埋められていたり。
想定外の事態で、作業が予定通り進まない。
大きなタイムロスとなった。

それでも何とか不要な物を掘り出し、ほぐした土に大量の腐葉土、赤玉土、有機培養土を混ぜて土を改良した。

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すると、今まで在った大きな石と石臼?みたいものの配置がノッペリした感じで、なんとも気に入らない。いっそネズミモチの株元に集めて、庭の左側だけ立体的にしてみましょう。

予定にはなかったけど、大きな石と、深く埋められていた石臼のような物も掘り出して石の配置を変えた。石臼のような物はどうやら水鉢らしく、中には黒い玉石がいっぱい詰められていた。
おかげで重い。かろうじて手で動かせたけど大変な作業になった。

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どうでしょう、庭に立体感がでて、石の表情も豊かになったと思いませんか?

これで、植物を植え付けるための場所は完成。

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スッキリ抜けた空間の日当りと土の具合をよく見て、この庭のシンボルツリーとなるアンズの未来の姿を思い浮かべ、根、幹、枝、葉が元気に育てる様に成長を想像しながら場所を決めて植える。

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これが決まればほぼ完成。風と光をいっぱいに浴びて、活き活きと成長できるように考えながら、植物達を植えるだけ。
『信州の光と風を感じる果樹の庭』のコンセプト通りの庭になる様に、長野のアンズ畑や、里山の風景を思い出しながら植栽しました。

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ネズミモチの下は少し暗く、乾燥気味なので、
常緑のセキショウやフッキソウを多めに植栽。

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石組みの中は里山の林床をイメージ。

石臼風の水鉢には、セキショウ、アケボノアシとシラサギカヤツリを植栽し、水辺を演出。

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そして、アンズの周りは、ススキなどのイネ科の植物と野花を多用し、明るい陽の光に照らされ、風に揺れる草花が爽やかなアンズ畑をイメージして植栽しました。

まだ今はどの草花も同じような大きさで、なんとも植えられました感が強い。
とってつけたような感じは否めません。
でも、この冬を越え、暖かな春になった時には、それぞれの植物が個性的な草姿を見せてくれるはずです。楽しみにしながら、植物の成長を見守るとしましょうよ。

今日 “千歳” の中から見た庭の様子。

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お部屋についた瞬間から、お客様がお庭を楽しめる様にと、この一週間の間に、若旦那が庭に面した縁側のサッシを、これまでついていた“磨りガラス”から透明なものに交換しました。

襖を空けてお部屋に入った瞬間に庭が眼に入ってきます。
なんだかとても気持ちいい。
窓をあけて外を見たくなってきます。

実際、先週末お泊まりになったお客様は、部屋に入るなり窓を開けて、部屋とお庭を楽しんでいらっしゃったそうです。
ほんとうに嬉しいなぁ〜。

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きっと、来春「アンズの庭」から見上げる空は、ピンク色に染まるはず。

ぜひ、生まれ変わった亀清旅館の『果樹の庭』を訪れてみてください。

成長する庭の植物とともに、毎年違う風景があなたを迎えてくれますよ。



■亀清旅館

http://kamesei.sakura.ne.jp/kannai.html

by eilakuyagarden | 2009-10-21 21:30 | 里山林の庭 | Comments(0)


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