カテゴリ:木の物語( 62 )


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神の宿りし木
昨日のランチの本当の目的。
それは、林の中でこの木を見つけること。

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木々の葉っぱが落ちると見えてくる常緑小低木の “ ヤドリギ ”。

花も実も無くなった林の中で、真冬のこの時期に楽しめるこの木は僕のお気に入り。
毎年いろんな場所へこの木を探しにいき、ブログにも度々紹介している。


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樹形があらわになったクリの木。
木の枝に、まるで鳥の巣の様に丸く繁茂したヤドリギが沢山生えている。


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濃い緑の枝が先の方で複数に分かれ、枝先にウサギの耳のような葉っぱをつけます。
その下の枝分かれした部分に2〜3個の実がつき、丁度この時期に淡黄色に熟します。


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赤く熟しているのは “ アカミヤドリギ ”。

黄色と赤色の実のヤドリギが同じ木に生えていると、冬枯れの木がなおさら奇麗にみえます。この実の中に粘着質の粘液をまとった種が入っていて、鳥が食べ、糞として排泄した時に木に付着し、根が生え、木の幹に食い込んだ根から養分を吸収して大きくなります。


ヤドリギの枝の付け根をよ〜く見てみると、

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まるでクリの木から生えている様にヤドリギの幹が伸びているのが良くわかります。
これがヤドリギだと知らなければ、宿主のクリの枝だと思っちゃいそうですね。

古来より神の宿る縁起のいい木として敬われている“ ヤドリギ ”。

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きっとヤドリギの宿った木には沢山の神様棲んでいるはず。
庭を、林を、森を、木と一緒に見守ってくれているんだろうなぁ〜。

奇麗な実をつけたヤドリギを探しに、冬の軽井沢を歩いてみてくださいね。
by eilakuyagarden | 2012-01-30 19:41 | 木の物語 | Comments(0)


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落ちてなお...
冷たい雨降る軽井沢。

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梢にギュッとしがみつき、最後まで頑張っていたカエデの紅葉。
きっと、この雨に落とされちゃったんだろうな。


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でも、落ちてなお 美しい。
それがカエデの魅力です。
by eilakuyagarden | 2011-11-11 20:28 | 木の物語 | Comments(0)


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僕の好みは
ツリバナ

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ニシキギ

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マユミ

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みんな ニシキギ科ニシキギ属の落葉中低木。仲間達。

どれも秋になると可愛い果実をつけるけど、
僕の好みは淡いピンクの “ マユミ ”の果実。

ツリバナ、ニシキギよりも遅くまでその実を楽しめるマユミ。
可愛い果実が初冬まで残り、楽しませてくれます。

初雪を被るマユミの実もなかなか素敵ですよ。
by eilakuyagarden | 2011-10-27 23:05 | 木の物語 | Comments(0)


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贅沢な秋のはじまりです
冷たい雨の一日。
気温も上がらず、ファンヒーターをつけるか否か悩んだあげく、服を着込んで寒さをしのぐことにした。

でも、衣服を纏えない木々はこの寒さで身にまとった葉っぱを落とす準備に入った。
加速する木々の紅葉。週末の1000m林道辺りは意外に奇麗かもしれない。
ちょっと楽しみ。

これは先週の写真。

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少し黄葉しはじめた “ アオハダ ” の木。

カラマツと同じで、鮮やかな黄葉が美しい木だ。

アオハダはモチノキ科モチノキ属の落葉高木。樹高は8〜10m。
日本全土の明るい山地に生えている。
幹の外皮をちょっと削ると、内皮が緑色だからこの名がついた。

アオハダには雄と雌の木があって、実をつけるのが雌の木。
[こういう植物を雌雄異株(シユウイシュ)という]

昨年は実をつけなかったから雄の木だと思っていた。
でも、今年はこの通り。

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可愛い赤い実が枝いっぱいに実っていた。
どうやら、このアオハダは雌木だったようです。

アオハダの木の黄葉は本当に奇麗だから、実がついていなくても充分に素敵だ。
でも、こうやって赤熟した実をびっしりつけた様子もなかなかです。

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今年は、突然の冷え込みで、黄葉と完熟の果実の両方が一度に楽しめそう。
寒いけど、贅沢な秋のはじまりです。
by eilakuyagarden | 2011-10-05 21:47 | 木の物語 | Comments(0)


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くれない
ヤマアジサイ “紅(くれない)” が今年も奇麗な花を咲かせました。

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純白の装飾花。花びらに見えるのは “ ガク ”。

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その先が、ちょこんと紅をさしたように紅く染まりはじめ、

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純白のガクに滲むように紅色がひろがっていきます。
この後、装飾花は真紅に染まるのですか、僕は紅く染まり始めたこの時期が一番好きです。


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大きな装飾花に取り囲まれるように集まったのが、小さな両性花。

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小さな花びらを開き、小さな雄しべと雌しべを精一杯伸ばします。
花びらは開くとすぐに散ってしまうので “ しべ ” だけがとても目立ちます。
こんなに小さくても立派に花なんですよ。

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ヤマアジサイは、装飾花と両性花のつき方や形でいろいろな花形が楽しめます。
熱心な愛好家の方々がいろんな花を発見したり、交配させて作出したりしていますから、自分好みの一品がきっとあります。

今年は自分好みのヤマアジサイをみつけてみては如何でしょうか。
by eilakuyagarden | 2011-07-17 18:16 | 木の物語 | Comments(0)


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ウラジロモミ の実
“ ウラジロモミ ” は日本特産の常緑針葉樹。
クリスマスツリーにも利用されるマツ科モミ属の高木で、樹高は20〜30㍍、幹の直径は50〜80㌢にもなる。

モミの仲間は標高によって生育する種が棲み分けを行っていて、
標高500m以下の低地から、標高500〜1000mの山地までは “ モミ ” の木。
標高1000〜1500mくらいの山地では “ ウラジロモミ ” が多くなり、標高1500〜2500mの亜高山帯(長野だと、例えば戸隠山や志賀高原など)になると “ シラビソ ”に変わる。

軽井沢ではモミとウラジロモミが混在している。環境が良いからどちらもとても大きくなる。円錐状の姿がよくて庭植えされるけど、思った以上に大きくなりすぎて、大きくなってから 「さあ、どうしよう....。」という事になる。

国定公園などのように、木々がのびのびと生きられる程の広さがあれば良いけど、モミが大きく生長したらそれでいっぱいになるようなお庭の植木には余りおすすめできません。 人が管理できなくなるような大木になる木はお庭には向かないのです。

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そんな大木になってしまい、これからの建物と庭の使い方を考えた上で、仕方なく伐採する事にした “ ウラジロモミ ” に奇麗に熟した実が結実していました。

ウラジロモミの実は熟すと濃い紫色になる。灰紫っていうのかな?

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この色と模様。何かに似てる。そうだ 「鯉」の鱗に似てないですか。
水から上げた黒い鯉ってこんな感じだ(ちょっと例えがまずいかなぁ)。
黒と紫の混ざったような色をしていて、鱗の模様はまさにウラジロモミの実の模様と同じ。もうじき、ツルヤに切り身が列ぶよなぁ〜(あれ、僕はちょっと苦手です)。

高い木の上についているから、普段はなかなか間近でみる事もないけど、葉も実もとても美しい。やっぱり自然の造形って素晴らしいです。

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この後、この枝はお庭のメンテナンスを手伝ってもらった Tさんの手によって 「 亀清旅館 」 のヒノキ風呂に見事に生けられ、お風呂を楽しむお客様の眼をも楽しませた事でしょう。

皆さまは、このブログの写真で楽しんでください。
by eilakuyagarden | 2011-06-27 19:24 | 木の物語 | Comments(0)


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オオヤマレンゲ 咲く
“ オオヤマレンゲ (Magnolia sieboldii) ” が咲いた。

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少しうつむいて咲く真っ白な花がとても印象的。

モクレン科モクレン属の落葉低木。
深山に生え、樹高は2〜4㍍。

ホオノキ、モクレン、シデコブシ など、樹高10㍍以上になる高木がお仲間だ。

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それらに比べれば、オオヤマレンゲは扱い易い大きさだし、花もホオノキなどに比べれば小さくて可愛らしい。お庭に一本あったら素敵だと思う。


写真のこの子は、もうすぐお客様のお庭に嫁いでいく。

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きれいな桃色の葯(やく:雄しべの花粉を入れている部分)。
桃色の紅をさし、白無垢を着た和装の花嫁さんに『 長い間お世話になりました 』 って挨拶されているようで、なんだか切なくなる。

自分の育てた草木が貰われていくのは、嬉しくもあり、悲しくもあり...。
花嫁の父親とはこの気持ちの何倍も切ないのだろうな。
独り者で、子供もいなきゃ、そんな気持ちもわかりっこないが、多分そんな感じなんだろう。

なにわともあれ、来年はお客様のお庭で元気に花を咲かせてくれますように。
by eilakuyagarden | 2011-06-26 15:34 | 木の物語 | Comments(0)


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これぞ選抜個体の実力!
先日苗木をみつけた “ ヒロハツリバナ ”
その変種で、優良な個体の選抜種である “ 風鈴ツリバナ ” についてお話ししたのは4月のこと(ブログは こちら )。

奇麗な花を咲かせていたあの“ 風鈴ツリバナ ” に、ついに果実がつきました。
さあ、選抜種の実力やいかに?


では、ご覧ください!!


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いやぁ〜、でかい!

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しかも、この長い翼。
翼の長さは片翼で1.5〜2cmくらいありますから、全体では直径4〜5cmくらいの大きさになります。

さすがに、これぞ選抜個体の実力!!といったところでしょうか。
先日みつけたヒロハツリバナの果実(下写真)と比べてみてください。

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風鈴ツリバナの果実の大きさと特徴的な形が実感できますよねぇ。


比べてみると葉っぱの形も違っていました。

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大きな楕円形の葉をもつ “ ヒロハツリバナ ” に比べて、

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“ 風鈴ツリバナ ” の葉っぱのなんと細長いこと。
比べてみて初めてわかりましたが、こんなに違うんですね。

なんだか、もはや別種。
これ、ほんとうに “ ヒロハツリバナ ” の仲間なの?って思っちゃいます。

でもこれも “ ヒロハツリバナ ” の苗木がみつかったおかげでわかった事。


“ ヒロハツリバナ ”
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“ 風鈴ツリバナ ”
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どちらのツリバナも、秋になり真っ赤に熟した果実がパカッと開いた姿を見るのが楽しみ。

その時は、またこのブログでお伝えしますね。
by eilakuyagarden | 2011-06-21 19:17 | 木の物語 | Comments(4)


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見つけたぁ〜!!!
ついに、つ・い・に・見つけましたぁ〜。

いやぁ〜、本当に感動。

何がかって?

これですよ、これ!

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わかりませんか。じゃあ、ピンクのテープでマークしてみますよ。

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この木。まだわかりませんか?
じゃあ、下の方のひこばえ部分を拡大。

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ほら、これですよ。まだわかりませんか?

しょうがない。これならさすがにわかりますよね。

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そうです、ついに “ ヒロハツリバナ ” の苗木をみつけました。

植木屋の誰もがその木の存在を知ることなく、苗圃(植木の畑の事ね)の中では見たことがないといっていた木。でも、この広い苗圃なら、ヒロハツリバナと知っていなくても、沢山のツリバナの苗木に混じって入荷され、売れ残った物が点在する畑のどこかに居るんじゃないかと諦めないで探していました。

以前に別の植木屋の苗圃にあったもの見つけたときは、ヒロハツリバナのタグがついていたけれど、どれも普通のツリバナ(実の形が全く違っていました)。よく見ずに信じて買っていく人がいては可愛そうなので、忠告し直ちに訂正して貰いました。
ヒロハツリバナということで仕入れた物ですら本物がないならば、やっぱりみつけるのは無理なのかなぁと本当に諦めてかけていました。

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でも、やはり諦めきれなかった。
この植木屋に木の仕入れに来る度、今回はこの畑、次はこの畑と、従業員さん達が把握していないような畑の奥の、そのまた奥の方まで入り、木々を掻き分け探し続け、ついに、ついに見つたんです。やりました。

しかもそれは、普通のツリバナの新しい苗木の仮植え場所に鎮座していました。
なんで、誰もこのヒロハツリバナに気づかなかったんだろう。でも、ヒロハツリバナの存在自体知らなかったのだからしょうがないか。「はじめて聞く名前だよ」と、この植木屋の広い畑の大半を把握しているベテランの従業員さんが言っていたくらいですしね。

嬉しすぎて、大きな写真ばかりでごめんなさい。
それぐらい嬉しかったんですよ。

ヒロハツリバナは深山に生えるニシキギ科ニシキギ属の落葉小高木。樹高は6〜7m。
ヒロハツリバナの花びらは4枚(普通のツリバナは5枚)。その実は4つに裂け、実には特徴的な4枚の翼があります。でも、このヒロハツリバナには翼が4枚のものと5枚のものがある。

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しかも、一つだけでなくほぼ半々の割合で両者が存在する。おもしろいです。

しかし、このヒロハツリバナ、樹高5〜6mぐらいあって本当に大きい。樹高2mくらいの物を探していたのですがそれはさすがに見つかりませんでした(女神湖のTさん、ごめんなさいね。一つあったんだから、ツリバナの新しい苗木にもきっと紛れ込んでいると思います。諦めずに小さいのも探しますから、気長にお待ちください。)。そうなると、不安なのが今すぐに動かせないということ。売れ残り忘れられて、この場所でここまで大きくなったとすると、根は太く育ち、広く深く張っているはず。これを動かすには、しっかり根回しして、移植できる準備を整えなくてはなりません。そうなると、今工事中の庭畑の植栽には使えない。
でも、やっとみつけた一株。とりあえず、即座にキープし、今の工事に使えなければ自分で在庫抱えるつもりでいました。ところがです、この木、昨年、畑の木を整理した時に根回しして動かしている株だそうで、いつでも掘り上げて動かせることが判明しました。おぉ〜、二重のラッキーではないですか!本当にありがたい。

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求め続け、諦めなかった思いが通じ、目の前に現れてくれた “ ヒロハツリバナ ” 。
これを使える幸せ。本当に諦めないで良かった。

この木を主軸に、今一度樹木の配置を組み立て直さねば。
ウキウキ、ワクワクしてきますねぇ。

よし、頑張るぞ〜。
by eilakuyagarden | 2011-06-16 23:46 | 木の物語 | Comments(2)


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キハダ
昨日の伐採作業の最後に、樹勢も衰え、もはや木の上の方だけに弱々しく葉をつけた高木を伐採した。高い位置にある葉のつき方や、樹皮の様子から “ ニセアカシア ”かと思っていた。

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でも、木を倒す為に受け口をつけた際に、それが間違いである事がわかった。

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良く発達した厚いコルク層の下には、カレー色に染まる内樹皮。
そう、この木の名前は “ キハダ ” 。

ミカン科キハダ属。雌雄異株の落葉高木。日本全国の山地に生え、樹高は25mくらいになる。

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まだ開花していなかったので、この花が雄か雌かはわからないが、雄株の花には雄しべが5本と雌しべが一本、雌株の花には雌しべが一本と、雄と雌で異なるので簡単に見分けられる。

花はミカンの花には全く似ていないが、葉っぱは何となくミカン似かな?


そして、一番の特徴はその内皮の鮮やかな黄色。

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この内皮には収れん作用(組織や血管を縮める作用のことで、肌をひきしめたり、炎症を抑えたりする効果がある)があり、オウバクという名で下痢止めや健胃薬などに利用されている。

実際、内皮をしゃぶってみると苦い。でも、その皮はスポンジのように柔らかくて気持ちいい。ちょっと高めなスニーカーの中敷きのような感じだ。
“ 良薬口に苦し ” という言葉があるが、色といい、苦みといい確かになんだか効きそうではある(と言いながら、促されても怖くてなかなか口にできずチキッてしまいましたが...)。

内皮の色からもなんとなく想像できますが、このキハダ、原始時代から使われてきた草木染めの染色植物。でも、黄色が焼けて茶色になり易いそうで、そのまま色を利用するよりも、緑染めや赤を染める下染めに使うとよい染材料になるそうだ。高校時代にとっていた美術の選択授業で『油絵』の授業があり、茶色い絵の具を白いキャンバスに塗って下地を作った覚えがあるが、それと同じ事なのかな?


切断したキハダの切り口。
外皮付近が黄色くて、中央部は褐色。奇麗な色。

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一本立ちに見えたキハダの木だったが、切り口を見るとその歴史がよくわかる。
一つの切り口に2つの年輪。その間には裂け目。この裂け目は幹や枝が2つに分かれた叉の部分に外皮が入り込む 『 入り皮 』 という現象の名残。

この木は、この叉の部分から2つに裂ける事を防ぐため、幹をくっつけ、厚い外皮で2つの幹の周りに更なる外皮を造り、一本になって育っていったんですね。
弱い部分を長い長い年月をかけて自己修復していく樹木の力ってやっぱり偉大だ。

一本のキハダの木から、多くを学んだ一日でした。
by eilakuyagarden | 2011-06-11 23:06 | 木の物語 | Comments(0)


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