カテゴリ:野草の暮らし( 103 )


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サファイア・ブルー の 森の宝石

森の宝石を見つけました。

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サファイア・ブルーの美しい果実。

ブルーベリーじゃないですよ。

紺色、濃紺、青紫などいろいろな色に染まった果実。
これは “ ツバメオモト ” の果実です。

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ツバメオモトは山地の樹林帯の下に自生するユリ科ツバメオモト属の多年草。
軽井沢では、五月に純白の小花を花茎の先にいくつか咲かせます。

花姿は “ 可憐 ”。

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過去のブログでも何度か紹介しています( アレ とか コレ とか )。
僕の大好きな山野草のひとつです。


地面におろしてやると比較的元気に育つのですが、ポットのまま育てようとするとなかなか難しく、ちょっとした事ですぐに腐ってしまいます。環境変化に敏感なようです。とくに、酷暑や蒸し暑さは大敵で、岐阜などのように暑い地方では、木陰に植えてもすぐに消えてしまいます。軽井沢のような冷涼地ならばできるだけ水はけの良い木陰の涼しい場所(まさに自生地のような環境ですね)に植えてあげれば、まず失敗はありません。

花後に花茎がニョキニョキ伸びて30〜50cm程になります。
ちょっとビックリする程の伸び方です。
花柄も伸びて、夏になるとその先端に “ サファイア・ブルー ” の宝石のように美しい果実をつけます。見た目はブルーベリーの様で食べたら美味しそうだけど、どちらかと言えば その実は “ ナス ” のようです。

こうして、果肉をつぶして種を採取した時の匂いは、まさに “ ナス ” 。

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生食はちょっと無理そうですね( 笑 )。

一個の果実から多いもので10粒程の種が採取できます。

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100個程採取したから、約1000粒の種が採取できました。
この種を採り蒔き(採取後すぐに撒くこと)して、軽井沢の庭畑で冬の厳しい寒さに当ててやると、来年の春にはしっかり発芽してくれるはずです。

この種から生まれた命が、次にどんなお庭で育っていくのかなぁ。
種から植物を育てるって、未来を育てているようで本当に楽しいんですよね。

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可憐な花 と サファイア・ブルーの果実 が楽しめる “ ツバメオモト ” 。
この花が沢山咲く庭 を造ってみたいなぁ〜。
by eilakuyagarden | 2013-07-31 15:55 | 野草の暮らし | Comments(0)


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道端の芸術

何気ない雑木林の中の道。
その無機質なアスファルトの道端。
道端の草緑の中、まるで飾られた美術品のような美しい花姿を見せてくれる植物。

“ ウバユリ ” だ。

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道端の芸術。
真っすぐ伸びた花茎には、ヤマユリとは違った凛とした美しさがある。


花が咲く前の葉と蕾みなんて、まるで[ 縦 と 矛 ]。

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ヤマユリの優しい美しさとはちがい、ウバユリには尖った美しさがある。
少しモダンな感じもします。

ウバユリは明るい陽の下がちょっと苦手。
少し薄暗い林の中に沢山自生しています。

うっそうとした林床の中で頭一つ飛び出して真っすぐに立った姿は本当に奇麗です。

夏の軽井沢で “ ウバユリ ” の圧倒的な造形美をご堪能ください。
by eilakuyagarden | 2013-07-30 12:26 | 野草の暮らし | Comments(0)


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美しさの向こう側

見頃を迎えた軽井沢の “ ヤマユリ ”。

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圧倒的な美しさが雨でさらに輝やいています。


ヒメサユリ、ササユリ、ヤマユリを源流とする園芸種のカサブランカなどなど、沢山のユリを育ててきたけど、やっぱり “ ヤマユリ ” の美しさは群を抜いている。

その美しさを際立たせているのは、赤みがかったオレンジ色が奇麗な 雄しべ だと思う。

柔らかいヤマユリの花茎は、雨が降ると、雨に濡れた花びらの重さでどんどん枝垂れ、花の顔が下を向く。その姿は、大きく開いたガーデンパラソルのようだ。

奇麗な雄しべは、花びらの傘の下で雨宿り。おかげで、雨の日でも雄しべが濡れません(あまりに強い風雨は避けようがありませんが...)。


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柔らかな茎と大きく開いた花びら。

人間からすれば、もう少し花茎が太ければ花がしだれて下を向く事も無いのになぁ? って思えるのだけれども、ヤマユリにとっては、茎の柔らかさと花の重さが、短い開花期間に確実に受粉して子孫を残すためには必要なことなんだろうなぁ。

『 奇麗だなぁ〜 』 だけでは勿体ない。
何故だろうと思って花を見て、もっといろい想像してみると、美しさの向こう側にあるものが見えてくる。すると、もっともっと花と友達になれる。
そんな気がしませんか?
by eilakuyagarden | 2013-07-29 16:50 | 野草の暮らし | Comments(0)


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夏 “ シオン ”

大きく育ったウドやヤマハギの下で、
真夏の暑い日差しを避けるように遠慮がちに咲いている

夏 “ 紫苑(シオン) ”

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ここにいることは知っていたけど、気づくといつも花が終わっていた。

軽井沢でシオンが咲き始めるのは8月に入ってから、花の見頃は9月。
でも、このシオンはもう咲いてしまった。

ウドに頭上を覆われる前に急いで花をつけたのだろうか?
そもそもチョッとフライング気味で咲く子なのかもしれない。

いずれにしても、毎年この子の顔を見られなかったのは早咲きだったからのようだ。
ウドとヤマハギが意地悪して頭上を覆い隠しているのもイケナイのだが...。


アメノウズメの舞につられて天の岩戸を開いて姿を現した天照大神(アマテラスオオミカミ)のように、賑やかな(というか喧しいのだが)草刈りの音に『 何かしら? 』 と頭上の葉っぱを少しかき分けて顔を出した “ シオン ”。少し見えたその花に気づき、葉っぱを開いて花姿をあらわにした僕は、さしずめ “ 天手力男神 ( アメノタヂカラオ ) ” と言うことになるのか?

古代史好きな僕としては、ついついそんな例えが出てきてしまうのです。
そういえば今年は60年に一度の神々のお引っ越し “ 遷宮 ” の年ですね。
出雲大社と伊勢神宮。日本のルーツとも言える二つのお社の遷宮が重なる貴重な年。
どちらか一つでも現地に行って、その空気感を味わってみたいものです。


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あぁ〜、行きたいなぁ。
( 現実的には体調が心配でまだまだ遠出は... )

夏 “ シオン ” 様 に願いを掛けて。 何卒、何卒。
by eilakuyagarden | 2013-07-19 19:44 | 野草の暮らし | Comments(0)


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グルメハンターが教えてくれる旬の花

軽井沢の野山を歩いていると、
森のグルメハンターが旬の花を教えてくれる。

見頃、食べ頃の花を飛び回る グルメハンター “ honey bee ”。

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『 今、最高に旨いのは “ クサフジ ” だぜェ! 』
(ちょと、スギちゃん風なのね....。)


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『 花も楽しんでくれよぉ〜。 』
って、言ったとか、言わないとか(どっちやねん)。


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まあ、何はともあれ、“ クサフジ ” の花 も “ ミツバチ ” も、
どちらもとても絵になります。
by eilakuyagarden | 2013-07-10 21:27 | 野草の暮らし | Comments(0)


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夏に煌めく キャスケード

梅雨明けと同時に軽井沢でも気温が急上昇。
木陰ならそこそこ涼しいのですが、陽の下は体感30℃を超える暑さです。

用心していても、病気療養ですっかり弱ったこの身体は状況に対応できません。
庭仕事をしていたら、いきなり体に力が入らなくなりました。
手が震え、足が少しガクガクする。
これはヤバい。作業を職人さんに任せて、帰宅して体を横たえる。

ちょっと疲れていたのは事実。体力が落ちているのも事実。だから、この急激な気温上昇についていけ無くて、熱中症になりかけたのかもしれません。今までで一番顕著に体が言うことを聞かなくなりました。

こういった体の変調に、躊躇無く対応するようになったのは病気療養のおかげ(以前なら 『 少し休めば大丈夫 』 などと言って作業続けていたでしょう)。今回はこれが役に立ったようです。

休んだおかげで、夕方には再び現場に戻って今日の作業の確認と、明日の作業の段取りの打ち合わせができました。完璧に仕事を仕上げてくれた職人さん達に感謝。
今日もなんとか無事に仕事を終えることができました。
でも、今日は本当に危なかったなぁ。

皆さんも、とにかく熱中症には十分に気おつけましょう。


さて、そんな真夏を迎えた軽井沢の庭では、夏の花が次々と開花しています。
今、一番のお薦めはこれ。

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こんな林の木陰から、明るい草原まで。
どこでも元気に奇麗な花を咲かせる “ オカトラノオ ” です。

サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。
とにかく強くて、いろんな環境に適応してくれます。
明るい野山ならその繁殖力は旺盛で、地下茎を伸ばしてどんどん増えます。数株植えておけばあっという間に見応え十分な群落になります。反面、あまり増えて欲しくないところでは植栽に注意が必要となります。

軽井沢では7月になると一斉に開花する夏の花。
花穂がトラの尾のようだということからこの名前がついたそうですが、そんなに荒々しいイメージはありませんよね。

だって、こんなに奇麗なんですから。

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花穂の先端に向かって、下の方から順番に小花が開花していきます。
咲き始めの頃は、花穂の先端がちょっと上向きに反り返っていますが、開花につれて少しずつしだれていきます(最初からしだれているのもいますけどね)。

全部開花した “ オカトラノオ ” も奇麗ですが、
僕はね、このくらい開花した頃の花が一番好きかなぁ。

ほら、この花姿。

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夏の日差しに煌めく “ キャスケードブーケ ” みたいでしょ。
先端がしだれて、きゅっとしぼれている感じがイイヨね。

このまま奇麗な花嫁さんに持ってもらいたいです。

自分の好きな花時期を見つけて、
夏に煌めく“ オカトラノオ ” の キャスケード を楽しんでください。
by eilakuyagarden | 2013-07-09 19:17 | 野草の暮らし | Comments(0)


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困った時の “ ユキノシタ ” 頼み

お庭の植栽を考える時に、とても便利で、重宝する植物というのが幾つかある。

樹木ならば、例えば “ シロヤマブキ ”。
ある程度の日陰でも大丈夫で、乾燥にも強い。
仕立て方で、いろんな空間に樹形をあわせられる。
しかも、花が奇麗で、葉っぱも素敵。
黄色く紅葉して、春から秋まで楽しめる。
大胆に刈り込んでも簡単に枯れることはない。
繁殖力も良いので、心配ならこぼれ種で簡単に増やすこともできる。
(種の発芽には二年程かかりますが...)

僕の知り合いの同業者の間では
困った時の “ シロヤマブキ頼り ”なる [ ことわざ ] があるのだ。


その野草版を今日はご紹介。

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そう “ ユキノシタ ” である。

ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草で、苔むした湿った場所や岩の上などに生えている印象が強い植物だ。ちょうど今、軽井沢の別荘地内の道では、苔むした浅間石の石垣を埋め尽くすように張り付いた “ ユキノシタ ” が大文字の小さな花を咲かせ始めていて、とても素敵な景観をつくっている。

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でも、このユキノシタ、実は結構環境を選ばずに植栽することができる。
比較的乾燥にも強く、見た目とは違い強靭な生命力をもっている。
土に埋めないで地面においておくだけでもあっという間に根付いて、ランナーを伸ばし、その先に小さな子供苗をつけてどんどん広がっていく。いきなりの何もない日向に植栽するのはちょっと厳しいけど、少しでも木や植物があったり、根っこが影になるような構造物があれば、頑張ってくれる。本当に手間いらずで、積極的な水やりは必要ない(植え付けた最初に数日あげれば大丈夫)。地面を覆い隠して奇麗なグラウンドカバーになる。ただし、芝のように踏みつけには耐えられませんので、踏まれないところのグラウンドカバー限定です。

家の北側のいつもジメジメした日陰なんて、ユキノシタにとっては好適地。
雑草やゼニゴケを生やしておくぐらいなら、ユキノシタを数株植えてあげれば一年後には多くの株が地面を覆って、可愛い花が楽しめるでしょう。

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困った時の “ ユキノシタ ” 頼みなのです。

お薦めデス!
by eilakuyagarden | 2013-07-04 19:47 | 野草の暮らし | Comments(0)


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復活の花

一昨年前の春。
お客さんのお庭の一角をお借りして大切な野草を地に放した。

“ 日本クマガイソウ ”

日本に自生するラン科クマガイソウ属の野草である。
悪質な愛好家や業者の乱獲や盗掘で自生地がどんどんなくなっていて、いまや環境省のレッドデーターブックで絶滅危惧II類となってしまっている貴重な植物である。

二年前、恒例の春の苗市用の野草を仕入れにいった時に、たまたま売られていた二株を購入した。仕入れ先の業者さんは、しっかりしたルートから苗を仕入れているので、盗掘品ではないから安心して購入した。

購入した理由は、クマガイソウを本来の生育環境に戻して増やしてあげるため。絶滅しないようにしたいなぁ〜と思ったからだ。だから、一株は植えられる場所の環境を僕が良く知っていて、大事に育てていただけると信頼できるお客様にお分けし、もう一株は僕が管理させてもらているお客様のお庭の一角をお借りして僕が(というか軽井沢の自然が)育てている。

クマガイソウは地中で長い根茎をのばして育つ。
根茎は固くて柔軟性がなく、元気に育てるには広い空間が必要だ。
売られている苗はそんな長い根茎を短くきって、無理矢理ポットに納めてある。固い茎は柔軟性がなく、成長してポットにあたるとその部分から枯れてしまう。だから、根茎がまっすぐ伸び伸びと長く成長できる空間が必要なのだ。

また、クマガイソウの生育には、適当な木陰、温度、湿度、肥沃な土壌が必要で、強烈な風が当たらないなど、自生する生育環境に多くの制約がつく。なかなか育てるのは難しいのだ。でも、僕が管理させていただいているお庭の中には、そんな適地がある。

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ヤナギ、マユミ、ニワトコ、ツリバナの生える肥沃な土壌の林の斜面。近くには湧き水もあるから、土は年中適度に湿っている。オトコエシなどの明るい日陰が大好きな野草が沢山育ち、同じように根茎を長く伸ばすフキが沢山生えていて、土を耕してくれている。

どこかの野草図鑑でフキとクマガイソウが同じ場所で大きな群落を作って共存している写真を見たことがあり、この場所なら元気に育つことができると確信した。ここで少しずつ育ち、将来的にここに自生してくれたらうれしい。

そんな思いで、お客様にお願いして、庭の一角に “ クマガイソウ ” を植えさせてもらったのが一昨年前の春。

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元気になるまでフキの根茎とあまり混じらないように、このように周囲をしきり、いくつかの野草とこの場所に生えるイネ科の植物を植えた。

植えた年には、花後、あっという間に葉を枯らしてしまい、少しドキドキした。
昨年は、葉っぱを広げたけど花は咲かなかった。
そのかわりに、芽生えた葉は三つに増えた。

そして今年。
昨年同様に三つの芽が芽生え、その内の一株に元気な花が咲いた。
これが その“ クマガイソウ ” の復活の花。

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ラン科の植物らしい独特の姿をした、面白い花。

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『この場所が気に入ってくれたんだね。僕の見立てに間違いなかったんだ。』
なんだかとても嬉しい。咲いてくれて本当にありがとう。

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“ クマガイソウ ” もなんだか微笑みを返してくれているように見えます。

来年、再来年、ゆっくりと、少しずつでいい。
確実に一つずつ増えてくれれば、それでいい。

少しずつ、仲間を増やしていって、失われた安息地を取り戻してほしいなぁ。

一緒にがんばろうね。
by eilakuyagarden | 2013-05-16 23:19 | 野草の暮らし | Comments(2)


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和風美人

なんて艶っぽい花姿なんだろう

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葡萄色(えびいろ)の花

日本の伝統色を纏った “ ジエビネ ”
この花をみていると “ 見返り美人図 ” を思い出すのは僕だけだろうか?

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う〜ん、和風美人

惚れてまうやろぉ〜!
by eilakuyagarden | 2013-04-24 21:55 | 野草の暮らし | Comments(0)


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ノウルシ 増殖中

毎年、少しづつ株分けして増やしている “ ノウルシ ” が開花した。

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お客さんのお庭の湿地で群生させるべく、苗を少しずつ増やしている。

ノウルシはトウダイグサ科の宿根草。
河岸などの湿地に自生する植物。
でも、護岸工事などの乱開発によってその自生地がどんどん少なくなっていて、
今や絶滅が危惧されている植物です。

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早春のこの時期に咲く花(花びらに見えるのは萼ですが)の黄色から緑のグラデーションがとても奇麗で、毎年春が楽しみなんです。

ノウルシの自生地としては、サクラソウとのコラボが楽しめる埼玉県さいたま市の 『 田島ヶ原サクラソウ自生地 』 が有名ですが、軽井沢のお客さんのお庭の湿地にもこのコラボレーションが見られる群落を造るつもり。

そのために、大事に大事に育て、増やし、植栽するための準備中。
これがノウルシの親株。

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できるだけ自然な状態を保つため、水草や湿原で育つ雑草も一緒に植わっています。
水をはったプラケースにポットのまま沈めておけば大丈夫。
元気に育ってくれます。

充分に大きく育った株は土をおとして株分けし、
一つ一つポットに鉢あげして増やしていきます。

大きな親株を一つの残し、土を変え、また元のプラケースに戻してまた大きくなるのを待ちます。

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一緒に植える予定のサクラソウも、順調に増殖中。

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来年にはお庭に植える事ができるかな?
by eilakuyagarden | 2013-03-31 16:44 | 野草の暮らし | Comments(0)


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