カテゴリ:野草の暮らし( 98 )


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“ ワダソウ ” の暮らし
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“ ワダソウ ” 。

ナデシコ科ワチガイソウ属の多年草。日本の固有種。
名前は長野県の和田峠に多く自生する事に由来する。
花が咲く頃の草丈は大体5〜10cmくらい。
僕のお気に入りの小さな小さな野草である。

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軽井沢では、5月になると林下や草間など直射日光を遮ることができて、木漏れ日がさし込むような場所に良く生えている。

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“ ヒトリシズカ ” なんかも同じ場所が好きですねぇ。


ワチガイソウの仲間はどれも良く似ていて、どれがどれだか迷いますが、ワダソウだけは一度見たらきっと忘れない。

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丸い卵形の花びら。先がくぼんでいる。
赤茶色の雄しべがとても奇麗で、なんだか公家顔である。

葉も幅が広い卵形で、他のワチガイソウの仲間に比べて丸い。
多分、一番見分け易いんじゃないかな。


場所を気に入れば、“ ワダソウ ” は若干疎な群落をつくります。

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上から見るとこんな感じだから、ワダソウだけで地面を覆い尽くす程にはならない。

だけど、落ち葉が積もった地面に、スミレやヒトリシズカなど、組み合わせる植物を工夫すれば自然な趣のある素敵なグランドカバーになるんじゃないかなぁ(ポイントは落ち葉を奇麗にしすぎない事ですよ)。

花が終わると少し草丈が大きくなり15〜20cmくらいになります。
花が無くなり、草丈が伸びるとただの草にしか見えないから、きっと間違って抜かれちゃいます。だから、必ず何かと一緒に植え、ここにはワダソウが居るんだとわかるようにして育ててあげてください。

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低地の暖かい地方では育てるのはちょっと難しいです。でも、その名の由来からもわかるように、長野や和田峠に標高の近い軽井沢なら全く問題ありません。

お庭の脇役として、是非上手に活かしてみてくださいね。
by eilakuyagarden | 2011-05-29 18:17 | 野草の暮らし | Comments(0)


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ノウルシの暮らし
昨日出かけた場所。

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田植えの終わった、美しい水田が広がり、

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こんなに綺麗な浜辺のある場所。

海じゃないです。日本一の湖 「琵琶湖 」です。

その琵琶湖の西北。滋賀県高島市新旭町にある 「新旭浜園地」に行ってきました。

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ここに行ったのは「ノウルシ」の自生地を知るため。
湿った場所が好きなのは知ってましたが、実際にどんな環境に住んでいるのか、自分の目で見て、記憶しておきたかった。

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木製の遊歩道が整備されていて、湿地の中に群生するノウルシが見られるということだったので「それは見とかないと」とずいぶん前から思っていて、やっと実現しました。

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ちょっと朽ち果てそうで、一部は崩れているおっかない遊歩道。
(今にも壊れそうだったので)注意して歩きながらノウルシの群生地に到着。

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葦原に続く湿原の一角にその群生地はありました。
スイバなどの雑草やシダ類の生い茂る群生地。まさに自然そのもの。

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旬の時期はとっくに過ぎているから、春を告げるノウルシの鮮やかな黄色から緑のグラデーションはすっかり緑色が濃くなっていた。

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こうなると、ノウルシを知らない人には単なる雑草にしか見えないでしょうね。

春早い時期から活動しているので、そろそろ活動も終わり。
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円錐状の突起物を沢山つけた球形の子房。

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これがノウルシの特徴。
この中には世代を継ぐ種が沢山つまっています。



保護されている場所は本当に湿潤な湿地でしたが、その近くの道路の土手を歩いていたら、こんな場所にもノウルシが自然に生えていました。

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管理も、保護もされていないこんな場所。普通に雑草と一緒に暮らしながら、自分の群落をしっかりと広げている “ ノウルシ ”。

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湿地よりも少し陸側にあがった場所。普通の畦よりはかなり湿潤で株元には水苔が生えていた。夏場はきっとかなり乾燥するでしょうけど、こんな場所でも平気なら、田んぼの畦でも問題無く元気に育つでしょう。

僕の庭造りに、自然に暮らす植物達の姿を知ることは欠かせません。
自然の中で暮らす植物達の姿。土、水、日当たりなどの環境。一緒に暮らす仲間達。

図鑑や、写真では感じられない空気感まで知ることがとても大事なんです。

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保護された園内の群生地も良かったけど、なにより、その近くの雑草の生い茂る土手に暮らす “ ノウルシ ” の生活を見ることができたのは本当に良い経験になりました。

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もし、野草達の自生地を訪れることがあれば、その姿や花だけに見とれていないで、周りの環境をじっくり観察してみてくださいね。

きっとあなたの園芸経験値がぐっとアップするはずです。
by eilakuyagarden | 2011-05-21 22:50 | 野草の暮らし | Comments(0)


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トウダイグサの暮らし
気持ちの良い青空。まさに五月晴れ。

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小諸のとある棚田から見た八ヶ岳と佐久平方面。
グ〜ンっと背伸びしたくなる気持ちのいい景色。

爽やかな空気に誘われ、車を止めてちょっと田んぼの畦を歩いてみた。

カメラ片手に野の花散歩。

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スミレ、タンポポ、ワレモコウ。
田んぼの畦を守る沢山の野草達。

どれも可愛いけど、今日はこちらを紹介。

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“ トウダイグサ (学名:Euphorbia helioscopia) ” です。
田んぼの畦や道ばたで普通に暮らしていて、こんもりした株になります。よく見ると周りの緑よりも明るい黄緑をしているから、見慣れればすぐに見つかります。

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和名の「燈台草」は、姿が油の皿をおいた昔の燈火の台に似ている事によります。

野に普通に暮らす植物達も庭に植えるとなんだか特別な存在になります。
でも、それだけをかわいがりすぎて一人にすると、以外に元気がなくなっちゃう。

そんな時は、その野草の暮らす場所を思い出して真似してみてください。
スゲやカヤツリグサなどのイネ科の植物、スミレやワレモコウなどの野草達。
同じ環境が大好きな沢山の仲間達と一緒にすればきっと元気になり、その美しさも更に引き立つはずです。

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造られたお庭だけではなく、野の花の暮らしを覗いてみてください。
それはきっとお庭の、寄せ植えのヒントになるはずですから。
by eilakuyagarden | 2011-05-15 20:58 | 野草の暮らし | Comments(0)


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クマガイソウ
希少なもの程欲しくなり、いけないと思っていても過ちを犯すのが人の常であるといっても、失われるものはとても大きい。

そんな絶滅が危惧される希少な山野草が時々仕入れ先に列ぶ事があります。
“ クマガイソウ ” もその一つ。

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山地の木漏れ日の入る林下や竹やぶに生えるラン科アツモリソウ属の多年草。深いヒダのついた2枚の大きな葉。まるで扇を広げたように見事です。その葉の真ん中から花茎を伸ばしその先に花をつけます。

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5月の連休中に行った苗市の時にはまだ蕾だったその花。あれから二週間が経ち遂に花が咲きました。

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大きな袋状の唇弁をつけた花。明らかにランの仲間だとわかる花です。
ラン好きのマニアには神秘的な美しさに見えるのでしょうが、正直僕にはその美しさがわかりません。どちらかと言えば僕は葉の方が好きです。

では、なぜ購入したのか。
売られている苗は高価だし、仕入れ先もそこに苗を持ち込む栽培農家さんも信じていますが、アツモリソウの様に人工的に繁殖できないクマガイソウですから盗掘の可能性も無くはない、だから、そんなに興味も無かったし、別に購入しようとも思いませんでした。しかし、眺めていたらなんだか窮屈なポットから野に放ってあげたくなってきて、数株だけ救い出す事にしました。

“ クマガイソウ ” は絶滅危惧Ⅱ類とされている植物。自生地に群生する姿が見事で、その花の魅力から盗掘されてしまいその数は減少の一途。いまや自生地は人の保護無しでは絶滅寸前。そんな植物の自生地を少しでも増やしたい。

ありがたい事に、僕が手入れをしている場所やお知り合いのお庭には、クマガイソウが心地良く過ごせそうな環境があり、こんな山野草達を大事にしてくれる方々が居ます。
だから、この方とあの場所なら大丈夫という方に、苗の一部はお譲りしました。
手元に残ったクマガイソウは、僕が自らの手で植え、育て、自生地を取り戻したいと思います。

“ クマガイソウ ” は地下茎を長く伸ばして群生する植物。茎を短く切ってしまうとそのダメージは大きく、回復するには時間がかかります。だから、早く野に放し、元気を回復してもらいたい。

そして、数年後には小群落を、数十年後には大群落をつくって欲しいです。
まずは、その第一歩として二株の苗を地に放ちます。

来年の春、少しでも仲間を増やしてくれるといいなぁ。
by eilakuyagarden | 2011-05-14 17:43 | 野草の暮らし | Comments(0)


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ミツガシワ
動き始めた植物達のスタートダッシュの勢いはあなどれない。
タイミングを逃せば「今年は花が咲かなかったね」なんて勘違いする事になる。

昨年そんな勘違いをしてしまったのが、この “ ミツガシワ ”。

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ミツガシワは高地の湿原などに生える多年生の水辺の植物。葉っぱは3枚の小葉からなり、葉の付け根から長い花茎を伸ばし、その先端に白い花を総状につけます。

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花びらには細かいヒゲのようなものが生えていて、とてもエレガント。
蕾の先端は紅をひいたように薄ピンクなところがとても女性的。

図鑑の写真で見るよりもとても素敵な花です。
これまで見逃していたのが悔しいですね。

生息域は浅い水中ですが、水の中でなくても水面から30cmほど高い川の畔でも充分に育ちます。

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基本的には寒冷地に多く分布する植物ですが、京都や東京などの暖かい所にも一部自生する場所があるそうですから、家庭でも水鉢で充分楽しむ事ができると思います。その時には少し涼しい場所に置いてあげると “ ミツガシワ ” も喜ぶと思いますよ。

長野の戸隠高原では、ミツガシワと黄花のリュウキンカの大群落が見られる湿地があるそうですが、いちど見てみたいものです。

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とにかく今年はミツガシワの顔を拝めて良かった。
来年も素敵な顔を見せてくださいね。
by eilakuyagarden | 2011-05-12 14:24 | 野草の暮らし | Comments(0)


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オクモミジハグマ
軽井沢の林道の中をお客様の庭に向かう途中、
ず〜っと花が咲くのを楽しみにしていた植物がありました。

葉っぱの形を車の中から眺めていただけですが、
きっと “カニコウモリ”の群生だと思って眺めていました。

昨日、その植物が花を咲かせていました。

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でも、その花を見たら『おや?』カニコウモリと葉の形は良く似ているんですが、花が全く違います。やっぱり、車を降りてちゃんと観察しないといけませんね。

花茎に沿って穂状に白い小花をつけていて、花の直径は1〜2cm程。
糸みたいに細い花びらのとても奇麗な花。
しかも、一つの花にみえる小花は、よく見ると3個の筒状の小花が重なって一つの花になっていましす。おもしろいですね〜。

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またまた、初めてお目にかかる山野草。

この山野草 “オクモミジハグマ”と言います。

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山地の林の下などに生えるキク科の多年草。草丈は30〜80cm。花期は8〜10月。
西日本に多い “モミジハグマ”の変種だそうで、東日本に多く分布しているそうです。

葉っぱの形は本当にカニコウモリに似ているんだけど、
葉の光沢や切れ込みの深さなんかがよく見ると少し違うような....。

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いろんな植物を見ていますが、花が咲かないと判らないものってありますね。
今は手元にカニコウモリがないけれど、今度仕入れにいった時にでも探して、その葉の形などの違いをしっかり見比べて、ハッキリと頭に叩き込もうと思います。

こういう時が、そっくりな植物の違いを覚える良い機会。
また今度って言ってると、忘れちゃいますから。

皆さんも、そっくりさんの植物をみつけたら、後回しにせずに、
すぐに見比べて、その違いを観察してみてくださいね。

自生地の様子、植物の全体の姿、葉っぱの形、裏表の様子、花のつき方、花の形を写真で残しておくといいですよ。
by eilakuyagarden | 2010-09-16 23:44 | 野草の暮らし | Comments(0)


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琴柱草(コトジソウ)
相棒くんを走らせて、軽井沢の薄暗い林道を走っていたら、
見たことのない黄色い花が目に飛び込んできた。

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この時期の黄花といえば、アキノキリンソウ、ハンゴウソウ、キオン、キツリフネソウやオトギリソウなどだが、それは初めてお目にかかる植物。

余談だけど、見たことが無い植物って、何故だかズームアップされて僕の眼に入って来るんです。これって職業病なのかなぁ。
おかげで運転しながらキョロキョロしてしまうから、時々ドキッとすることになる。
運転中はやはりしっかり前を見て走りましょう。


さて、反省はこのくらいにして、僕の眼に飛び込んで来た植物がこれ。

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この唇のような形の花。何処かで見たことあるなぁ。
なんだ?なんだ?と考えて、ハッときずいたのが
“アキノタムラソウ(Salvia japonica)”と軽井沢の歩道に大量に植えられている真っ赤な花の“サルビア・スプレデンス(Salvia splendens)”

アキノタムラソウもサルビア・スプレデンスもシソ科アキギリ〔サルビア(Salvia)〕属の植物ということは、この植物もアキギリの仲間。

早速調べてみた。
やっぱりこの植物はアキギリ属の “キバナアキギリ(黄花秋桐)”、
別名を“コトジソウ(琴柱草)”と言います。

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赤紫色の花をつける“アキギリ(Salvia glabrescens)”に対して、薄い黄色の花をつけるアキギリだから“キバナアキギリ(黄花秋桐)”。
花期は8月〜10月。草丈は20〜40cm。

茎の先端に花穂を出し、とても奇麗な唇形の黄色い花を数個つけます。
その頭からピンと突き出た真っ赤な角のようなものは、花冠から長く突き出した雌しべ。とても個性的な顔。
良いですね〜、とっても好きになりました。


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葉の形が桐(キリ)の葉っぱに似ているからアキギリ(秋桐)と呼ばれ、
黄色い花をつけるアキギリだから “キバナアキギリ” 。

この名前もいいけど、僕は別名の “コトジソウ(琴柱草)” の方が好きですねぇ。

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キバナアキギリの葉はこんな三角形のほこ形をしていて、その形が琴柱(ことじ:弦の音程を調節するための可動式の支柱のこと)に似ていることが名前の由来です。

ちなみに琴柱はこういう形をしています。

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あぁ〜確かに似ていますね。

いつものことだけど、和名の由来って本当に面白いですね。
(でも、植物を分類する上では困りものです)
多分これで “コトジソウ” の顔と名前は二度と忘れないでしょう。

あっ、そうだ “キバナアキギリ” という名前も、しっかり覚えてくださいね。
by eilakuyagarden | 2010-09-14 23:12 | 野草の暮らし | Comments(1)


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自生地の野草達〔フシグロセンノウ〕
園芸店や山野草のお店に売られている野草達。
お庭で見せるように植えられ、大切に育てられていたり、
育苗家の方々が、鉢で大切に育てていたり。
みなさん、いろんな形でその愛らしい姿を身近で楽しんでいます。

でも、野草達が普通に暮らす様子って、以外に知りませんよね。

野草達が快適に暮らす場所って、一見単なる草むらだったり、こんな場所に生えているの?っていうような暗い林の中だったり。本に書かれている場所とは少しかけ離れていたりもします。
そんな自然の中でイキイキと暮らす姿は、そんな野草達を育てたり、庭で活かす上でも凄く参考になります。でも、なかなか見つけられなかったりもします。

だから、僕がふと出会った自然に暮らす野草達の様子を、時々このブログで紹介していきたいと思います。

今日は、ちょうど今、野山で綺麗な朱赤色の花をつける “フシグロセンノウ”の暮らしぶりを覗いてみましょう。

フシグロセンノウはナデシコ科センノウ属の多年草。
野草の本などには「山地の林下などに生える」とあります。でも、本当の林の中の木陰というよりも、林が少し開けた草地との境目の明るく開けた場所に多いようです。逆に、完全に開けた明るい草原は苦手。大きく育つ植物があったり、陽の差し具合によって陰が出来る、林の近くのこんな場所がいいようです。

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草丈は40〜90cmとありますが、周りの草丈の高い植物があれば、負けまいと高くなり、競争相手が背の低い植物なら、無理して大きくなろうとはしません。それがこの草丈の幅になります。
草丈の高い低いは周りの植物次第で、それがこの草丈の幅になります(これは、どの植物にも言えますね)。

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この草丈を越えるほど大きな植物が沢山生い茂る場所では、陽の恵みが得られず、フシグロセンノウは暮らしていけないということです。だから、うっそうと木々が生える林下には生えていないんですね。

最適な環境で育ったフシグロセンノウ。

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花の色も、茎の緑も、その名の由来になった黒々とした節もどれも本当に活き活きしてます。売られている苗ではこんな元気な姿はみられません(土に混ぜられた肥料のお陰で花つきはいいですが、茎はヒョロヒョロで、葉の瑞々しさも比べものにはなりません)。

豊かな自然の中で、元気に慎ましやかに暮らす野草達。
その姿を知れば、その最適な見せ方、育て方がわかります。

どこかで、野草の自生地に出会ったら、花だけに注目するのではなく、その周りの環境にも目を向け、記憶と写真に留めておいてください。

きっと、もっと、野草達と仲良くなれますよ。
by eilakuyagarden | 2010-08-16 21:52 | 野草の暮らし | Comments(0)


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