2016年 05月 08日 ( 1 )


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とある庭にて 〜 2 〜

ちょっと薄暗い林の、少し湿り気のあるところを散策すると 特徴のある三枚の葉を広げた野草がスクッと立って僕たちを迎えてくれる。

苗市でも毎回お客さんの目を引くその存在感。

ユリ科エンレイソウ属の多年草 ” シロバナエンレイソウ ”。

b0133243_22500463.jpg

別名を ”ミヤマエンレイソウ ” と言います。
北海道から九州まで、日本全国の山地の林の中に住んでいて、軽井沢ではよくご存知の方も多いはず。

軽井沢の林の中には当たり前に咲いている ” シロバナエンレイソウ ”。

苗市に来てくれたお客さんが 「うちの庭にもこの花咲いてるんです。」と言って見ていた エンレイソウは、シロバナエンレイソウ ではなくてコッチ。

b0133243_22505592.jpg

花も葉も全体の姿も一回り大きな ” オオバンノエンレイソウ ” 。

オオバナノエンレイソウ は本州北部から北海道に自生していて北大の徽章のデザインにもなっている植物。だから、軽井沢では植栽したものでない限り自然には自生しているわけがないはずですよって説明してみる。でも、いや、これに違いないと言い張るお客さんもいて、自分ちの庭にいるのがオオバナノエンレイソウなんだと信じたい気持ちはわかるのですが、やっぱり違うし、別に シロバナエンレイソウ でも素敵じゃないかと思うのです。

オオバナノエンレイソウ が本州のこの辺りに自然発生的に自生はしていないのは学名を見ればよく分かる。

オオバナノエンレイソウ の学名は 『 Trillium kamtschaticum 』。
最初の Trillium が 属名で 「 三つの葉っぱで構成されている 」って意味で、そんな種類の仲間ですっていう大きなくくり。
続く kamtschaticum が 種小名 と言って 、仲間の中で一人一人がどんな違いがあるかを表していて、特徴をラテン語化して形容している。ここを見れば違いがよく分かる。日本名だと見た目とか、雰囲気とかで名前が付いているから、素敵な名前でも同種なのか?同種の中で何が異なるのかってことがよくわからなくなることがある。その点、学名は客観的というかきちんと分類されている感があるので、特に、種小名を見てみると結構面白い(ただし、何やらおかしいところも正直あるので、まあ、学者でもない限り、真剣に見る必要はないけど、こういうものもあるんですと覚えておくと役にたつ)。

ちょっと話が飛びました。
ということで、オオバナノエンレイソウ の学名 『 Trillium kamtschaticum 』の種小名 kamtschaticum というのは 「カムチャッカ産 」っていう意味で、オオバナノエンレイソウは主にカムチャッカにいますよってことになります。これからわかるように日本でも北の方にしか自生していないということがわかります。

ちなみに 本日の主役の ” シロバナエンレイソウ ” の学名は 『 Trillium tschonoskii 』。この種小名 tschonoskii というのは、植物収集家「 須川長之助さんの 」発見したって意味なのだが、発見者の名に由来するような種小名だと何ら特徴がよく分からないし、別の属にも同じ発見者名のついた種小名が付いていてちょっと困る。確かに、自分が見つけたことが世界共通の認識になるのは個人としては誇らしいのだけど、特徴がねぇ...。僕なら辞退して特徴ある種小名にするかなぁ。

ちなみの、ちなみで、種小名の japonica、japonicum は 「 日本の 」で、nipponicum は 「 日本の本州の 」の意味。例えば Acer japonicum は " ハウチワカエデ " のこと。

ついでに、種小名の yedoensis は 「 江戸の 」の意味で、例えば Prunus yedoensis × c.v Yedoensis は お馴染みの桜 " ソメイヨシノ " のこと。江戸時代末期に江戸駒込染井村の植木商から広まったという特徴を示している。属名の意味は調べてみてください。

でも面白いでしょ。

話はエンレイソウから学名の話に変わってしまったけど、庭の散策をきっかけに植物名に興味を持ち、その特徴を示す学名を知ってみる。やっぱり植物の世界は面白い。


とある庭にて。

次回に続く.... 。





by eilakuyagarden | 2016-05-08 22:57 | 野草の暮らし | Comments(0)


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