自宅療養日記  6 : ひと月経って

11月3日〜5日まで風邪の症状と微熱、頭痛で寝込み、体調が回復した11月6日。

11月6日(火) 
少しだけ体調回復するものの、用心して薬を飲んで一日横になる。
朝一から視界がおかしく、眼鏡が突然あわなくなった。何故?
物が歪むというか、両目の焦点が合わない感じ。

11月7日(水)
今日は朝から目が変である。
左目に丸いスポットが見え、蛾が羽ばたいているようにチラチラ動く。
スポットライトが瞬いているような感じ。
病院の眼科を受診する。視力は問題なく、外観も大丈夫、ということは目の中の問題。精密に検査を行う。
☆どうやら、原田病と言う眼の病気だ! 100万人に数人の病だとか。怖い。


これは、一ヶ月前のスケジュール帳に書いた僕の言葉。

そう、今日で原田病が発病してひと月経ちました。
長いようで、とても短かった。

ひと月前の僕は、正直ショックで頭の中真っ白。何故?何故?がグルグル回っていた。
でも、異常に気がついてすぐに眼科を受診。受診した眼科の先生がすぐに 『 95%ぐらいの確率で原田病です 』 と見抜いてくれたのが、今思えば幸いした。本当に感謝している。

名前も知らない病気。しかも、100万人に数人の病気。
即入院とはいかなかったけど、最短で仕事のスケジュールを調整し、岐阜での入院準備のため長野からいろいろ持って移動。沢山の人に助けられて、一週間後には万全の体制で入院。

入院中も個室で、ストレス無く治療に専念でき、回復も順調。
朝一に身体がダル重いぐらいで、重いステロイドの副作用も無い。
むしろ、完璧に体調管理しているので、発病前よりも健康体になった。
(とわいえ、ステロイドの影響で免疫力が低下し、感染症への抵抗力が弱っているので、要注意な身体になっていることは否めない)


昨日は退院後二回目の通院日。
矯正視力は左右ともに 1.2。
網膜の浮腫も退院時よりかなり小さくなっていて、視力とは違う目の見え方も、少しずつ良くなっている(でも、まだ歪んでいますけどね)。
自宅療養による治療の経過も順調ということで、今日からステロイドの内服が一錠減って ステロイド(プレドニン)20mg〔 5mg×4錠 〕となった。

順調に眼も回復しつつあり、ステロイドから離脱も上手くいっている。
本当に嬉しいことです。


折角なんで、ひと月前がどんな感じだったのか、ちょっと振り返ってみる。

まず、眼の構造について。
日本眼科学会のホームページ[ http://www.nichigan.or.jp/public/disease/momaku_karei.jsp ]からちょっと画像をお借りしました。

眼の中ってこんな感じになっているそうで。

b0133243_1758418.gif

僕の病気で問題になっているのは、眼の眼底部になる『 黄斑 』 という場所。
この部分に、原田病の炎症によって出てきた水分が溜まり、網膜を持上げて剥離してしまった。

この『 黄斑 』部分の断面はこんな風になっている。

b0133243_1805181.jpg

前に正常な眼は富士山の火口のように凹んでいるって書いたのがこの部分で、この黄斑の中心は中心窩と呼ばれ、見ているところ(固視点)からの光が当たる部位になります。網膜は中心(黄斑)では大変良い視力が得られるそうですが、それ以外のところでは正常の目でも十分良い視力は得られません。つまり、黄斑は大変小さな部分ですが、黄斑が障害され、網膜の下に液体が溜まって浮腫み、剥離すると、それ以外の網膜部分に異常がなくても視力は著しく低下してしまいます。

ちなみに、これが正常な眼の黄斑付近の OCT(光干渉断層計)画像。

b0133243_18133929.gif

そして、網膜の下に水が溜まり、剥離した状態がこれ。

b0133243_18134049.jpg

ひと月前の僕の眼の底はほぼこれと同じくらいだった。

この時に僕の眼から見えていた世界はこんな風に写っていた。

b0133243_18134271.jpg


この拝借したサンプル写真よりは歪みは少し小さいかったけれども、見えない部分、雲のかかっている部分の範囲は大きかった。この雲が日々大きくなっていって、入院時には右下と左上はほぼ見えなかった。

今現在、この雲は殆ど消えている。ただ、右目だけはまだ薄い雲が少し残っているので、暗い場所では右下部分が見えにくい。この雲が全部いなくなれば多分、網膜の剥離、浮腫はなくなるんだろう。

どうですか、お借りした画像ばかりで説明したんですけど、ひと月前に僕の眼の中で起こった突然の変化がわかって貰えたでしょうか。僕も、今はこの時に比べて非常に良く見えているので、この時の恐怖とショックを改めて思い出しました。

もう二度とご免ですな。

発病からひと月。
まだ治療は続いている。

まだ、まだ原田病の登山は下山の途中。
決して気を抜かないように、一歩一歩しっかり前を見て、最後の一歩まで頑張ります。

さあ、明日からも治療に専念です!
by eilakuyagarden | 2012-12-07 18:27 | 永楽屋ガーデン | Comments(0)


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