入院日記 12 : 無事に退院しました
入院最終日は雨の朝。
金華山にも白い靄がかかっています。

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ここからのこの眺めも見納め。
この景色みて目の回復具合を毎日確認していたので、何だかさみしい気もする。

今朝も同じように日課をこなし、朝食の後、同じようにステロイド30mgを服用する。
この日課はこれからも当分続く。

朝の診察。眼圧測定、視力検査、OCT検査を行い、部長先生の最終判断。
『順調に視力も回復しているし、眼底のむくみも少しづつ小さくなっている。薬が良く効いたようですね。イイでしょう。退院ですね』正式に退院がここで決まる。ダメだったら、まとめた荷物はどうなるのか?なんて天邪鬼なことを考えたりした。

最後に主治医の先生に診察してもらい、次回の通院日の予約をいれる。最初の通院は3日後となった。これから毎週ここまで通って、診察待ちしての日々になるんだな。入院治療していれば待ち時間がないから、それを考えるとちょっと億劫。そんなことじゃイカンね。自分に言い聞かす。
『とにかく決められた薬の服用をしっかり続けること。感染症にかからないためにも、人混みに出ないこと。疲れないこと、ストレスをためないこと。定期的に通院して病気の経過を診察していきます。』一通り想定していた注意され病室に戻る。

退院の荷物をまとめていると入院費の会計が届く。支払いが終わったら、会計でハンコをもらって、また、病棟のナースステーションにその用紙を持っていくと、入院中に左手首に付けられていたバーコードの腕輪が切られ退院となる。

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会計が終わらないと解放されない仕組みなんですね。

母が迎えにくるまでに時間があるので、先に会計を済ませてしまう。
今回は個室分の差額が加わるから、かなりの金額を覚悟していたけど、えっ、これでいいのという額だった。これは高額医療費限度額申請の事前申し込みという有難い制度のおかげ。入院前、事前に自分が健康保険料を納めている市町村の保険福祉センターなどで申請書を発行してもらい、それを入院時に提出すると、同じ月内でかかった保険適用になる医療費分(個室の差額費用は保険適用外)の限度額を超える分は、各保険センターなどから直接医療機関に支払われるので退院時の支払いが楽になるというありがたい仕組み(多分あっていると思うのですが。一度ご自分で調べて見てくださいね)。でも、おとしあなもあって、同じ月内でというのが味噌。月をまたいだ場合、各月ごとに分割されるので、それぞれの月分が限度額を越えないということになることもあるのである。入院するなら月初めがオススメということですね(病気にならない、入院しないがもちろん一番オススメです)。

そんなこんなで無事会計も済ませ、また病室に戻る。
三連休明けの病院は芋洗状態。感染症の恐怖に怯えながら、できるだけ人混みを避けるように逃げ帰る。ナースステーションで支払い済みのハンコを見せて、無事に腕輪が切られた。解放である。

病室に戻ると、看護士さんがやって来て部屋の荷物の忘れ物チェック。午後入院する患者さんがいるのでお願いしますと早めの退出を催促される。以外に事務的なんだなぁ。

迎えが到着。空気清浄機やレジャーマットもあって結構大荷物。
忙しく働く看護士さんの中に顔なじみは無し。そそくさと病棟を後にする。
ドラマとは違って、入院も退院もあっさりしたものだ。

外は冷たい雨が降っていた。
ずっと病室にいたからこんなに空気が変わっているのに驚いた。
寒さが身体に応えます。でも、感染症恐怖症の僕には今日の雨は嬉しい。
これなら空気中を舞うウイルスも激減のはず。
今日がチャンスとばかりに、真っ直ぐには帰らずに、母に手伝ってもらって巣篭もりの準備のために買い出しに走る。

この時に始めて自覚したのが体力の衰え。特に足。
たった13日間の入院だったのに、狭い部屋で少しは運動していたのに、歩く足が重い。階段が辛い。思ってもいなかった。ちょっと自宅療養での運動は考えないとイカんですね。

買い出しも終わり、久しぶりのセブンイレブンで昼の弁当を買って帰宅。
帰ってきたぜぇ。

何だか、無事退院したんだなぁって実感が湧いてきて、嬉しくなった。

部屋では、長野のアパートから連れてきたエレンダニカとツルコウジが僕の帰りを迎えてくれた。

『ただいま!』

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一気に登り、下った原田病の厳しい岩山。ここからは緩やかな裾野をアイゼンも外して一歩一歩、確実に歩いて下って行く。最後の一歩まで気を抜かず、しっかり歩いて行こう。

ご心配かけましたが、岡田は今日、無事に退院しました。

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明日からは、明るい自宅療養日記。
完治するまで、頑張って治療していきます。

さあ、下山開始。行くぞぉ〜!
by eilakuyagarden | 2012-11-26 23:35 | 永楽屋ガーデン | Comments(4)
Commented by veronica-t at 2012-11-27 01:34
まずは退院おめでとうございます。。

歳を重ねるたびに、良いもの、やっかいなもの
いろんなものを背負っていくように思います。
ゆっくり焦らず、気長に歩みましょう。。

やっぱりeilakuyagardenさんの撮られる葉は
イキイキした表情をしてるなぁ〜。
Commented at 2012-11-27 20:58 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by eilakuyagarden at 2012-11-27 21:49
veronica-tさま
ありがとうございます。
年とともにいろいろな所に無理やひずみが蓄積され、溢れ出てくるんですよね。日々ストレス無く暮らそうと思っていても、なかなか難しい物です。もう少し吐き出せる場所が必要だなぁなんて入院中ずっと思ってました。

治療はまだ始まったばかり、まずは治療のストレス溜めないように焦らず、のんびり頑張りますね。

今日やっとセットしたMacで見てみたら、また写真が変な方向になってますね(笑)。イキイキした葉っぱのツルコウジくんは僕がこの仕事を始めた時から僕とずっと一緒に暮らす相棒。多分、僕の退院を喜んでくれていたのかな。元の目に戻って、どんどん素敵な植物達を撮っていきますから、これからも宜しくです。
Commented by eilakuyagarden at 2012-11-27 21:55
鍵コメさま

ありがとうございます。これもご家族みんなの応援のおかげです。あっ、手ぬぐいのご利益もあったりして。なんたって復興支援ですから(笑)。

体力の衰えは否めませんが、体調はすこぶる良好です。感染恐怖症でちょっとウイルス対策や除菌に過剰反応になっていますが、その内慣れると思います。とにかく、ある程度ステロイドの投薬が減るまではじっと巣ごもりの予定。今は、入院中と同じように治療を楽しむために部屋を快適空間に改造中。アイテムが増える毎日です。

また、落ちついたらご連絡しますね。
facetime中継も楽しみにしています。


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