雑木の丘の庭づくり:道づくり 1

いよいよ雑木の丘を抜ける “ 道 ” をつくる。

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庭をぐるりと取り囲む道から枕木のステージに向かって三方からアプローチできるような道。


まずは、ステージから枕木のステップを下った先に繋げる道から。4㍍程の短い道だけど、今ある道の流れに美味く合流できるように緩やかなカーブをつける。

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僕の描いたラフな道に沿って、職人さん達が奇麗なカーブを描くように土を掘る。

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ここには後ほどウッドチップを厚く敷くので、深さ15㌢ぐらいで仕上げられるように掘っていく。

土が崩れないように型枠用のベニアで道に木枠をつける。

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ここまでできたら、少し土を踏み固めて木枠が崩れないようにして、片方の木枠の側を深さ50㌢ぐらい掘削して溝を掘る。前回の作業と同じで、道の片側にだけ防竹シートを埋めるためだ。

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防竹シートつけながら、土を埋め戻していく。

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埋め戻した土を踏み固め、地均ししたら完成。

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うん、良い感じ。


続いては、ステージに向かって右に伸びる道をつくる。

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同じように道の下書きをして、それに沿って土を掘り、木枠を立てていく。

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この時、他の道などとのバランスを見て、若干の修正を入れた。
道の下書きの写真では、道は三日月のようなカーブになっていますが、実際に木枠を立ててみたらなんだかアンバランス。なんだか楽しくない。歩きたくなるようなワクワク感がない。そこで、職人さんと話をして、短い距離の中でなんとか優しいS字カーブを描いてもらった。

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うん、こっちの方が何倍もいいよね。
皆で納得いく仕事をする。妥協はしない。
これが大事なんです。

当たり前の事だけど、現場の職人さんの求めるものが高くないと、仕事には妥協が生まれてしまう。とくに土木工事には多い。意外にできていない事なんです。

この道も片側に防竹シートを埋めて完成。


さて、最後にステージから左に延びる道をつくる。
約8㍍程の道。

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この道で一番大事なのは、切り株を近くで楽しめるようにすること。
緩やかなS時カーブを描き、切り株の横を通って、既存の道にできるだけ垂直に繋げる。
斜面が片斜面になっていて、切り株に近づけすぎると斜度が急すぎて歩きにくくなる。
切り株を楽しみながら、歩き易い道筋はここしかなかった。

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道に木枠を立て、防竹シートを埋めたら完成。

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雑木の丘の庭を楽しむ道の完成。

庭に道をつけると、お客さんが庭と触れ合える距離がグッと縮まるだけでなくて、僕たちの庭のメンテナンスも楽になる。

今回は道と枕木のステージで雑木の丘の庭を4つの区画に分割した。
それぞれの区画毎の日照や木漏れ日、土の乾き具合などに合わせて最適な植栽ができる。
広〜い庭をメンテナンスすると、さて今日はいったいどこから手をつけたら良いやらと迷ったり、やることがありすぎて、時間的なプレッシャーに押しつぶされそうにもなる。でも、道をつけて庭の管理範囲をきっちりと区切れば、手入れする範囲が小さく区切られるから、作業の量や、時間的なプレッシャーが軽減されるし、作業のスケジュールも立て易くなる。

庭を楽しみ、目をかけながら育てていくには “ 道 ” は欠かせない。

もっと庭と触れ合いたいと思ったら、まずは庭に近づき、歩き回れる道を考えてみてください。

周回できなくたっていい。
例えばシンボルツリーまで真っすぐに歩く道だけでも良い。

薮を掻き分けることなく、一歩でも庭に近づくことができるようになれば、庭との関わり方が変わってきますよ。


雑木の丘を抜ける道。

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今まで薮に埋もれていた “ 切り株 ” ともこんなに仲良くなれます。

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ほら、子供達がステージに向かって駆けてくる姿が、みえてきませんか?
by eilakuyagarden | 2012-10-07 20:44 | 里山林の庭 | Comments(0)


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