草刈り指南
太陽、青空、ニセアカシヤ。久しぶり!

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気持ちいいお天気。絶好の草刈り日和。

そうなんです。草の背丈は日に日に高くなり、庭畑は草に埋もれた状態。

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草丈がまだまだ低かった時に奇麗にエッジをカットしたボーダー花壇。

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ここだけが草に埋もれていないのがなんだかホッとします。


さて、そろそろパパッと草刈りでもしましょうか。

こういう広い範囲の草を刈る時はエンジンつきの刈払機が便利。
刈払機には通常鉄製の円形の刃(チップソー)を付けますが、草を刈るくらいならナイロン製の硬いヒモを取り付けてそのヒモで草を叩ききるというナイロンカッターの方が便利です。チップソーよりも安全で、細かい場所まで刈り込めるし、短くなっても新しいコードが出て来る(いろんな仕様の物がありますが、僕の使っているのは回転部分の底を地面で叩くと新しいヒモが出てきます)ので切れ味が変わりません。安全のため、必ず防具(顔を守る面や足や身体に飛んでくる石などの防護用具)をつけて作業してください。こんな事で怪我してはつまらないですからね。

さて、では草の刈り方です。

草刈りの時、刈った草はどうしますか?
刈ってから集めて捨てますか? 僕はそのまま刈った場所に敷いたままにします。

理由は2つ。
刈った草は緑肥として土に還っていただくため(マルチング的な効果も期待)。
草を集めて捨てる工程を無くし作業を楽にするためです。

でもその為には、刈り方にもちょっと工夫が必要です。
今日はその刈り方を指南します。

草丈の高くなったこの時期の草。こんな感じですね。

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この草。どこで刈りますか?
ここですか。

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でも、株元で一気に刈ってしまうと、刈った草はこんな感じに地面に倒れます。

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これをこの場に放置したら、乾燥して腐って細かく分解されるのには時間がかかります。早く土に帰すには、細かく切る。これしかありません。

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だから、草丈の高い草は上から切りはじめ、刈払機を左右に動かし、細かく切りながら下まで切ります。この草なら3分割くらいでもいいかな。

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細かく切った草はこんな感じで地面にばら撒かれます。
これを繰り返すだけです。簡単でしょ。

草の分割数は刈払機を何回の往復させて下まで刈るかによって決まります。手間をかければ細かくなるけど時間がかかります。でも、この手間を惜しまないのが、今回の草刈りのポイントです。仕上がりの違いをみれば実践したくなりますよ。


さて、ではこんな草の生い茂った場所で実践してみましょう。

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まず刈払機を左右に振って刈れる範囲の草を頭から短くしていきます。
2往復くらいした後の様子がこんな感じ。

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最後に仕上げで、短くなるように刈り込みます。

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手前が仕上げた場所。奥が仕上げ前の刈り込み長さ。

こうやって刈払機を何往復もさせて徐々に短くなるように刈り込んでいきます。
細かく刈った草の状態はこんな感じです。

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奇麗でしょ。なんだか食べたくなりませんか(いや、ならないですね....)。

ちなみに、従来の方法で敢えて最初から株元を刈ってみた後の様子がこれ。

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仕上がりの違いは歴然ですね。
長く刈った草はこのままの姿で茶色く枯れるけど、なかなか分解されないので、長い時間この場所にそのままの姿で残ります。

でも短く刈ると、晴天の日が続けばあっという間に乾き、枯れ、分解されます。
それに、刈ったあとの様子も細かく刈った方が奇麗です。
遠くから見るとまるで芝庭みたいです。

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では、草刈り作業の Before & After。

【作業前】
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【作業後】
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どうです。芝庭みたいに見えませんか。
刈った草はこのまま枯れてミミズや微生物の餌となり、土に還っていきます。
刈った草を集めて捨てるといった辛い作業も必要ありません。

草の刈り方を工夫すれば刈ったままでも見栄えよく、ゴミになる草もお庭の栄養となるんです。そろそろ草刈り作業しなきゃって思っていたら、ぜひ実践してみてくださいね。

あっそうだ、刈った草をそのままにする理由。もう一つありました。
草を刈ったあとの草の青臭い香りがなんだか懐かしくて好きだから。

あの匂い。なんだかとても暖かい気持ちになれるんですよね〜。
by eilakuyagarden | 2011-05-31 19:05 | 永楽屋ガーデン | Comments(2)
Commented by wazawazapan at 2011-05-31 21:06
見えます、見えます!!
やってみます。ありがとうございます!!!(大興奮)
Commented by eilakuyagarden at 2011-05-31 21:45
wazawazapanさん
芝生に見えたようですね。良かったです。
あくまで草刈りなんで、また生えてくるけど、種ができる前に刈れば一年草の草なら少しずつ数は減るかもしれません。タンポポやアザミなどの根深い宿根草なんかは、大きなスコップで根ごと掘り起こし土をほぐしながら抜くと抜き易いですよ。こうする事でその周辺の土はほぐされますしね。その際は、今年はこの範囲と抜く場所を無理の無い範囲で決めましょう。タンポポなどの蔓延る野草と戦っても、負け負けなんで。無理なくいきましょう。

上手くできるようになると、草刈りや雑草とりは楽しくなりますよ。


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