黄モッコウ 満開
岐阜の庭では “ モッコウバラ ” が見頃となった。

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八重咲き、黄花の “ 黄モッコウ ”。

7〜8m程になったサイプレス(イトスギ、西洋ヒノキとも言う)の頂部から、黄色い花がまるで滝のように降り注いできます。

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この場所に植えて9年。最初は樹高30㎝くらいの行灯仕立てになった苗木でした。
最初の2〜3年は木柵に絡めるのがやっとな感じでした。
でも、根をしっかり張ったらその生長は凄まじく、あっという間にサイプレスとハクモクレンの木を登っていき、今やその木を覆い尽くすほどに生長しました。

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本当に見事です。

モッコウバラは中国原産。バラと言っても棘はなく、病害虫もほとんどありません。
性質も強く、生育も旺盛。育てやすいバラです。
ただ、その旺盛すぎる生長に、時々困っている方もみえます。

モッコウバラの枝の長さは地におろし、根づけば軽く10mを越えます。
一本の枝から更にあちこちに小枝を伸ばし、高い木をもどんどん登っていきます。
花付きを良くしようと思えば毎年花のついた部分を枝の付け根まで辿っていき、新しく枝を伸ばした部分まで切り戻します(大株になれば放任してもそれなりに花をつけてくれますが、小さいうちは毎年剪定した方が綺麗だし、生育も良好です)。
数年おきに太い枝の更新も必要で、太くて古い枝をバッサリ切って、若い元気な枝に世代交代させます。太い枝からは四方八方に小枝が伸びていて、登っていった木の枝の中を複雑に絡みまくっていますから、高木を登っていると剪定もなかなか大変な作業になります。でも大きな剪定は数年に一回だし、棘もないから一日あればなんとかなります。

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モッコウバラが十分に羽根を伸ばせる空間があれば良いのですが、狭い庭だとちょっと持て余してしまいます。狭い庭でモッコウバラを楽しむなら、地におろさず鉢植えでオベリスクに絡めるなどして楽しむ方が無難でしょう。

岐阜の庭には30㎝角の四角い鉢に植えられたモッコウバラも有りますが、これは鉢の大きさなりにしか育ちません。この方が管理が楽でお薦めです。

垂れ下がる満開のモッコウバラの下をくぐるとほのかに良い香りがします。

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「白モッコウバラは良く香るけど、黄モッコウは香らない」と言われていますが、黄モッコウバラも以外に良い香りがするんですよ。だって “木”に“香”で “ 木香バラ ” なんですから。香らなきゃ寂しいじゃないですか。

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モッコウバラが満開になると、岐阜の庭の花暦をめくるリズムが加速し、草花は次々に満開になります。次はフレンチラベンダーが満開になりそうです。
でも、黄モッコウバラの香りは本当に優しいから、ラベンダーが咲き始めたら負けちゃうなぁ。

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でもそれはもう少し先のこと。
今は降りそそぐ “ 黄モッコウバラ ” の花と香りを楽しむとしましょう。
by eilakuyagarden | 2011-05-06 21:52 | 岐阜の庭 | Comments(3)
Commented by wazawazapan at 2011-05-07 07:33
おはようございます!
バラはあまり…なのですが、このモッコウバラだけは大好きです。
たわわですねぇ~。きれいですねぇ、うっとり。
うちのフェンスにも這わせてみたいと毎年苗を探しますが、
なかなかタイミングが合わず植えずじまいです。
今年ももう遅いですね、きっと。また来年の出会いを待って
いつか植えたいと思います。というかあの土地で育つんでしょうか?(汗)
Commented by eilakuyagarden at 2011-05-07 23:10
wazawazapanさん、こんばんわ。
モッコウバラはこのぐらい大きく育って、木登り、フェンスを覆い、自由奔放に育ててあげるとその美しさは格別です。こうなるまで何年もかかりますが、時間をかけるだけの価値はあります。今年の岐阜の庭の黄モッコウは格別綺麗に花を咲かせてくれました。

モッコウバラの耐寒性はそこそこ。時々気温がマイナス5℃なら問題無く耐えれますが、数週間にわたってマイナス5℃以下の気温が続き寒風が吹く御牧原や軽井沢ではちょっと厳しいかもしれません。常緑の植物ですが、軽井沢などでは毎年株元まで枯れてしまうかもしれません。僕自身が軽井沢でモッコウバラを育てた経験がないし、植えられているのも、綺麗に咲いているのもみたこともので...。今年ちょっと試してみますね。
Commented by wazawazapan at 2011-05-09 06:48
丁寧にありがとうございます。
冬場はマイナス5度はかるく超えていきますもんね。
難しいかもしれませんね。昨日コメリでモッコウバラの苗を
見つけました。コメリはダメだという声がどこからか聞こえ(笑)
やめておきましたが、うちももうちょっと他の木が育ってから
試してみたいと思います。ありがとうございました。


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