河川の堤というのは、大雨による洪水被害を防ぐため、
コンクリート護岸にどんどん変わってしまう。 それまで護岸を守ってきた木々や草花は無残に伐採され、 コンクリートと野芝で覆われた、殺風景な堤に変わる。 でも、「桜便り1&2」で紹介した、百十浪桜が植えられた新境川の護岸は違う。 最低限度の護岸工事により、桜の根がしっかりと成長できる堤になっている。 立派に育った桜の根と堤に生い茂った草花が、 しっかりと護岸の土を掴み、堤を補強してくれている。 そんな緑の堤で、とても気になるのが、沢山の春咲き球根達だ。 多分、余った球根なんかを、ご近所さんが堤に植えたのが始まりなんだと思う。 こぼれ種が堤の斜面を転がって、あちこちに広がった球根達。 綺麗に並んで植えられた球根達とは違い、 無造作に、自然に増えた球根はとてもナチュラルで良い感じ。 雑草が大きく成長する前の堤を綺麗に演出しています。 スイセン、ムスカリ、ヒアシンスなどなど。 どの球根も、公園のガーデンスペースやプランターなどで綺麗に整列させられたのとは違い、自然な姿がとても素敵だけど、僕のお気に入りは “スノーフレーク” 。 “スノーフレーク” はスノードロップと同じヒガンバナ科の多年草。 秋植えの球根植物。 よく “スズランスイセン”などとも呼ばれますが、 たしかに、大きさはスイセンと同じだし、花の形はまるでスズランのようだから、 その異称も納得できますよね。 スノーフレークとは「雪の塊」や「雪の結晶の模様」を指す言葉ですが、 まさに春に咲いた「雪の花」です。 花弁の縁。緑の紅をさしたような可愛いい模様が特徴。 下からお顔を拝見すれば、綺麗な橙色のしべがとっても魅力的です。 春咲き球根がいきいきと育った「桜の堤」。 球根の植え方のお手本のような景色です。
by eilakuyagarden
| 2010-04-03 22:28
| 息抜き
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