良く晴れた翌日の朝。
キーンと冷え込んだ庭畑の地面は、一面の霜柱にザクザクと音をたてる。 小学生の頃の冬の朝は、実家の岐阜でもグンと冷え込んだものだ(今では霜柱ができる日は数える程だが)。 寒い冬の朝には、学校に行く前のお決まりの行事があった。 弟と競争して畑の納屋まで走り、ワラを片手に2束ずつ持ってきて、 家の庭先で“たき火”をした。 稲ワラのやさしい炎で軍手を暖めてから手にはめ、体を温めてから学校に出かけた。 おかげで朝から体は煙臭かった。 お宮さんに集まり、住んでいる地区ごとに一班から三班に分れる。各班ごとに2列に並び行儀良く集団登校。 先頭を歩くのは、交通安全の旗を持った六年生の班長。列を崩せば、班長に旗の柄で叩かれるのがとても怖かった。 それでも、冬の通学路の脇にできた霜柱を見つけると、班長の目を盗んでは列を抜け出し、霜柱をザクザク踏んで歩いていた。 とっても楽しかった。 あの感触は今でも覚えている。 朝一の庭畑、久しぶりの霜柱に心が踊り、童心にかえってザクザク踏んでみた。 懐かしい感触。やっぱり楽しい。 忘れられない霜柱の思い出。 懐かしい冬の記憶。
by eilakuyagarden
| 2008-12-20 22:26
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